@ クソゲヱリミックス! @ 未改修版。
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2月1日 最新話更新!
第四章 肝試しとお揚げの意外すぎる関係。
第047話 4-8 肝試しとお揚げの意外すぎる関係。
ええと、申し遅れました。
「プロローグのプロローグ」のラストからナレーションをしているナレーターと申します。
本格的なナレーションは当「肝試しとお揚げの意外すぎる関係。」からさせて貰っています。
今後も私ことナレーターがナレーションしていくので宜しくお願いします。
ナレーターという立場ながら、かなりフリーダムにナレーションしていく……と、説明書には書かれてますね。
これは、私情も挟んでい良いということでしょうかよくわかりません。
ええと……ちょっと待ってください、よう……つべ? にこにこ? ……”ようつべ”や”にこにこ”のような実況動画の実況者のようなノリでやればいい?
……うーん、わかりません。 ようつべは動画サイト書いてあるにしても実況動画とは何なのでしょう……?
スポーツの実況のことなのでしょうか……うーん、どうも私はネットには疎いものですから。
フリーダムということは……とりあえず固っ苦しく考えずに、ナレーションすればいいのでしょうか?
……貰った説明書が雑過ぎて良く分からないですね、とりあえずは実践してみます――
ユウジが神石前で「ホニ」と名乗る自称農作物の神様と遭遇する少し前、肝試しに行ったユウジと姫城を待つ人々の居る墓地の入口では――
「うぅ……ユウくん」
……かなり落ち込んだユウジ姉の姿が、どれだけユウジと行きたかったんですか。
「久しぶりに、手……繋げるのかと思ったのに」
それは残念でしたね……弟思いの良いお姉さんですねー
「どさくさ紛れに抱きつけるチャンスだったのに……」
……え? それは姉としては違う気が――
「良い雰囲気になって、キスシーンに持っていける私の構想がぁ……」
駄目だこの姉、はやくなんとかしないと。
なんですかっ、キスシーンって! そう簡単に良い雰囲気になるとでも思ってるんですか!
いや、それ以前におかしいでしょう、色々とっ! 弟思い過ぎて、溺愛とかいうレベルを超越してると思いますよ!
涙目になってそんなことを呟くユウジ姉から近く、数メートルないであろうところに居るマサヒロが、いきなり――
「……ここで怖い話を一つ」
すると、話の流れを無視してマサヒロが口を開きました。 空気読めないんですか、というかものすごく唐突ですね!
そういえば、数メートルしか離れてなかったら今の呟き聞こえてましたよね? そしてユウジ姉はハッと気付き。
「あっ、ごめんなさい! マサヒロくんが居たのに、こんなハズカシイ話を……」
ハズカシイ自覚があるなら声に出して言わないでください!
幸い、ユイとユキは別のところで何か話してたので聞こえていなかったようですが。
「イエ、ボクハナニモキイテマセン」
……? どうしたのでしょうか、マサヒロ肩が震えてますよ?
え……っと、よく耳を澄ませば「ボクは何も聞いてない、副生徒会長がそんな人な訳がない、これは幻聴だ、そして幻想だ、その幻想をぶち殺す! ボクは――」以下続きますが省略。
……ショックだったのでしょうか、こんなユウジ姉の一面を見て。
「……ここで怖い話を一つ」
……無理やり取り繕いましたね、でもその顔を流れる冷や汗はなんですか?
「い、いきなりだねマサヒロくん」
すると、ユウジ姉が反応。
「一応肝試しですからね……怖い話の一つ二つはしておかないと……みんなーマサヒロの怪談教室はじめるよー!」
と、そこらで話していたユイとユキを呼びかけます。
「なになに、怪談? 面白そー!」
ユキには好感触です。
「階段と、言えば階と階を結ぶ段差のはずだ……」
そんなこと分かってますってユイさん、それに字が違います。
「みんなが揃った……ん? あの妹さんは?」
「なんか”あ、あの……ト、トイレに行ってきます!”て言って行ってしまった……そこらで用をたしているのなら是非見に行きたいが、おそらく山の途中のトイレだろうな……」
なんで、ユイさん残念そうなんでしょう。
「トイレへは一本道だし、街頭もあるし、大丈夫だろう……さて怪談と行きますか」
ええと、じゃあ私が代わりに――
ちょっと昔、墓地には男子高校生2人と女子高校生が居ました。 よくある冷やかし的な肝試しです。
そのうちの一方の男子と女子、その二人は付き合ってました。 ちなみにもう一人の男子はただ面白がって付いてきただけです。
そして、少し話は戻って。
かつて男はモテていて、まだ二人が結ばれる前には、男子の直ぐ隣に今付き合っていた女子Aとまた別の女子Bが居ました(以下女子Aと女子B)
また二人の女子は、その男子一人が好きだったのです。 しかし……優柔不断な男子は二人のどちらかと付き合うことはせずに、グダグダした日々が続いてました。
それに業を煮やした一人の女子Bは思い切って男子に告白したのです。 しかし優柔不断な彼は答えを先送りにしてしまいました。
それがもしかしたら、ある未来の分岐点だったのかもしれません。
翌日、とある交差点で交通事故がありました。
それはもう車の方に非が有り、赤信号を突っ切り歩道信号が青になったことを確認してから渡り始めたとある女子高生が頭を強く打って亡くなりました。
そして、彼がそれを女子Bと知るのは翌日でした。
優柔不断な癖して責任感があるという矛盾があるものの、以前の女子Bへの告白の答えを直ぐに出さなかったことを後悔しました。
もしかしてあの時付き合って、未来が変わって居れば事故は無かったかもしれないという、もしも。
その可能性を考えてしまった彼は落ち込んでいき、それに胸を痛めます。
そんな沈む彼を見て少女Aは、これでライバルはもういない。 そう思ってしまったのです。
それに少女Aは知っていたのです。 少女Bが男子に告白したことを、そして彼が未だ答えを出していないことを――
案の定、少女Aは男子に告白しました。 男子はまたもや少女Aのことを考えてまた先送りにしようとしました。
しかし、また少女Bと同じ未来も見たくは無かった。 失いたくない、自分の選択の失敗で失いたくない。
そうして男子は、告白の10分後了承したのです。
でも考えてほしいのです。
結果的に男子と女子Aは、男子に告白した女子Bを裏切ったことを。
答えを出さなかった男子も、女子Bが告白したことを知っていた女子Aも。
そして話は戻って肝試し。
墓の間の道を中を二人は歩いていました。
すると、です。
え?
