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黒い真実
作:紅佐洲仮



第11話


満月が空を照らす夜、とあるビルの屋上に一人の男が佇んでいる。その男は純白のマントを身につけ、純白のシルクハットを被り、モノクルを付けている。この男こそ世間を騒がしている月下の奇術師であり、天下の大泥棒…怪盗キッドである。宝石を盗んで、キッドはこのビルに立ち寄った。キッドの居るビルから少し離れた美術館には警視庁捜査二課の中森警部が率いる刑事が集まっていた。美術館はライトアップされ、警察のヘリが数台美術館の周りを飛んでいる。美術館の近くには、マスコミやキッドファンが沢山集まっている。キッドは、その様子をビルの屋上から不敵な笑みを浮かべてみていた。
「今回も楽勝だったな。」
キッドは、美術館の方を見ながら言った。
「こんな所で、見物か?怪盗キッド。」
キッドの背後には、いつの間にかコナンが居た。
「…これはこれは名探偵。最近、お姿を拝見してなかったので心配してたんですよ。」
キッドは、コナンの方を振り向いて言った。
「お前に構ってるほど暇じゃねぇんだよ。」
コナンは、手をポケットに入れながら言った。
「…残念です。それで、俺を捕まえるか?探偵君…。」
キッドは、不敵な笑みをコナンに見せながら言った。
「そのつもりだったが止めた。今のままじゃ、お前を捕まえる気になれねぇ…。」
コナンはそう言い、屋上のドアに向かって歩き出した。
「何かあったんですか?名探偵…。」
キッドは、疑問に思い尋ねた。
「お前には関係ない事だ。」
コナンはそう言い、屋上のドアに手をかけた。
「私は怪盗である前に、一人の人間です。悩んでいる人が居たらほっとけません。話だけでも聞かせてもらえませんか?名探偵が今、悩んでいる事を…。」
「分かったよ…。」
コナンはキッドに気付かれない様に溜息をついた。
「今から話す事は、誰にも言うなよ。」
コナンは、真剣な顔でキッドの方を見た。


こんにちは!

羽稚洲田です。

やっと…キッドを出す事が出来ました。
キッドは、必ず出そうとは思ってたんですが…何処で出そうか悩んでいました。
キッドは、これからも出そうと思います。

これからもよろしくお願いします。











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