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信頼の裏切り
作:木村瀧



後悔・・・


「えっ・・・?」
香柚は驚いたようにあたしを見た。
「そんこと・・・。どうして???」

数分前、あたしは香柚に言った。
「そんなの・・・。あたしは関係ない。」
きつい口調で、香柚に言った。
それで、香柚が驚いたのだ。正直驚く必要ないと思う。あたしは苦しかったのに・・・。
あんたも・・・。苦しめばいいんだ・・・。
あたしを地獄に追いやったんだから・・・・・・。

そんなあたしは、ひどいやつ?

違うよね。自分を陥れた奴を跳ね除けて、何が悪い・・・。

香柚は情けなさそうに、ずっとずっと下を向いていた。
あたしはそんな香柚を見て、内心喜びに満ちていた。やった・・・。勝った・・・。
「あのさぁ・・・。いつまでそうしてるつもり?」
あたしは勝ったと言う喜びに、口調は女王様になっていた。勝ったなんて空想なのに・・・。
香柚は持ってきてたカバンを持って、部屋から出ていった。

部屋で残って、喜びに満ちて・・・。
あたしは気が狂ったかのように笑い続けた。
「・・ふっ・・はは・・はははは・・はは!!!」
ただ、笑い続けた。

時間が経った・・・。あたしは何で笑ってるのか不思議になった。
「あたし・・・。」
そう言葉にした瞬間涙が零れ落ちた。言うはずじゃなかった言葉。なのに言葉にしてしまった。後悔がつのる・・・。また・・・。

変わった自分にみじめさを感じる。誰があたしをこんな風に変えたんだ・・・。
香柚・・・。違う・・・。今のあたしには分かる。
自分自身だ・・・。そう考え出すと涙が止まらなくなって・・。
また手当たり次第に物を壊した。また、スタートに振り戻し・・・。

「はぁ・・・。はぁ・・・。うっ・・・。」
手に巻いた包帯は、なぜか血に染まっていた。腕を怪我した。
痛い・・・。またあの時と同じことに・・・。
長袖の服から血が滲み出て・・・。もうどうでもよかった。


最後まで読んでいただいて
ありがとうございました♪

感想まっています♪













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