彼が呟きました。
どうしたの?
と、少女Aが首を傾げて聞きます。
なんか左腕が、妙に重いんだ。
彼はそう答えました。 しかし、です。
……? 左腕には、何もないじゃない。
そうなのです。 少女Aが抱いているのは彼の右腕、本来なら彼が左腕に重みを感じるはずがないのです。 もちろん左手には何も持っていません。 そしてある地点で折り返し、スタートに戻り始めます。
あ、ああ
今度はなに?
腕に何かが巻きついている気がするんだ
え、気味が悪い
そう二人が話していると、スタート地点に近づいてきます。
女子Aが入口で待つ面白半分に来たもう一人の男子向って手を振っています、しかしその待つ男の顔は懐中電灯の明かりで分かるほどに青ざめていました。
そして入口の直前に着くと――
おい、○○
ん? なんだよ?
そ、その右の女誰だよ……二人で行ったはずだよな?
ああ。
じゃあ、なんで――
――なんで三人居るんだ?
え?
こちら側から見ると左になるであろう、そこには誰もいないはずで、少女Aが居るのはこちらから見て右側。
じゃあもう一人の男の言う左側には――
○○くん。
わたし告白したのに。
○○ちゃん。
わたしが先なのに。
なんで
○○くんと○○ちゃんは付き合っているの?
ひどいよ、二人とも。
わたしに言わないで、そんなことするなんて。
○○くんに私は告白して答えも貰ってないのに。
○○ちゃんは私が○○くんに告白したこと知ってるはずなのに。
そんな二人をわたし――
わたし許さないから。
右の女。 彼女はそう呟きました。 この墓地には少女Bの墓が偶然にもあったのです。
そう、右の女は交通事故で死んだ少女Bの亡霊。 二人はそれを理解した瞬間、女子Aは地面に座り込み、男子は立ち尽くしました。
まるで魂を抜かれたように呆然と。
そうしていつの間にか、少女Bの霊は姿を消していました。
そうして肝試しの後のこと。
またあの交差点で事故があったそうです。 それもまた女子高生だったそうで――
彼はまた人を失いました。
前には友人を今は恋人を。
それへの罪悪感、そして恐怖から。
その男子高校生は――
翌日学校のグラウンドで冷たい体となって、体を大きく変形させながら横たわっていました。
その学校の屋上には……女子二人への謝罪が書かれた二枚の手紙が、脱いだ上履きと共に置かれていました――
「どうよ?」
「あうぅ」
ユウジ姉が完全に怯えきってますね……先程から更に涙目です。
「うぉう、冷や汗掻いたぜ」
流石のユイも額の汗を拭います。
「面白いね! もっと聞きたいっ!」
ユキ一人が、その怖い話を聞いて興奮していました。 また変な人物設定が増えてしまったような気がするのですが……
「……ん、そろそろ二人が帰ってくる頃合いだな」
それで、一方のユウジ一行はというとですね。
「もうすぐだな」
「はい」
「岩から離れたのは800年振りだなー」
「!? え、今何歳なんだ?」
「803歳っ!」
「…………」
「どう若く見えるかな?」
「若く見えるとかそれ以前の問題だと思う」
「そんなに私の顔駄目なの!?」
「いいえ、滅相もない。 その美顔に惚れてしまいそうになりました」
「そ、そう? そこまで言ってくれると嬉しいなー」
「……ユウジ様、今のは」
「ジョーク」
「……納得しました」
ジョークじゃないけどね。
「うむぅ……そんなに長寿だとは!」
流石の桐も驚いてるな……そりゃそうか。
「お、今明かりが見えた! おーい!」
戻って、先程まで怪談をしていた人たちの居るスタート地点です。
「来たな」
「ユウくん!」
「おぉ帰って来たか」
「ねぇねぇ、他の話は?」
しかしユウジ一行が着いたとき……辺りには衝撃が走りました。
「たっだいまー」
「おかえりー……って桐ちゃんも居たの!?」
「実は付いて行ったんですー☆」
「驚いたよ……行きは二人なのに四人になってんだもの……四人?」
ユウジ姉は、ユウジと共に帰ってきた人数を数え直します。
「ひいふうみい……四人!?」
バタンッ、と音を立ててユウジ姉は倒れ――!?
「ああ、こいつは……って姉貴!?」
訳を話そうとしたところで、ユウジ姉は目を回して倒れてしまいました
「きゅうぅ……」
「ユウジ様のお姉さましっかりーっ!」
「ユウジのお姉さん!」
「福生徒会長ぉぉぉぉぉ」
「ミナ姉えええええええ!」
そのとき、墓地の入口は喧騒にまみれたカオスな空間になっていました。
そんな中でケモノミミを持つ神は――
「楽しい人たちだなー♪」
と、自分が原因にも関わらず無邪気に笑っていました。
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