@ クソゲヱリミックス! @ 未改修版。
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しつこくセンデン中。
1月17日追記:誤字脱字を訂正しました……それに、この話でとりあえず一区切りだったのに気づく……orz
第三章 ルート分岐は、気付かぬ内に。 超展開、目前に。
第039話 3-10 ルート分岐は、気付かぬ内に。 超展開、目前に。(終)
「ユウジおはよー!」
「よぉーユキ」
「篠文さん、おはよう」
「副会長、おはようございます。 あっ、巳原さんも一緒なんだねー』
「うむ」
「ああ、偶然一緒になってな」
偶然をさりげなく、違和感がないように言った。
「あれ? そういえばユウジ、今日は来るの早いね?」
「ああ今日はな、姉貴と一緒に出た方が効率いいんだよ」
実際いつもより3分ばかし家を出たのが早い。
「そっかー、迎えに行く手間が省けちゃったね……』
残念そうに顔を沈めさせるユキ。 しかし表情はコロっと変わり、何かに気付いたようなハッとした表情を形作る。
「あっ! え、えと省けたって意味は! 迎えに行くことが嫌じゃあないんだよ! 逆に残念というか、なんというか! ね!』
何かを伝えようとして失敗してるユキかわええなぁ……でも俺には伝わって来てない訳で……どういう意味なんだろうか?
「いや、気にしてないからさー、とりあえず行こうぜー!」
『『うん』』姉貴&ユキ
「うむぅ!」まぁ、聞いて分かる通りのユイが答えると、4人揃い踏みで後は駄弁りながら学校に向うのだった。
「じゃあねー! ユウくーん」
手をブルンブルン振りながらそんなことを大声で言う。 仮にも副会長だろうに、まるで小学生だな……
「あ、ああ」
苦笑スマイルを浮かべながら俺も答える。 ああ……そんでもって周囲の視線が痛い、主に男子からの。
姉貴も人気あるからなー……そのせいで、常に黙殺の危険(主に男子勢からの)と隣り合わせなのでなんとも複雑だ。
「じゃあ行こっか」
ユキがそう言い、俺は頷いた。ユイユキユウジの「”ユ”カルテット」は教室を目指したのだったー
「そろそろ倦怠期だな」
「は?」
思わず聞き返した。 こいつは開口一番主語を差し置いて、唐突に話題を切り出すから困る。
「そろそろこの学校生活がマンネリ化している気がする。 どうも思うか皆の衆!」
「……どこ向いて話してんだ?」
ユイの言い放つ先は壁だ。 なんとも不気味かつ、危なげな光景だ……壁に話しかけるって何事よ。
「わかりやすく言えば、読者のみんな!」
「っ! お、お前どこまで知ってんだ」
「この世界の真理までしか知らんなぁ」
「十分だから! っていうか逆にすげーよ」
ラノベ作家でさえも苦笑しそうな、厨二及びメタ臭全開の会話をしていた。
「そろそろ来てもいいと思うんだ」
「主語を言え主語を」
言葉がいつも足りな過ぎるぞ!
「新キャラだよ、新キャラ!」
「キャラ言うな」
まぁ、こいつはどうせ「転校生でも来て、更にエキサイティングな日々にならないかなー」とでも思っているのだろう。
「キャラ? ゲームじゃあるまいし」
※ゲームです。
マサヒロがそう突っ込んだ。 というか居たんだ、マサヒロ。 かつての俺ならかねがね同意見だが……案の定だからな。
「そういえばユウジ&ユキ、今日は肝試しだからな」
「あ、そういえばそうだったな」
完全に忘却の彼方へ葬っていた。 そうか、そんなこともほざいてたな。
「ユウジ……忘れていたな、その罪は重いぞ……きっとユウジには神々の呪いが降りかかるだろう」
「墓場で肝試し企画するやつこそ真っ先に神々に呪われるべきだがな」
好奇心で、墓荒らしなんてよかないよ。
「一応ユウジを伝って他の人も呼んでみてくれ」
スルーされたが気にしていると埒があかないからな……不潤なもんだ。
しかし、まぁ友人の頼みとあっちゃ断れ……るけども。 特に面倒でもないので――あ、面倒か。
「ああ、出来たらな」
曖昧に流すことにした。 俺の機転の良さは誇れるものがあるね!
