ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
階段の怪異
 すべてはある日の学校帰り、ススムが立ち止まって、ほっと息をついた瞬間に始まったことでした。

 家の近所にちょっとした階段があり、山を切り開いた見晴らしのいい場所なのですが、なんとなく歩き疲れて、ススムはその真ん中あたりに腰かけてしまったのです。

 それが目に入ったのは、この瞬間のことでした。

 どういうことなのか、はじめはよくわかりませんでした。でもとうとう意味に気がつき、ススムはバネのように立ち上がって、ゼロ禅師の寺へむかって駆け出すことになったのです。

「どうしたんだね? ススム君」

 ススムのただならぬ様子に、ゼロ禅師はすぐに話しかけてきました。

 もちろんススムは説明を始めました。

 話を聞き終えるやいなや、ゼロ禅師も現場へ行く気になったのです。

 ススムが道案内をしたのですが、歩きながらゼロ禅師は質問を続けました。

「ススム君、念のためにもう一度きくのだが、その岩山は、階段の途中のある一段からだけしか見ることができないのだね?」

「そうだよ。歩き疲れて、僕はたまたま腰かけたんだ。そして気がついた。ものすごくびっくりしたよ」

「びっくりというのは、そうじゃろうな。本当にただその一段からだけ見えるのだね?」

「ひとつ上やひとつ下の段でも試してみたけど、だめだった。見えるのはその場所だけで、視線がほんの少し上や下にずれるだけで、もう見えなくなるんだよ」

「最近作られた階段なのかい?」

「2、3年前からあるかな? 学校へ行くのに僕は毎日通っているよ」

「それなのに、これまで誰も気がつかなかったのは不思議な気もするが」

「僕みたいに腰かけた人は、きっと一人もいなかったんだと思う」

「しかも階段のその一段だけだとはね。そこに腰かけると何が見えるのか、もう一度説明してくれるかい?」

「普通に歩くだけなら、右側にガスタンクが見えるだけだよ。古くて使われてなくて、さびて真っ赤になってる」

「ああ、あのガスタンクならわしも知っているよ。この町に何年も前からあるね。だが階段の途中に腰かけると、どうなるって?」

「そのガスタンクが、突然まったく別の物体に姿を変えるんだ」

「つまり岩山へと変わるというのだね。どんな岩山だと言ったかな?」

「ねえ禅師、そんな質問ばかりしないで、自分の目で見ればいいんじゃない? ほら、もうそこに階段が見えてきたよ」

 途中までは、本当になんでもないただの階段でしかありませんでした。

 ゼロ禅師はすぐに登り始めましたが、不意にススムを振り返ったのです。

「下から何段目じゃったかな?」

「22段目だよ」

「ではあと3つだな。3、2、1。ここかい?」

「うん」

 立ち止まり、二人がそろって顔を右に向けたのは、いうまでもありません。

 そこにはたしかにガスタンクがありました。鉄でできていて、ボールのように丸い形をした巨大な物体です。

「それでススム君、この段に腰かけると、その不思議な現象が起こるというのだね」

 次の瞬間、その場所に腰かけて、ゼロ禅師は「おお」と声を上げないではいられませんでした。風景の変化は、それほど劇的だったのです。

 ゼロ禅師の目に映っているのはもはやガスタンクではなく、ススムの言葉どおり岩山だったのです。

 黒っぽい石でできていて、頂上はナイフのようにとがっています。幻のように突然姿を現したわけですが、いくら目をこらしても本物の山としか思えません。

 ススムが口を開きました。

「ねえ禅師、どうしてこんなことになるんだろうね」

「いやはや、わしにもさっぱりわからんよ」

「あの岩山は本当に存在しているの? それとも幻なのかな」

「いやススム君、あの岩山よりも、むしろガスタンクのほうに重大な秘密が隠されているような気が、わしはするのじゃよ」

「どうして?」

「いや、よくわからん。とにかく寺へ帰って、さっそく調べてみることにしよう」

 翌日、学校がすむとススムはさっそくガスタンクの前へとやってきました。そして見上げたのです。

 でもあの階段とは違い、何もおかしなところはありませんでした。ただの古びた使われていないガスタンクです。

 敷地の入口には小さな門がありましたが、これも古びて壊れていることに気がつきました。ちょうつがいが外れて、大きく隙間が開いているのです。中に入り込むのは簡単なことでした。

