第2話
それから3日が経った。コナンは、博士の家に来ていた。
「そう…、赤井さんが行方不明に…。」
奈月がソファーに座って雑誌を読みながら言った。
「もう、1週間も行方不明みたいだ。」
コナンは、コーヒーを一口飲みながら言った。
「FBIでは、倉庫の爆発に巻き込まれて亡くなったと思っているみたいだ。」
コナンが真剣な顔をして言った。
「倉庫の爆発って、杯戸シティホールの爆発の時のかね?」
博士がソファーに座るコナンに尋ねた。
「ああ…。」
「それで、杯戸シティホールの爆発と倉庫の爆発…組織の仕業?」
奈月が雑誌を読みながらコナンに尋ねた。
「たぶんな。奴等の狙いは、赤井さんだった可能性が高い。」
「どうしてそう思うんじゃ?」
博士は疑問に思い、コナンに尋ねた。
「杯戸シティホールの爆発は、ホールを潰す程の爆弾の量じゃない。奴等なら、ホールを完全に潰すからな。だから、違う狙いがあると思ったんだ。」
コナンが博士の方を見て言った。
「なるほど…。じゃあ、奴等の狙いは倉庫という訳じゃな。」
納得した様に、博士は言った。
「名探偵の貴方は、赤井さんが生きてると思ってるの?」
奈月は、雑誌を見ながらコナンに尋ねた。
「ああ…。ジョディ先生もそう思ってるみたいだぜ。」
コナンがまた、一口コーヒーを飲んだ。
「そう…。ちょっと見てたいものがあるの。」
奈月は雑誌を閉じて、テーブルの上に雑誌を置いた。
「え?見せたいものって何だ?」
コナンは、コーヒーの入ったカップをテーブルに置いた。
「これよ…。」
奈月は、ポケットから手紙を出してコナンに渡した。
「手紙だな、これがどうしたんだ?」
手紙を渡されたコナンは、奈月に尋ねた。
「その手紙…、シルフィアからの手紙よ。」
奈月がさらりと言った。
「この前、小林先生から渡された手紙か?」
「ええ…、そうよ。」
奈月がそう言った。
「読んで良いのか?」
コナンは一応、奈月に確認した。
「読んで良いわよ。」
奈月は、コナンにそう言った。コナンは、奈月から渡された手紙を読み始めた。 |