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@ クソゲヱリミックス! @ 未改修版。
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なんとなく連載中!
第三章 ルート分岐は、気付かぬ内に。 超展開、目前に。
第037話 3-8 ルート分岐は、気付かぬ内に。 超展開、目前に。 


丁度ユウジがベッドに倒れている頃、一方一階の台所では。

「今日の夕食は何にしようかしら」

と、1人呟きながら冷蔵庫を開くユウジ姉ことミナの姿があった。

「……はぁ、見事に何もない」

冷蔵庫は殆ど空っぽだったようです。
ですが――

「これは……以前、買っておいたお稲荷揚の皮ね。 ご飯は残ってるし……後は……」

何かないか、戸棚を探していると取り出された”ちらしずしの素”と書いてある大きな袋を見る。
そして、少し思考を働かした後、パンと手を叩いた。

「今日はお稲荷さんと冷凍庫にある枝豆とから揚げに……味噌汁にしましょう!」

大体夕食の献立が決まったらしい。

「でも食べるれるか一応ユイちゃんに聞いておかなくちゃ」

と言って台所をユウジ姉は離れ、階段近くまで行った。

「ユイちゃーん」

よく通るその声はすぐに届き。

「はーい」

すぐに答えてくれた。

「今日はお稲荷さんと枝豆と鳥のから揚げなんだけどいいかしらー?」

「はい! もちろん! 喜んで頂きますー!」

「わかったわー! ユイちゃんありがとー」

階段近くから台所にまた戻り、炊飯器からご飯の入った飯釜を取り出して、大きなボウルに空けその”ちらし寿司の素”を入れ――
……というかこんな作り方書いても意味ないですよね。 袋の裏にデカデカと書かれているでしょうし。

ということで、その夕食を作ってる最中のユウジ姉の呟きのみ抜擢します。

「ユイちゃんがこの家にかぁ……お母さんいつも急だから困るなぁ……」

確かに突然ですからね。 メールが着たのも今日ですし。

「そういえばユイちゃん、ユウくんが中学校の頃、よく遊びにきてたなぁ……マサヒロ君とも仲が良かったよね」

そう懐かしむように、思い出し呟くユウジ姉。

「まさか一緒の家族になるなんてね。 まだ実感がないなぁ……」

お姉さん……いや、お母さんのような包容力のある雰囲気に癒されます。 

「でも」

でも?


「だんだん私だけのユウくんで無くなっていく……」


……さっきのお姉さん、お母さんの下り撤回です。 やっぱりただのユウくんラブのブラコンでした!
ええと、そんなこんなありましたけど、夕食が出来上がりました。


「ユウくんー、ユイちゃーん、キリちゃーん! 夕食の準備出来たよー」

それに答えたのは――

「はーいです☆」

桐に。

「今行きますー」

ユイが答える。 二人は、階段を降りて居間に集いました。 
居間のテーブルに夕食を運び終え、テーブルに備え付けのイスに座りかけたその時。 ユウジ姉は、気づいたのです。

「あれ? ユウくんは?」

「お兄ちゃん寝ちゃったみたい……」

どこか寂しそうな表情を見せる桐。

「あたしが見た頃には眠そうでしたね」

らしくない、ユウジ姉だけには丁寧口調で通すユイ。

「うーん……私、起こして来るから。 ちょっと待っててくれる?」

『はい(です)!』

「じゃあ、行ってきます」

と、座りかけたイスを立ち上がり、ユウジの居る二階へ続く階段へ向かいました。

 トントン

「ユウくん、ご飯だよー」

 トントン

「今日はお稲荷さんだよー」

 トントン

「ユウくん寝てるのー?」

 トントン

「ユウくん大好きー、結婚してー」

しかし答えはなく――

「……やっぱり、寝てるみたいね」

……最後のラブコールで判断しましたよ、ユウジ姉さん。 自虐ネタなんですか! それは自虐ネタなのですか!?

「ユウくーん入るよー」

 ガチャガチャガチャン

鍵のかかっていないユウジの部屋の扉を、迷いなくユウジ姉は開けました。

「まぁ」

ユウジは制服のブレザーを放り捨てたのみで、ワイシャツと制服ズボンの姿でベッドに突っ込んでうつ伏せで眠りについていた。

「寝顔も可愛い(はぁと)」

いやいや! 文で言った通りうつ伏せで顔は見えませんから! というかミナさん何を見てその反応とれたんです!?

「昔に比べて大きくなったなぁ……ある一部含めても」

……よくは分かりませんが下ネタに走った気がします、 ユウジ姉、家だからってフルスロットル過ぎですよ。

「きっと疲れていたのね……このまま寝かせてあげようかな……」

そう小声で呟きながら部屋を出ると――


「おやすみ、ユウくん」


小さく一言、それだけを残してユウジ姉は階段を降り。

「じゃあ夕食にしましょうか」

そういって、かつて座りかけた自分の椅子に座るのでした。



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