僕は、白鳥任三郎・・・
僕は警視庁では、以前警部補で今現在警部になりました。
まあ僕は、キャリア組なので出世が早いんですよ。
周りからも優秀だって慕われていて頼られたりしている面不満なんてないですよ・・・。
仕事上での不満なんてないですよ・・・仕事上ではね
ただ普段警視庁に居て僕にとって不満な事がたくさんありますよ。
完ぺき主義者の僕の思考を狂わせる事があるんです。
―――それは、佐藤さんの事なんです。
僕は佐藤さんの事が好きなんです
もちろん、僕はそこらそこじゅうにいるライバルどもにも勝って佐藤さんとの距離を近づけているんですよ?
しかし、なぜ佐藤さんはノンキャリアの高木君の方が好みなんでしょうか?
なぜ、キャリアの僕がノンキャリアの彼に勝てないのでしょうか?
「あ、高木君おはよう。」
いつもの愛する女性の声だ!!って期待した瞬間、佐藤さんは僕には気に入れてくれなかった。
それで僕はまた落ち込む・・・
佐藤さんが自分には声をかけてくれなかった事について・・・
「佐藤さん、おはようございます。」
今、憎々しく思えてきますね
何か他愛も無い対話が気に喰わなくなるなんて僕らしく無いですけどね。
佐藤さんに馴れ馴れしくしていますね・・・
じゃあ、嫌味っぽく高木君に話しかけよう!!
僕は企んでいるかのオーラを発して高木君の居るいちまでゆっくり歩いた。
「高木君、おはよう・・・」
僕はわざと甘ったるい声で苦笑いをする。
僕は驚いている彼を上からの目線でみる。
僕は嫌味っぽく
「ふっ」と、余裕をみせて軽く笑う。
しかし、実をいうと余裕を作るのも大変です。
佐藤さんとの距離が遠ざけられているような気がするんです。
いつもいつも偽りの余裕を見せる僕
嗚呼、僕はいつになったら佐藤さんとの距離が縮める事が出来るのでしょうか? |