 すぐそばまで行き、ススムはもう一度タンクを見上げたのですが、奇妙なことが起こったのは、その瞬間のことでした。

 風も吹いていないのに白い紙切れが一枚、不意にどこからか飛んできて、彼の顔に触れたのです。よくわからないまま、ススムは手に取りました。

 あまり見たことのない種類の紙で、長い間に風化したらしく、はしがボロボロに千切れています。でも奇妙なのは、その表面に書き付けられている文字でした。

 墨で書かれているのですが、漢字でも外国語でもなく、なんだか不思議な感じがするではありませんか。象形文字に似ているといえばいいかもしれません。

 しばらく眺めていたのですが、誰が書いたのか、どこから落ちてきたのか、さっぱりわかりませんでした。だからゼロ禅師に見せるつもりで、ススムはカバンの中に入れたのです。

 どうやらこのとき、魔力は破れかかっていたようです。ガスタンクの姿は、やはりただの幻だったに違いありません。

 目の前で突然始まった異変に、ススムは口をぽかんと開けて見入ることになりました。その変化はそれほど思いがけず、かつ奇妙だったのです。

 なんとススムの目の前で、ガスタンクの色がゆっくりと薄くなっていったではありませんか。

 自分の目で見ていることなのに、信じられないような気持ちがススムはしたものでした。ガスタンクは、まるで幽霊のように透き通り、消えていこうとしていたのです。

 そしてついに、ガスタンクの姿は完全に消えてしまいました。気がつくとその場所に立っているのがあの岩山だったのは、いうまでもありません。

 岩山は黒々と、階段から見たときと寸分変わらない姿でそびえていました。ススムはもう、何がどうなっているのやら見当もつかなかったのです。

 だけど、その黒い姿に何かひかれるものがあったのかもしれません。岩山へと向かって、ススムはふらふらと歩き始めました。

 ガスタンクと同じように岩山は大きく、斜面はきつく、ススムはすぐに汗をかき始めました。それでも登り続けたのです。

 振り返ると、よく知っている町の風景が目に入ります。だけど今も町の人々の目には、この岩山はただのガスタンクとしか見えていないのです。

 岩山を登り続け、やがて頂上までやってくることができました。そしてその意外なありさまに驚き、怖くなって、ススムはとっさに物陰に隠れたのです。

 頂上には誰かがいました。

 しかし人間ではありません。身長が30メートルもありそうな巨人だったのです。

 でもこの巨人は動くことができませんでした。頭だけを残して、その体がすっぽりと岩の中にうずまっているのです。まるで誰かの手で罰を与えられ、岩の内部に閉じ込められているかのような眺めではありませんか。

 しかし巨人は死んでいるのではありません。再び目覚め、活動を始めていたのです。

 かろうじて自由になる肩を動かし、自分を押さえつけている岩を巨人はなんとか壊そうとしていました。巨大な筋肉が動くたびに、ゴトンゴトンと岩同士のぶつかる音がススムの耳に届きます。

 息を殺したまま、そっと体の向きを変え、足音をおさえてススムが山を降りていったのは、いうまでもありません。

 ススムは、巨人のことをもちろんすぐにゼロ禅師に知らせました。ゼロ禅師は顔色を変え、ススムを残して、一人で岩山を偵察に出かけました。そして深刻そうな顔で帰ってきたのです。

「ススム君、巨人の右肩はもう岩の外に出ていたよ。岩から抜け出そうとやつは躍起になっておる。あの巨体では、あと数日しかかかるまいよ」

「どうするの? あいつが岩山から出てきたら、どうなるの?」

「きっと大変な悪さをすることだろうね。だから誰かがあの岩山に封じ込めたのさ。そして呪文をかけ、ガスタンクとしか見えないように幻で取り囲んでおいた」

「でもそれが、どうしてあの階段からだけは岩山に見えたの?」

「さすがの呪文を完全ではなかったということだろうね。360度ぐるりと取り囲んだつもりが、ただ一ヶ所だけ隙間があったのさ」

「だけど、なぜそんな幻を作っておく必要があったの?」

「好奇心を起こして、誰かが岩山に登ったりしないようにだろうね。頂上近くには呪文が書き付けてあったに違いないが、誰かがそれを消してしまわないとも限らないじゃないか。だがサビ付いたガスタンクでは、誰も近寄ろうとはしないよ」

「ふうん。でも禅師、あの巨人が岩山から出てきたら、本当に大変なことになるんでしょう?」

「それが一番心配じゃよ。だが巨人を封じ込めるときに用いた元の呪文がわからないことには、わしにはどうしようもない。無駄かもしれないが、とにかく古文書を調べることにしよう」

