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第百十七話 曲者 ☆
                   第百十七話  曲者
 その謎の攻撃を見たロシア。何処からか槍を取り出してきました。その槍で天井のあるポイントを突き刺すのでした。
「そこかっ、えいやっ!」
「ちょっと待て!」
 ドイツはそのロシアに突っ込みを入れます。その槍で天井は見事破壊されています。
「人の家の天井に何するんだ御前は!」
 ところがその壊れたところから。何と黒装束の日本が出て来ました。壁と一緒に見事に落下です。
「あっ・・・・・・!」
「うわあああーーーーーーーっ!」
「ラトビアアアアァァァァーーーーーーーッ!」
 しかもラトビアの上に落下してリトアニアとエストニアの絶叫が。何と不幸なラトビア。
「やあ日本君こんにちは」
 ロシアは日本が出て来ても全然平気な様子です。
「奇遇だね」
「ああどうも」
 日本もラトビアと彼を気遣う二人をスルーしてロシアに言葉を返します。
「奇遇ですね」
「ラトビア、ラトビアーーーーーッ!」
「で、何やっているんだ御前は」
「この人は放っておいたら何するか」
 ドイツに言い返します。
「ですから若しもの時に備えての監視です!」
「監視!?」
「そうです、監視です!」
 それが日本の反論でした。
「とりあえず私のことは置物か何かだと思って続けて下さい」
「置物なら試し撃ちしてもいいよね?」
 居座る日本とにこにこした顔でピストルを取り出すロシア。いい加減ドイツは頭痛を感じてきました。


第百十七話   完


                2008・4・14
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