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フェチ性人格障害
作:かずん。



第9章 弓子2



弓子はバイトで疲れた体をベットに横たえた。

こんな時にあれがあったら・・
そうは思うが警察に捕まった時の恐怖を思うと、外に出て集めることもできない。
坂田先生に言われたようにこれは人格の障害なのか?悩んでも結論はでない。

治療法があるならそうしてほしい。
この乾いた心を癒す方法を見つけたい。

何度かそう思ったが、精液以外に乾きを潤す方法が見つけられなかった。
暇つぶしにあきらにメールをいれてみても返信はない。

もとよりあきらからの返信など一度もなかった。
メールはあきらが用事があるときにだけ来るだけで、こっちが用事があってもその返信を
期待しても無駄なことだ。

マンションの室内で買い置きのカップラーメンを食べてテレビを見ていた。

番組ではお笑い芸人がコントのようなものをやっていたが面白いとあまり思ったことはない。
ただこの部屋ではテレビをかけているだけで、弓子の心に語りかけてくるものはなかった。

やはり私は人とずれているの?
だからこんなテレビ番組でも面白いと思えないの?

きっとこんなくだらないコントでも大笑いして笑える人生なら悩みもないわよね・・きっと。

そう思いながらテレビのスイッチを切った。


吸いかけのタバコが最後の一本だと知ると、近くのコンビニまで行く気になった。
お腹がすいても我慢して買いにいかないくせに、タバコとなると話しは違う。

弓子は近くのコンビニまで行くことにした。

コンビニでタバコを買おうとレジに行った時にレジ横においてあるフリーのアルバイト情報を見つけて一冊手にとった。

それをタバコと一緒に手にもった。

お兄さん!これって無料?

はい、それは無料ですから持って行っていいですよ。

ありがとー。

明るく返事をした弓子はその情報誌をもって家に帰った。

何度かパラパラめくっているといろいろなアルバイトがあることがわかって新鮮だった。
家政婦、キャバクラ、事務・・・

今のビデオ店の仕事は難しいわけじゃないし慣れてるし楽なんだけどなんか飽きたのかなぁ〜。

そう思いながら求人を見ていて、ハッと我にかえった。

これだ!

求人広告に載っていたラブホの清掃の仕事。

《ラブホテル ラブラブ 清掃バイト募集》
夜間6時から8時間か、深夜12時から朝8時まで・・
時給1500円急募
年齢不問 未経験者可

これなら合法的にいや、みつからずに精液入りコンドームを集めることができる。

心は躍った。













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