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降下する五芒星

湖底に潜むもの

作者:小倉蛇
Pentagram Falling 2.
"The Thing in the Lake"
 雛友達郎(ひなともたつろう)は獣道をかき分けるようにして夜光湖へと到着した。
 湖畔で腰を下ろせる場所を見つけると、早速、釣竿を伸ばし、仕掛けを用意し始めた。
 早朝に旅館を出て、もう昼時だった。宿の主人には、釣りなら近くにいい渓流があると勧められたが、彼は断ってこの湖を選んだのだった。
 雛友は、なるべく人のいない山奥の湖で一人静かに一日中釣り糸を垂れているのが好きだった。日頃、都会のビジネスマンとして忙しい毎日を送っている彼は、たまに連休が取れるとこうして山奥の湖を探して釣りに来るのだった。誰にも邪魔されない静かな時間を持つのが目的で、魚が釣れるかどうかはさほど気にしなかった。
 地図で見つけた夜光湖という名前について彼は宿の主人に尋ねてみた。夜に何かが光るとかそんな由来があるのかと。だが主人はそんな話は聞いたことがないと言い、ただ昔からそう呼ばれてるとのことだった。
 雛友は、釣り糸を垂れたまま弁当を食べ終えた。とても静かだ。聞こえるのは蝉の声ぐらいだった。
 こうして文明から切り離され、一人ぼんやり自然と向き合っていると、この青緑色の湖水の下には、まだ人類に知られていない奇怪な生物が潜んでいるのではないかと思えてくる。そんな気分が彼は好きだった。
 時間も忘れてただじっと静かな湖を見つめていた。
 すると突然、浮きが水中に引き込まれた。竿がしなり、糸が8の字を描くように動き回った。
 魚がかかった!
 雛友は竿をつかみ、一気に引き上げた。
 糸の先には体長二十センチほどの黒い生物がかかっていた。
「な、何だこれは!?」
 それは奇妙な生き物だった。魚かどうかもわからない。
 たしかに体は魚に似ている。だが、ひれは肉厚で小型の鮫のようにも見える。しかし何より奇妙なのは頭部で、全体がうごめく無数の触手に覆われていた。そこだけ見ればまるでイソギンチャクのようだった。全身真っ黒である。
「何なんだ、これ?」雛友はまた言った。
 直接触れれば指を食いちぎられそうな気がしたので、地面の上で木の枝で体を押さえ、工具を使って針を外し、湖水を入れたバケツに放した。
 見れば見るほどおかしな生き物だった。それはバケツの中をぐるぐると泳ぎつづけていた。
 こんな生物は見たことも聞いたこともない。外国産だろうか? ブラックバスやブルーギルといった外国の魚を湖に放したものが繁殖し、生態系を崩しかねないことが問題になっているが。いや、それにしてもおかしい。こんな形態の生物が話題にならないはずがない。
 もしかしたらこれはUMAすなわち未確認生物というものではなかろうか?
 どこかで生物学者にでも見せるべきか……。
 そんなことを考えていると、いきなり背後から声をかけられて雛友は飛び上るほど驚いた。
「オイ、キサマ!」
 しわがれた男の声がそう言っていた。
 振り返ると、そこには茶色の作務衣のようなものを身にまとった老人が立っていた。
 長いぼさぼさの白髪で、皮膚は不健康そうな土気色だったが、目だけがぎらぎらと光っていた。
 老人は人差し指を突きつけるようにして雛友に迫ってきた。
「キサマ、ここで何をしている!」
「何って、あの、その、つまり、釣りを……」
「釣りだとお」老人はバケツの中の生物に目を止めた。「キサマッ、これは神の使いだぞ!」
 そう言うと、バケツをつかみ中身を湖の中に空けてしまった。黒い生物はすぐに湖中深くへと泳ぎ去った。
「あっ、ちょっと、それ……」
「キサマ」老人はふたたび雛友に人差し指を向けた。「ここで見たものは他言無用だ。いいな」
「えっ、でも、あれは未確認生物なんじゃ……?」
「神の使いだと言っただろ。他人に漏らせばお前に呪いがかかると思え!」
「の、呪いって、そんな、やめてくださいよ」
「呪われたくなければとっとと立ち去ることだ」
「わ、わかりましたよ」
 雛友は慌てて荷物をまとめはじめた。
「いいな、二度とこの湖には近づくな。ここは神域なのだからな」
「はあ……」
「だが、神がお前を呼んだ場合は別だ。神に呼ばれたらここへ来るのだ」
「えっ、いやですよ。もう来ませんから」
「ふん、どのみち神の意思にお前ごときが逆らうことはできん」
「いやホント、二度と来ませんから」
 そう言って雛友は、逃げるようにその場を後にした。


