学園_測定
「勝者、レクライ・マクエント!!」
「「「「「お~お!!」」」」
室内に歓声が響き渡った。
「うわぁ」
「すごい…」
「すげぇ!!」
私達は体力測定を受けた。
体力測定は握力、幅跳び、持久走などだった。
結果は・・・
ミナ・・・総合 学年2位
レク・・・総合 学年1位
だった。
まぁ、この結果は当たり前といえば当たり前といえる。
魔法というのは本来魔力のほかにも精神力や体力も使う。
普通の魔法使いは魔法の程度が低いのであまりたくさん体力は使わない。だが、ミナとレクの魔法は程度が高くたくさんの体力を使う。つまり、魔法の密度の違いだ。
また、ミナとレクは、普通の魔法使いよりも魔力の量があり自然に抑え気味に使わないといけないというのもある。魔力を抑え気味に使うというのは、抑えた分自分の体力を削ってしまうものなのだ
その他にもアリィの特訓の成果だとか、ミナとレクが元々運動神経が馬鹿みたいに良かったとかいろいろと要因はある。
そしてさっき、極ありきたりな感動の言葉を言ったのは、昨日、レクが見た中で強いと思った3人だ。
一人はメガネをかけたおとなしそうな男の子、もう一人がショートの髪が良く似合う男前って感じの女の子、そして最後にキザオ君。
この三人の学年総合結果はショートの子が17位、メガネの子が39位、最後にキザオ君が136位。ちなみに今年の一年生は362人だった。
この時もキザオ君は「こんな所で本気を出すなんて、恥ずかしいまねしないさ」とか言っていたのでレクが「こういう所である程度やっておかないと過小評価されてしまうよ」なんて忠告?していた。
キザオ君は体力測定のとき結構本気でやってきていたので負け惜しみを言っていただけなんだけど言い方がいちいち鬱陶しい。
そして、私達は今魔法測定をする場所にいた。
魔法測定は大演習場で行われる。
魔法測定は魔法科も他の科も行われる。だけど、測定の後に魔法科だけ試合が行われる。
これは、勝者に挑戦者が挑み、次に勝った者が次の挑戦者と戦う。そうして最後まで残った人が学園一位とうわけだ。
今、Aブロックで戦っている人たちは均衡していた。だがわずかに左の人のほうが技術があり勝った。そして、次に挑戦した者はクゥ兄だった。
隣から話が聞こえてきた。曰く、クゥ兄は昨年の№1だそうだ。
勝負は一瞬だった。ドゴンッと大きな音が聞こえたかと思うとあたり一面砂煙に覆われた。晴れたと思ってフィールド内を見ると悠然とたたずむクゥ兄と抉られた土の中央にさっきの勝者今の敗者が倒れていた。これを見て怯えた人たちはクゥ兄よりも下位も人の所に挑戦しにいった。
そして残ったのがミナとレク、キザオ君はもちろん、ショートの子もメガネの子も下の位の人の所に挑戦しに行った。
クゥ兄は私達を見るとびっくりした様になったけど、次の瞬間には嬉しそうに微笑んで言った。
「ひさしぶり。ミナ、レク」
大衆の視線が私達に集まった。
入学式の日に笑っただけで大騒ぎになったのに、今度は名指しで、しかも、久しぶりと笑顔で言ったのだ。自然と大衆はこの人物は何者なのだろうと思うだろう。
ここにはほぼ全校生徒と講師が揃っているからそれはもう大勢の視線にさらされた。
「おひさしぶりです。クゥ兄」
「久しぶりです。クゥ兄様」
私達はそれぞれ挨拶を返した。敬意と親しみを込めて。
周囲は私達の愛称+兄発言にざわめいた。
王太子直々に御挨拶頂いただけでも凄いのに、普通に挨拶を返し、あまつさえ王太子を兄とよんだのだから。
「君達がこの学園に入ってきたのは知ってた、きてくれて嬉しいよ。
これでまた一緒にいられるんだから」
「僕達はクゥ兄がこの学園に入ってたなんて知らなかったよ。
僕達が屋敷でただただ君からの手紙を待っている間、君は学園で楽しく過ごしていたなんてね」
「そうだね。
私達が屋敷で、ひたすらつまらない家庭教師の授業を受けている間、クゥ兄はお友達と楽しく授業って、酷いよね。私は誰かさんのせいでなぜか、お披露目会でしか公の場に出れなくて友達作れないって言うのに・・・」
「お、おい。ミナ、泣かないで?レク、お前ミナに伝えてないのか?ミオ叔母様達も?」
「当たり前でしょう?そういうことは自分で言う事です」
「もう、何ごちゃごちゃ言ってるの?
私は怒ってるんだからね?
っていうわけで、私達の怒り受けなさい?」
ミナとレクは自分達は双子だとか意味不明なことを言って、
ミナ&レクVSクゥというカードが組まれた。
まぁ、二人のキラキラ光線とクゥのかまわないの一言で実現したことだが。
ミナはすでに基本の全属性が使えたのだが1年生でそれはまずいということで一番とくいな雷(発生)を使うことにした。レクは水と風が使えたのだがこれも得意の水を使うことにした。
先手を打ったのはクゥだった。
クゥは先程使った技で地面を陥没させた。ミナとレクはこれを後ろに跳んで避け、レクが水の蛇を作り出し空に向けて放った、次にミナが雷を地面に伝わせてクゥの足元に雷柱を立てた。それを避けようとクゥは雷柱の反対側に跳んだが、そこにはクゥ自らが開けたクレーター、そしてその中には水溜り程度の量の水(レクが初めに放った水の蛇の水)クゥが水にはまると同時にミナは雷を落とした。
あたりは静まり返った。そして大きな歓声が湧き上がった。
クゥは意識があった、雷といっても微量の電気を流しただけなので体の自由を少しの間奪うくらいし
か出来ないからだ。
少ししてクゥが動けるようになると、ミナとレクはクゥを助け起こした。
すると遠くから一団が歩いてきた。
だんだんと近づいてくるとその一団が生徒会であることがわかった。
長い間書けずにいてすいません。
やっと書けた・・・。これ一回失敗して全部消えちゃって虚しい気持ちになりながらいろいろ割愛して書きました。まじで泣きそうです。
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