「ユウジの周りには、不思議と女子が集まってくるからな……ギャルゲの主人公かってーの」
※これでも一応ギャルゲの主人公です。
悪かったな、ギャルゲの主人公で。 でもいざなってみると大変だぞ? ……しかしまだまだ序盤の序盤なんだろうな。
「あと貢ぎものを忘れずにな」
「みつぎもの?」
聞き返す。 貢物ってなによ、清の始皇帝じゃあるまいし。
「神様への尊敬と、媚をこめてな」
媚はあったとしても、口に出すなよ。
「ああ、わかった]
「ああ」ばっか言ってるが口癖ではないぞ。 今回の場合は、さっさと話題を終局させたいが為の表れだ。
まぁそんな駄弁ってる内に束の間の休み時間は終わり、喧騒の中に少し経つと担任がやってくるのだった。
昼休みだ。
一気にワープした感があるが、そんなことはない。
……で、マサヒロに肝試しに知り合いを誘えと頼まれたのだが。 まぁ忠実にそれを行う理由など、どこにもない訳だ。
適当で良いんだよ。 だから、一回誘って断られたら諦める方針で話しかけてみる――
「姫城さん」
「ユウジ様! えっと、なんでしょうか?」
手始めに、姫城さん。 授業が終わった直前ということもあり机には、ノートが広げられている。
……おお、なんて綺麗な字! それにノートの取り方そのものも上手いなぁ……いつか見せてもらえないだろうかね。 是非我が社で参考にしたい。
に、しても……常日頃思ってるけどやっぱり美人だなぁ。 才色兼備でスタイル抜群、本当あの性格じゃなかったらな……
「マサヒロが肝試しするとか言っててな。 よかったら来るか? これが概要な」
と、言って一枚の紙きれを渡す。 説明しよう! 先ほど、マサヒロと話している時の話だ。
以下回想。
「ふふふ、俺が昨日徹夜して作ったプリントだ!」
なにその無駄な努力、別の方へその意欲を向けてください。
「開催時刻・開催地、交通手段や持ち物を”ポップ”にまとめておいた」
”ポップ”? ビールの原料か? ……いや、男がポップなんて言う機会ないからな。 で、それを見せて貰うと――
「プリントキモっ!」
ハートとか♪とか☆とかを色鉛筆やペンをふんだんに使用してポップに仕上げてあった。
いやナニコレ……キモ。 というか男が作んなよ、こんなポップに。
「気づいたのか? 肝(内臓)がプリントの端に描かれていることを! 流石ユウジだ」
それはそれでキモい! ……ポップの中で異彩を放つ、肝臓らしき絵が――
「いや、お前キモいなーって意味だけど」
「そっち!?」
そのリアクションは俺が取るべきかと。
「ユウジには誘った者にも渡しておいて欲しい」
と、分厚いプリント束を受け取った。 ずっしりとした重さ、枚数は……ッ!
「そんな呼べるかっ!」
ひ、100枚はあるぞ。
「いや、お前の美少女誘導フェロモンならな」
「お前もフェロモン言うか! 出てねぇからそんなもん!」
ふざけやがって! それならコッチはコッチで、ふざけてやるぜ!
「あー……わかった。 隣の手○さんとか藤○さんとか石○森さんとか呼んでおくよ」
「おお!」
「中年のおじさんだけど、いい人だからさ」
「……ごめん、やっぱ6枚でいいや」
「結構な著名漫画家らしいぞ? それでも駄目か?」
「ユウジがなんでそんな有名人と知り合いなんだ!?」
そして、よくされるスルー返し。
「ワガママな奴だな。 このゆとりが」
「同い年だぞ!?」
「で、一応希望は聞いておいてやるか。 俺は下民に優しいかつ、対等な目線で話しているからな」
「もろ上から見せんで迫害されてる気がするぞ!? まぁいい……で、6人は美少女でお願いする!」
「またまた無茶な注文だな」
「そこをなんとか、複製したり、今からでも作ってもらっても――」
「さりげなく下ネタ入れんな! まぁ……6人以下は集めるよ」
「おお、頼むぜ!」
実はこの時「6人以下」と言っているので、誰もこない可能性が出てくるのだが、興奮状態のマサヒロが気づくことは残念ながらなかった。
以上回想終わり。
「”美桜山”ですか……」
ちなみにプリントの中身はこうだ。
『ドキッドキの肝試し第一回』
ちなみに、この時点で吐き気を催しました。
『開催地:美桜山』(補足 裏山の本当の名前)
『時間:夜7時』
まずこのプリントを見て汲み取ったことは――第一回の番付からして第二回の可能性があるということだ。
今回失敗すればいいなー。 それなら次回はないだろう。
「え、ええと……ユウジ様は行かれるのですか?」
俺? そういえば、話の流れで行くことになってるからな。
「あー、行かなかったら怒られそうだし。 行くつも――」
「行きます!」
即答とはこの事を言う。 言いきる前に声を上げて答えてきたぞ……更には目をキラキラと輝かせていた。
「あ、ああ。 じゃあよろしく」
若干姫城の醸し出す「今私は幸せです」オーラに押されながら、その場を離れた。
「さてと……」
あと誘えるのは……あっ。 ……居るじゃないか。 俺にとってのオアシス・癒しの存在の――
「ユキー」
「ん、ユウジ?
呼ぶと、なんとまぁ嬉しいことに、すぐに俺の元にやってきた。
「あのさ かくかくしかじか」
説明中……でも面倒なので省略。
「うん、うん、行く!」
ということで、姫城&ユキの誘いを完了。 あと4人か……
「生徒会メンバーを誘えば丁度か……」
でも会ってから少しで、そんなに親しくもないし。
いきなり「ヘイ! 生徒会の諸君! ボクと一緒にKIMO☆DAMESHIに行かないかい?」なんて、ナンパ野郎的な台詞を吐ける訳がない。
……家に帰って姉貴を誘えばいいか。 桐は……どうしようか、なんか来たら来たでややこしそうだしな……まぁバレなければいいか。
ということで昼休み終了。
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