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ふたりぼっち〜尾道、夕暮れの坂道で
作:平 雪緒



 あらすじ
雨の日の夕暮れ、尾道の街で二人は出逢った。穏やかな暮らしの中で、誰にも言えない片親の寂しさを抱えた萌子は、同じような寂しさを漂わせる臨時教師・久志に惹かれてゆく。ぎこちなく、不器用に、その距離を縮める二人……。そんな二人のあいだに立ちはだかるものとは。秋から春へと、移ろいゆく尾道の風景の中で繰り広げられる、切ない恋の物語。


 Nコード
N3364D


 文字数(読了時間)
271815文字(約544分)


 種別
通常小説[連載完結済作品(全12部分)]




 ジャンル
恋愛

 カテゴリ
学校/学園 シリアス 恋愛 友情 青春 高校生 現代(モダン) 

パソコンとケータイで投稿されました
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 キーワード
尾道 


 出だし150文字
(あ、パパ……)赤いランプが点滅し始めた踏切で、萌子は線路を渡り終えようとする父の姿を見つけた。まだ幼い萌子の、ちょうど目線の高さに遮断機が下りて来る。その場に立ち止まった萌子は、父の背中に向けて大きな声で呼び掛けた。「パパ!」夕闇が、尾道の街を静かに包み込もうとしていた。夕暮れ時


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