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黒い真実
作:紅佐洲仮



第10話


ジョディに黒の組織のボスの事を話してから1週間が経った。コナンは、どうやって組織を追い詰めるか考えている。
「最近コナン君、良く考え込んでるよね。」
蘭が心配そうに言った。
「悩みぐらいあるんじゃないか。まぁ、ほっといたら元気になるだろ。」
小五郎がラジオで競馬を聞きながら言った。
「(コナン君、大丈夫かな…。)」
蘭は、心の中で心配しながら言った。コナンは、ソファーで座って漫画を読みながら考え込んでいる。
「(どうやって奴等を追い詰めるか…。奴等のボスは、警察内部の人間だから下手に動く事は出来ねぇ。)」
コナンは、腕を組みながら考えた。
「(おっちゃんの名前で調べたら、おっちゃんや蘭に危険が及ぶ。何とかして、その人が奴等のボスっていう証拠を見つけて、奴等を潰さないと灰原や阪井が安心して生活が出来ねぇ…。)」
「コナン君…?」
いつの間にか、蘭がコナンに近付いていた。
「なに、蘭姉ちゃん?」
コナンは漫画を机に置いて、蘭に尋ねた。
「悩んでいる事があったら相談してね。」
蘭が優しい笑顔でコナンに言った。
「うん…、分かったよ。」
コナンは、苦笑いをしながら言った。
「本当に相談してね。」
蘭はそう言い、事務所から出て行った。
「(心配かけない様にしないとな。)」
コナンは、心の中でそう思った。










「しかし、新一君は大丈夫かの?」
博士がパソコンをしながら言った。
「大人しくしてるつもりじゃないの。工藤君が自分でそう言ってたし…。」
哀がソファーに座って、雑誌を読みながら言った。
「それは、そうじゃが…。」
博士が心配そうな声で言った。
「大丈夫よ、博士。工藤君だって馬鹿じゃないわ。危険だって事ぐらい分かってる筈だし…。」
哀が表情を変えずに雑誌を読みながら言った。












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