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黒い真実
作:紅佐洲仮



第18話


米花総合病院にキッドが入院してから4日が経った。キッドは、手術してから3日後に目を覚ました。コナン、哀、奈月、博士は毎日の様にキッドの見舞いに来ていた。今日もキッドの見舞いに来ていた。
「よぉ、今日も見舞いに来てくれてありがとな。」
キッドは、コナン達が入って来たのを確認してから言った。
「どうやら、元気になったみたいだな。」
コナンはそう言い、キッドに近付いた。
「ああ…、お蔭さまで元気だぜ。」
「じゃあ、お前に話しておきたい事がある。」
コナンは、真剣な顔付きになった。
「先ず、お前を襲った奴等はある犯罪組織の人間だ。その犯罪組織のボスが警視庁に居て、お前に調べさせたその人が奴等のボスだ。」
「じゃあお前は、その犯罪組織を追ってるのか?」
キッドの表情も真剣になった。
「ああ…、ある理由でな。それと、お前にお願いがある。」
「なんだ、頼みって…?」
「俺や博士や灰原や阪井と相談して、お前をFBIに保護してもらう事に決めた。」
「どういう事だ、探偵君?」
「奴等はお前が生きている事が分かったら、必ず居場所を見つけて殺す筈だ。だから、その前にお前とお前の知り合いをFBIに保護してもらう。お前をこんな事に巻き込んで悪かったな。」
「へぇー、探偵君はFBIとも知り合いなんだ。結構、顔が広いな…。けど、その頼みは断る。」
キッドは、真剣な表情で言った。
「お前、分かってるのか?今回は助かったけど、次は死ねかもしれねぇんだぞ。」
コナンは、必死な声で言った。
「ああ…、分かってるさ。けど、身を隠してもいずれ正体はばれる。それなら身を隠さず、こっちから攻めるだけだ。だから、俺もその組織を追うぜ。お前と一緒にな…。」
「分かった。けど、無茶はするなよ。」
コナンは、諦めたように言った。
「ちょっと、良いの?」
哀が小声でコナンに尋ねた。
「あいつを巻き込んだのは俺達だからしょうがねぇよ。」
「探偵君、俺の知り合いはFBIに保護してくれ。」
キッドがコナンに頼んだ。
「分かった…。」
「それと、俺は怪盗キッドじゃなくて…黒羽快斗っていうんだ。」
「それが、お前の本当の名前か?」
「ああ…。」
快斗は、さらりと言った。
「俺は…工藤新一さ。こっちが阿笠博士で、灰原哀に阪井奈月だ。」
コナンは、快斗に博士や哀や奈月の事を紹介した。
「しかし、新一君にそっくりじゃ。最初、見た時はびっくりしたわい。」
博士が快斗を見ながら言った。
「じゃあ、また来るから安静にしてろよ。」
コナンはそう言い、病室から出て行った。哀、奈月、博士も病室から出て行った。












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