 そういってゼロ禅師は、書庫へと向かったのです。

「禅師、禅師」

 ススムの声が大きく聞こえてゼロ禅師が古文書から顔を上げたのは、書庫にこもって、1時間近くたったときのことでした。

「ススム君、どうしたんだね?」

 書庫の中へ、ススムはドタドタとかけこんできました。興奮のせいで顔を赤くしています。

「禅師、僕は思い出したんだ」

「何をだい?」

「ほら、これを見てよ」

 ススムは、自分のカバンをゼロ禅師の前に差し出したのです。フタを開け、教科書やノートの間から、一枚の古ぼけた紙を取り出したではありませんか。

 それを見るなりゼロ禅師の顔色が変わったのは、いうまでもありません。若いころから古文書に親しみ、妖怪学の訓練を積んできた人の目には、その意味するところは明らかだったのです。

 このかすれた紙は古い時代の『おふだ』で、表面に書かれているのは『封じ込めの呪文』に違いありませんでした。

 このおふだがかつて巨人の額に貼り付けられ、その魔力が岩山の中へ封じ込めていたのです。

 しかし長い年月が流れ、おふだは風に飛ばされてしまいました。そして今、目覚めた巨人が活動を始めたのです。

 ゼロ禅師が声を上げました。

「おおススム君、この呪文さえわかれば、巨人をもう一度岩の中へ封じ込めることができるかもしれないよ」

「じゃあ僕は禅師の役に立ったんだね」

「役に立つどころか、相当な大てがらさ。さあススム君、作戦を立てようじゃないか。どうやってやつを再び封じ込めるか、これは少し知恵を使わなくてはならないよ」

 この夜は遅くまでかけて、計画が練られたのです。

「あれは何だろう?」

 岩を割る手を巨人が休め、目を丸くしたのは翌朝のことでした。突然、岩山のふもとにおかしな人物が姿を見せたのです。

 旅の商人のように見えました。でも現代風ではなく、何世紀か昔の時代がかった服を身につけているではありませんか。

 商人が馬を連れていることに気づき、巨人はさらに目を丸くすることになりました。馬の背には、なにやら重そうな荷物が乗せられているのです。

 そればかりか、馬と商人はなんと岩山を登り始めたのです。こちらへやってくるに違いありません。

 岩山は足元が悪く、石のカケラがゴロゴロして、馬のひづめの下で音を立てています。商人も息を切らせていますが、馬の苦労はそれどころではなかったでしょう。

 歯を食いしばりながら、馬は思わずこんな言葉をもらしてしまいました。

「なんて重い荷物なのかしら。ねえ、そんなにたづなを引っ張るんじゃないわよ。鼻が痛いじゃないの。私をこんな目に合わせて。ススム、あんたあとで覚えてなさいよ」

 商人の衣装を着て足元を見つめたまま、顔を上げずにススムは返事をしました。

「お姉ちゃん、馬が口をきくもんじゃないよ。巨人の耳に聞こえたらどうするのさ」

「ゼロ禅師の姿が見えないわ。どこへ行ったのかしら?」

「巨人の背後へ出るために、禅師は岩山の裏側をグルリと遠回りしてるんだよ。だから僕たちはもう少しゆっくり登って、時間をかせがないと」

「あーあ、こんなに重い荷物はうんざりだわ。早く降ろしてしまいたい」

「しぃっ。お姉ちゃん、巨人に聞かれるよ」

 そうやってススムとミチコは、とうとう巨人の目の前までやってきたのでした。

 町の衣装店に頼んで大急ぎで作ってもらった服をススムは着て、呪文家に頼んで呪文をかけてもらい、ミチコは馬に姿を変えていたのです。

 巨人を見上げて大げさに身振りをし、ススムは口を開きました。

「これはこれは巨人様、おなつかしいことで」

 巨人はわけがわからず、ポカンとした顔をしていますが、ススムは続けました。

「私をご記憶ではございませんか? 今より数百年の昔、花の都の長安にて、ぞうりのヒモを一本お買い上げいただいたことがございます」

 とうとうミチコは我慢できなくなってしまいました。弟の言葉づかいがとてつもなくおもしろく感じられ、笑い声を上げてしまったのです。

 だけどそれも、巨人の耳にはブルブルという馬の鳴き声にしか聞こえませんでした。

 ススムは言葉を続けました。

「しかし巨人様、今はまた難儀をしておられるご様子。岩山を破って脱出するなど、さぞかし大変なことでございましょう。

 お助けできればよろしいが、なにぶん私はこのように小さな身。何もお役に立てず、申しわけございません。

 ん? おやそうだ…」

 ここでススムは、ポンと両手を打ち鳴らしたではありませんか。そして馬を振り返り、準備を始めたのです。

「巨人様、岩の中に長くいたのなら、のどがかわいておいででしょう。ちょうど良い物を持っておりますので、ぜひ一杯差し上げましょう」

 馬の背中のナワをほどき、ススムは荷物の中から大きなカップを取り出したのです。水なら何リットルも入りそうな本当に大きなものです。

