第千百九話 イギリスの耳
第千百九話 イギリスの耳
次はイギリスが着ける番です。その彼の場合は。
「俺の家って猫の種類多いんだけれどな」
「ああ、そういえばそうだな」
フランスは彼の今の言葉に突っ込みを入れました。
「御前猫色々な種類飼ってるからな」
「犬もだけれどな。だから何を着ければいいんだ?」
イギリスはそのことに悩んでいました。まず着けることが前提になっています。
「それでよ」
「何でもいいんじゃねえのか?」
フランスはこのことには特にこれといってアドバイスをしませんでした。
「何でもな」
「そうか。じゃあこれな」
こう言って着けたのは普通の猫耳でした。本当に普通のです。
ただし色は彼の髪の色と同じです。それで違和感は全くありません。
「これでどうだよ」
「何か可愛いっていうよりまんま猫人間だな」
その姿を見たフランスの感想です。
「それで肉球着けたらそのままだな」
「そうか。そんな感じか」
「それより御前の国にそんな二本足で歩く猫結構いるだろ」
フランスもこのことは知っていました。見たこともあるからです。
「あんな感じだな」
「そんなものか」
イギリスはこんな感じでした。妖精みたいでありました。
第千百九話 完
2009・12・14
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