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黒い真実
作:紅佐洲仮



第4話


「しかし…近づいたと言っても、分かったのは黒ずくめの奴等の目的とそのボスが日本の警察内部の人間と言う事と、哀君の父親の宮野厚司の事を知ってるだけじゃないのかね?」
博士が疑問に思いながらコナンに尋ねた。
「ああ…。」
コナンが素っ気なく答えた。
「それじゃったら、何も分からないんじゃないのかね?」
博士は、さらにコナンに尋ねた。
「そうでもないぜ、博士。この手紙には奴等のボスは宮野厚司の事を昔から知ってたって書いてあるぜ。って事は宮野厚司の事を20年ぐらい前から知ってた可能性が高い。」
「どうして20年前なの?」
奈月が疑問に思いコナンに尋ねた。
「覚えてるか?ジョディ先生が宮野厚司が写っている古い写真を持って来た事があっただろ。」
コナンが奈月の方を見て言った。
「ええ…。確か、宮野厚司と宮野厚司の奥さんと山瀬晃明と尾野川英孝ともう一人誰かが写ってた写真よね。」
奈月が思い出しながら言った。
「ああ…。その写真には鳥取の研究施設が写ってた…、20年前に閉鎖された研究施設がな。」
「じゃが…、その写真が何か関係があるのかね?」
博士がコナンに尋ねた。
「その写真に写っている山瀬晃明さんと尾野川英孝さんは警察で身元が確認されてるから、警察はその人の経歴や出身地や学校等を調べてる筈だ。だったら、警察に電話して聞いてみたら何か解るかもしれないぜ。」
コナンが笑顔で言った。
「しかし、警察の中に奴等のボスが居るんじゃないのかね?」
博士が不安そうに尋ねた。
「ああ…。もし、奴等のボスにばれたら…奴等のボスは東京に居て、警視庁の内部の人間って事が分かって奴等に一歩近付くだけだ。」
コナンが不安そうな博士に言った。
「とにかく、電話してみようぜ…警視庁にな。」
コナンが奈月と博士にそう言った。












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