 次にこれも馬の背にあったタルの栓を抜き、ススムが中身をカップに注ぎ始めたときの巨人の顔といったら、今にも舌なめずりを始めそうだったではありませんか。

 岩の中に閉じ込められている間、水さえ口にしていなかったのですから、のどはカラカラだったに違いありません。お酒の匂いがどれほど巨人の鼻をくすぐったことか。

 そうやってススムは巨人にお酒を飲ませたのです。巨人はお代わりを求めましたが、もちろんススムはこばまず、カップは何回も往復し、そのたびにタルは軽くなってゆきました。

 ゼロ禅師の指示で、とびきり強いお酒がタルにつめてあったのです。次第に酔いがまわり、巨人の顔は赤くなってゆきました。

 ゼロ禅師がついに姿を見せたのは、巨人の目がトロンとし始めた時のことでした。いつの間によじ登ったのか、巨人の乱れた髪の中にいるのです。だけど巨人は、もうそんなことにも気づかないほど酔っていました。

 ススムとミチコはハラハラしながら見ていたのですが、のりをしっかりとつけ、あのおふだを巨人の額に貼り付けるのは、難しい仕事ではありませんでした。額に冷たい感触を感じるまで、巨人は気づく気配さえ見せなかったのです。

 とりあえずの成功にススムとミチコはほっとすることができたのですが、それも長くは続きませんでした。

 突然、バンという爆発に似た大きな音が周囲に響いたのです。二人とも思わず飛び上がってしまいました。

 おふだが元に戻り、魔力が再び働き始めるには、それほど時間はかかりませんでした。

 巨人が押し崩した岩はカケラとなって、まわりに散らばっていました。魔力を受け、あるカケラは地面を転がり、あるカケラは空を飛ぶようにして、巨人の元へ殺到することになったのです。

 まるでエサに飛びかかるオオカミの群れのような眺めでしたが、岩同士がぶつかるゴチンゴチンという音と共にすさまじい砂ぼこりが立ち、ススムたちは何も見ることができなくなってしまいました。

 しかしその砂ぼこりも、やがて消えたのです。

 目の前の光景に、ススムとミチコは思わず顔を見合わせることになりました。

 巨人の姿などもうなく、ただとがった岩山の頂上があるばかりだったのです。何百トンもある岩の下に、巨人は再び閉じ込められてしまったのでした。

 だけどススムとミチコには、まだ気がかりなことがありました。

「お姉ちゃん、禅師はどうしただろう?」

「さあ? 砂ぼこりのせいで私も見失ってしまったわ」

「まさか巨人と一緒に岩の中に閉じ込められたんじゃないだろうね」

「それはないと思うわ。すばしっこい人だもの。ほらススム、あそこを見なさい。禅師はあそこにいるわ」

 長い鼻を使ってミチコが指す方向へ、ススムは目をこらしたのです。確かにゼロ禅師はそこにいました。砂ぼこりにまみれて体中が真っ白になっていますが、二人のほうへ歩いてくるのです。

 思わずススムは声を上げました。

「禅師、大丈夫だったの? ケガはしてない?」

「ありがとうススム君、おふだを貼ったあと、魔力が再び動き始めるまでのわずかな時間を使って、なんとか岩を駆け下りてきたのさ。われながらまるで軽業師のようだったよ」

「それはよかった」

 ススムは本当にうれしそうですが、ミチコはまだ不満そうな顔をしています。だけどそれも無理はないかもしれません。

「ねえ二人とも、早く私を元の姿に戻してよ。馬の役なんて、もううんざりだわ」

 呪文を用いて、すぐにミチコを元の姿に戻すことができました。疲れてはいたけれど満足を感じながら、3人はその場をあとにしたのです。

 門を出たところで振り返っても、見えているのは岩山ではなく、もちろん古びたガスタンクの姿だけだったのは、いうまでもありません。

 猫坂の人々は誰一人として、巨人の復活という危機がおとずれかけたことも、その危機が事前に解決されたことだって、夢にも知らなかったに違いありません。
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。

▼この作品の書き方はどうでしたか?(文法・文章評価)
1pt 2pt 3pt 4pt 5pt
▼物語(ストーリー)はどうでしたか?満足しましたか?(ストーリー評価)
1pt 2pt 3pt 4pt 5pt
  ※評価するにはログインしてください。
ついったーで読了宣言!
ついったー
― 感想を書く ―
⇒感想一覧を見る
名前:
▼良い点
▼悪い点
▼一言

1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項を必ずお読みください。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。