 仕方がないので旅館へ帰ろうと雛友が山道を歩いていると、前方に人影が見えた。
 服装からするとどうやら旅行者のようだ。
「こんにちは、釣りですか?」
 と、その男が声をかけてきた。
 三十代ぐらいの色白で痩せ型の人物だった。
「ええ、そのつもりだったんですが、変な爺さんに追い出されちゃって」
 雛友は応えた。
「えっ、変な爺さんというと?」
 男は関心を示して聞いてきた。
「いや、何か、神の使いだとか、呪いだとかそんなことをまくしたてられて」
「神の使い……、そう言ったんですか?」
「ええ、その、湖で妙な生き物が釣れたんですが、それを」
「どんな生き物です?」
「どんなって、こう……頭がイソギンチャクみたいで、体は魚なんですが」
 雛友がそう説明すると、男はさらに興味を持った様子で言った。「それは明らかに、魔海の魚」
「まかいの……?」
「魔法の魔に海で魔海です」
「はあ、あの、あなたは?」
「あ、これは失礼を。私は成島日出樹というもので、文化人類学者です」
「ああ、学者さんですか。ぼくは雛友達郎といいます」
「雛友さん、ところで、この辺で古い神社を見かけませんでしたか?」
「さあ、見ませんでしたけど」
「そうですか。あなたは早くここから離れたほうがいい」
「ええ、帰るところです」
「ではお気をつけて」


 雛友は旅館に帰り着いた。
 湖にはわずかな間しかいられなかったが、何しろ往復に時間がかかるので、もう夕暮れ時だった。
 彼はのんびり温泉に浸かり疲れた体を休めた。その後、夕食を摂り、部屋で軽くビールを飲むと、すぐ寝てしまった。
 夜中にふと目を覚ますと、部屋中が青い光で満たされていた。
 何かと思って見回すとテレビが点いていて、青い画面が明るくなったり暗くなったりしているのだった。それで光が揺らめいて、まるで海底に沈んでいるように見えた。
 点けっぱなしで寝てしまったのか、それにしては部屋の明かりは消してるのだからおかしい。勝手にテレビが点いたのだろうか。そんなことを考えながらも、動く気にもなれずぼんやりと明滅する光を眺めていた。そのうちに彼はまた眠りに落ちてしまった。
 次に気がついた時、彼は荒れ果てた地を一人さまようように歩いていた。空にはいちめん星が輝いていた。都会ではお目にかかれない満天の星空である。それは夜空というより、宇宙空間そのものと向き合っているかのようだった。
 ここは地球ではないのではないか――、突然そんな思いに捕らわれる。
 すると彼は、膜のような翼をもったウミユリ状の生物たちが舞い降りるのを目撃した。
 光る地衣類が点滅し、尾の長い猿が奇声を発しながら駆け抜けていった。
 どこからともなく呪文の詠唱が聞こえてきた。

  ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん

 無数の声がくりかえしそう唱えていた。
 全身に泥を塗り、槍を手にした未開人たちが、彼を狙って忍び寄ってくるのに気付いた。
 彼は逃げ出した。いつの間にかマングローブの生い茂る沼地に迷い込んでいた。走り回っているうちに追っ手を撒くことはできたようだ。そして、かがり火の焚かれた未開人たちの儀式の場へ行き当った。彼は沼の中から首だけを出して様子を窺った。
 泥まみれの未開人たちが呪文を唱えながら輪になって踊っていた。中央には木で組まれた櫓があってそこに一人の男が吊るされていた。足首を縛られ逆さ吊りにされたその男だけは、背広を着た普通のサラリーマンのようだった。吊るされた男は、鋭利な刃物で喉を切り裂かれ、血を垂れ流していた。地面におかれた異形の悪魔のような彫像がその血を浴びていた。
 これは夢だ、と彼は思った。だが同時にこれは本当の出来事なのだとも思った。夢を通して本当の出来事を目にしているのだと。
 その時、彼の脳内に知られざる暗黒の歴史が流れ込んできた。
 彼は知った。宇宙の最果ての永遠の混沌について。門にして鍵の守護者でもある、戸口に潜むものについて。海底の神殿で夢見ながら眠るものについて。この存在が目覚めれば、人類のすべては精神を支配された奴隷と化すより他に生き延びる道はないのだ。
 これらの真実を知った者は彼以前にも存在した。その人々の中には、小説や絵画や音楽などの形で真実の知識を世に広めようとした者たちもいた。だがその者たちは、真実の秘密を独占しようとするカルト教団の暗殺者の手で次々と葬り去られていったのだった。
 彼自身今や教団の暗殺者に追われる身だった。彼は邪教徒の手にかかる前に自ら命を絶つつもりだった。だが、その前に自分の知りえた真実を遺書として残すべく、とある廃屋に身を隠し、ありあわせの紙に必死でペンを走らせているのだった。
 彼はかすかな気配を感じ窓に目をやった。そこに影が……。
「あの手は何だ! うわあああああぁっ!」


