第百二話 シェスタ ☆
第百二話 シェスタ
遂にロシアがドイツに来るその日になりました。話を聞いたイタリアはとりあえずロシアがどんな奴か覗いておくことにしました。
「悪いが今日は遊んでやれないからな」
ドイツからこう言われていますが気にしていません。偵察開始です。
「怖い人だったら真っ先に逃げよう」
それと一緒にこうも考えています。この辺りがイタリアです。なおこれで今まで戦ってきました。ドイツに言わせると違うのですが彼もまた戦っているのであります。
「すいませーーーーん」
ここで低い声域ですが大きな声が聞こえてきました。
「ソビエトからの者ですがーーーーー」
「おっ、来たな」
今の声を聞いて顔を出します。
「どんな奴かな。実はロシアって話に聞いているだけなんだよね」
しかもその聞いた話をかなり忘れています。こうしたところも本当にイタリアです。とりあえずでかい人の後ろで困った顔をしている人が見えてついでに時計塔も。そこにある時間は。
「えっ、もう三時じゃないか!」
イタリアは時計の時間を見てびっくりです。それですぐに服を脱いで毛布の中にくるまって。
シェスタに入りました。何時でも何処でもシェスタはする。それが彼なのでした。イタリアはイタリアらしく、それを見事に貫いていると言えます。言い換えればポリシーがないのがポリシーだとも。実にイタリアであります。
第百二話 完
2008・3・8
小説・詩ランキング
○●へ多利あランク●○
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。