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黒い真実
作:紅佐洲仮



第5話


警視庁…捜査一課。今は刑事達は事件の捜査に行っていて、部屋には数人しか居ない。佐藤刑事が椅子に座って、報告書を書いていた。その時、電話が鳴って佐藤は受話器を取り電話に出た。
「はい、捜査一課…。」
佐藤はそう言って電話に出た。
[あ、佐藤刑事。]
電話の相手は、コナンだった。
「あら、コナン君じゃない。どうしたの?また、何か事件?」
佐藤がコナンに尋ねた。
[事件じゃないよ。佐藤刑事にちょっと聞きたい事があるんだ。]
「聞きたい事って、どんな事?」
佐藤がコナンに尋ねた。
[この前起こった鳥矢町の事件と米花サンプラザホテルで起こった事件の被害者の事を詳しく教えてほしいんだ。]
「どうして?やっぱり何か事件?」
佐藤は、コナンに事件なのか尋ねた。
[本当に事件じゃないよ。その事件で亡くなった人が知り合いかもしれないから教えてほしいんだ。]
「分かったわ。」
佐藤はそう言い、手帳を開いた。
「先ずは、鳥矢町の事件からね。被害者は山瀬晃明さん、53歳よ。」
佐藤は、コナンに情報を伝えた。
[ねぇ、佐藤刑事。山瀬晃明さんと米花サンプラザホテルで亡くなった尾野川英孝さんに共通点とかなかった?]
コナンは、佐藤に尋ねた。
「共通点…?」
[うん。その二人に何か共通点とかなかった?]
「そうね……。出身地も違うし、住んで居る場所も違ってたし……、共通点なんてあったかしら?」
佐藤が考えながら言った。
「…そういえばその二人、同じ大学に通ってたわ。」
佐藤が思い出しながら言った。
[同じ大学って、何処の大学?]
「帝都大学よ。」
佐藤は、コナンに伝えた。
[教えてくれてありがとう佐藤刑事。]
コナンはそう言い、電話を切った。
「何を知りたかったのかなコナン君は…。」
電話が切れた受話器を元に戻しながら佐藤は言った。
「佐藤さん、書き終わりました。」
高木が報告書を持ちながら佐藤に近付いて来た。
「じゃあ、報告書は私から警部に渡しておくわ。」
佐藤は、近付いて来た高木にそう言った。
「分かりました…。そういえばさっき、誰と電話してたんですか?」
高木は、佐藤に報告書を渡しながら尋ねた。
「コナン君よ。聞きたい事があったから教えただけよ。」
「聞きたい事って、事件の事ですか?」
「ええ…。鳥矢町で起こった事件と米花サンプラザホテルで起こった事件の被害者が知り合いかもしれないから教えてほしいって…。」
佐藤は、電話の内容を高木に伝えた。
「へぇー、そうなんですか。」
高木は、素っ気なく言った。
「私は報告書を警部に出して来るわね。」
佐藤はそう言い、目暮が居る場所に向かって行った。
「(…あの人、やっぱり喋ったのか…。一応、ボスに伝えておいた方がいいな。)」
高木は、表情を変えずに言った。












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