1話
私は同性愛者だ。
男女問わず本当はホモセクシャルと言うらしい。
私が同性愛者である事を周りは知らない。
知った所で理解は出来ない部分がある。
人間なんてそういうものだ。
Three days before.
私は母に、同性愛を告げた。
答えは「拒否」だ。
親子だから分かり合えるはず、そう思うのは見当違いだって事に
私はその時気がついた。
Three days before.
そこから私は実家に連絡を取るのをやめた。
私は世の中ではレズビアンと呼ばれるらしい。
今日姉から電話が来た。
「もしもし?香織?、あんたレズなの。母さんから聞いたよ。」
「へぇ。それで何か用事?」
「ヘェじゃないわよ。明日あたしの友達と合コンあるから、来なさいよ。
男の方がイイに決まってるでしょ。なんで女性なのよ、
そんな嘘言ってないでねぇ香織、きいて」
ピ
私は電話を切った。
周りの反応は2つ
1つは認める。
そして2つ目は
拒否だ。
私の家族は拒否に該当するって事。
わかっているつもりだった、でも家族だからって思った。
思ったから言ったはずなんだけど、私は正直落ち込んでいる。
世の中ってそういうものって分かったようで
私は甘えていたのかもしれない。
友人へのカミングアウトはやめている。
カミングアウトした所で
普通の人は、同性愛者だからと言う理由で多くの事を断るからだ。
『一緒にとまりに行きたくないだって
私の事襲いたいんでしょ?』
そういわれたことがあった。
答えはNO。
別にあんたなんか襲った所で、何にもならないじゃない。
あんたはすきでもない男友達に襲い掛かるのか?
そう聞きなおしたかった。
世の中の風当たりは結構冷たい。
それをカミングアウトすると
1つはいやらしい目で見てきたり、
SEXの方法を聞かれたりする。
2つは毛嫌い。
3つ目は同情。
そういう目が面倒だと今更ながら思う。
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