「しっかりして下さい。雛友さん、雛友さん」
 誰かに頬を叩かれて雛友は目を覚ました。彼は旅館の浴衣で地面に横たわっていた。
「ん、あ……!」
 目の前にいたのは昼間会った文化人類学者の成島だった。
「ここは?」
「しーっ」
 と、成島は人差し指を立てた。
 雛友は黙ってあたりを見回すと、月光に照らされた鳥居が見えた。それは片足が地面に埋もれたようになって傾いていた。
「昼間探していた古い神社です。ずっと無人だったようですがね」
 成島は声を潜めて言った。
「じゃあ、ここはあの湖の近く?」
 雛友も小声で尋ねた。
「そうです」
「な、なぜ、ぼくはこんなところに?」
「幻術によってあやつられたのでしょう」
「幻術……、誰がそんなことを?」
「馬堂弾鉄。あなたを湖畔から追い払った老人ですよ」
「あの爺さんが! 何者なんです?」
「まあ妖術使いといったところですかね。あなたは生贄にされるところだった」
「生贄って……」
 雛友は夢で見た儀式の記憶がよみがえり、ぞっと寒気がする思いだった。
「あそこ」と成島が指差した方には、半分崩れかけた古いお堂があった。「あれが馬堂のねぐらでしょう。今はいないようだからちょっと覗いてみます」
「えっ、ぼくは旅館に帰りたいな」
「いや、一人で動くのは危険です。この辺一帯は馬堂の結界の中ですからね、また幻術にやられますよ」
「そうですか。じゃあ一緒にいます」
 雛友はそう言った。結界とか幻術とか、彼には何のことかわからなかったが、こんな夜中に山道を一人で戻るのはたしかに不安だった。それで彼は懐中電灯を手にお堂に入っていく成島の後をついて行った。
 屋根が崩れているため雨風が凌げる空間はわずかだった。それでも、そこには確かに最近まで何者かが潜んでいた形跡があった。
 漢方薬のような乾燥させた木の根がいくつかと、積み重ねた書物があった。
「『死霊秘法』だ。それに『螺湮城本伝』もある」成島が書物を手に取ってタイトルを読み上げた。「これらの本は二年前、奴が私の師にあたる人物を殺して奪ったものなのだ」
「じゃあ、あの男は殺人犯……」
「そう、恐ろしい男だ。馬堂断鉄という奴は……おのれ、許さんぞ!」
 成島日出樹は怒りに身を震わせていた。
 お堂の外へ出て雛友は尋ねた。「これからどこへ?」
「もちろん馬堂を追うのだ」
 成島がそう答えた時、とつぜん閃光があたりを照らした。
「雷でしょうか?」
「いや、湖の方だ。下から上へ。湖の中で何かが光ったんだ」
「湖で!?」
「夜光湖と呼ばれてるぐらいです、昔からそんな現象があったのでしょう。いや……しかし、これは大変なことになるぞ!」
 成島は背負っていたリュックサックから何かを取り出すと、それをペンダントのように首にかけた。
 それは青い金属製で、大きめの十字架に似た形だがT字の上の部分は輪になっていた。
「何ですかそれは?」
 雛友は尋ねた。
「これは青銅製のアンクというものだ。別名エジプト十字架とも呼ばれるが、その名の通り古代エジプトから伝わる、まあ、ちょっとしたお守りでね。そんなことより急がねば」
 成島はいきなり湖の方へ向かって駆け出した。
「あっ、待ってくださいよ!」
 と、雛友も後を追いかけた。
 湖面の見えるあたりまで近づくと、再度、光が走った。
 確かに湖中央の水中で何かが光を発していた。
 二人は地面に身を伏せて警戒した。
 成島は静かな湖水にじっと目を凝らしていた。
 周囲からは蛙の鳴き声が無数に重なって聞こえてきた。
 それは都会暮らしの雛友にはついぞ耳したことのない異様な響きだった。本当に蛙の声なのか? 昼間釣り上げたような異形の生物たちが声を上げているのではないかと想像すると不気味な気がした。
「来た!」
 成島が囁いた。
 湖面の中央が泡立ち始めていた。次第にそれは激しくなっていって、やがて水面全体が山のように盛り上がっていった。
「あ、あれは……!」
 水を割って巨大な存在の姿が見えた。頭足類の怪物の姿が。
「タコですよ、タコ! 大ダコです!」
 一度その姿を見せた怪物は、間もなくゆっくりと湖中へ沈んでいった。
「まだ目覚めてはいないんだ……」
「あれが何か知っているんですか?」
「あれはタコではない。そう見えるのは頭部だけで、あの下には翼をもった悪魔のような身体がある……。そう、あれはクトゥルー、またはクトゥルフなどと呼ばれているものだ」
「そう言えば、夢の中であんなのを見ました」
「うむ、クトゥルーには夢を通して人間をあやつる能力がある」
「湖の底にあんなものがいたとは……」
「いや、あれは馬堂が時空の歪みを利用して呼び出したのでしょう。クトゥルーは通常、南太平洋海底のルルイエと呼ばれる神殿で眠っていると言われています。だが、そのルルイエは時空の歪みを通じてマチュ・ピチュなど世界中のいくつかの場所と接続しているのです」
「しかし、そんなものを呼び出して、どうなるというんです?」
「クトゥルーは人間の精神を吸収し、その人物をコントロールすることができるのです。ここであいつが目覚めれば日本は簡単に支配されてしまうでしょう。そうなれば日本の優秀なテクノロジーを利用して、いずれは世界中の人類がクトゥルーの奴隷にされてしまうのですよ」
「そんな、恐ろしいことが……」
「何としてもわれわれの手で奴を止めなければ」
 その時、風に乗って、かすかに呟くような声が二人の耳に届いた。

  ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん

 そんな呪文を唱える声だった。
「見てください、あそこ!」
 雛友は湖に突き出した小高い丘のような岬に人影を認めて指差した。
 そこで馬堂断鉄は両手を湖面に向けて伸ばし、呪文を唱えつづけているのだった。
「奴だ! 止めさせなければ!」
 成島と雛友は、気配を殺して岬の斜面を登ると妖術使いの背後へ出た。
 さらに忍び寄ろうとすると、馬堂はとつぜん振り返り、不気味な嗤い声を上げた。
「フフフフッ、待っていたぞ成島日出樹。キサマもその男とともにクゥトゥルウへの生贄にしてやろう」
「黙れ! 馬堂断鉄、わが師の仇。覚悟しろ!」
 そう叫ぶと成島は、青銅のアンクを顔の前にかざし突進していった。
 だが、馬堂が掌をひらいて前へ伸ばすと、その指先から青白い稲妻状の光がほとばしった。
 稲妻に撃たれた成島の身体は後ろへ跳ね飛ばされ、そのまま斜面を転げ落ちた。
 雛友もいっしょに滑り降り、成島の身体を茂みの影に引き込んだ。
「大丈夫ですか、成島さん!」
「……う、ああ」成島は苦しみながらも返事をすると、首からアンクを外して雛友に渡した。「これを」
「えっ?」
「私が奴の注意をひきつける。その隙にこれを奴に投げつけてくれ」
 成島は早口で囁いた。
「えっ、ええっ」
「頼む、この戦いに人類の未来がかかっているんだ」
「わ、わかりました。やってみます」
 雛友の応えを聞くと、成島は茂みの影を這うように進んでいった。
「出てこい成島! とどめを刺してやる!」
 斜面の上から馬堂が叫んだ。
 成島は敵の側面に回り込むように駆け出した。
 馬堂の指先から放たれた稲妻を、成島はジャンプして躱した。
「ふん、往生際の悪い奴だ。いいかげん観念しろ!」
 馬堂は光線を連射し、成島を追うのに夢中になっているようだった。
 雛友は、青銅のアンクを握りしめると助走をつけてそれを力いっぱい投げつけた。
 回転しながら弧を描いて飛翔したアンクは、妖術使いの後頭部に命中した。
 アンクはそこに突き刺さったように貼り付くと、白い煙が流れ出した。
「うっ、ぐああああぁっ」
 馬堂はもがき苦しみだした。その身体は青い炎に包まれたかと思うと、あっという間に灰になって崩れ落ちた。
 成島が姿を見せたので、雛友もそこへ近づいて行った。
 もとは馬堂の身体だった灰の山は風に吹き散らされていった。
「あの男、死んだんでしょうか……?」
 雛友は尋ねた。
「いや、馬堂断鉄はもうずっと昔に死んでいた。その屍が悪霊にあやつられていたんだ」
 湖がざわめきだした。水が抜けるように渦を巻いていたが、やがて静まった。
「クトゥルーがルルイエに帰った」
 成島は目を細めながら湖面を見つめて言った。
「じゃあ、もう危険はなくなったんですね?」
「ああ、とりあえず、ここではね……」
 空は暗紫色に輝きはじめていた。間もなく夜明けだ。


 それから四日後、雛友達郎は夜光湖近くの山中で、右腕を切断され、脾臓を抜き取られた死体で発見された。
予告
第三話「暗黒より」
――何だあの色彩は……まるで麻薬幻覚のようだ!
公開中

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