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@ クソゲヱリミックス! @ 未改修版。
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センデン。

超展開です。
第三章 ルート分岐は、気付かぬ内に。 超展開、目前に。
第032話 3-3 ルート分岐は、気付かぬ内に。 超展開、目前に。 
 自分の部屋に、プラス桐。
 ……なんか既に、この部分を通過しないと次に進めない勢いだな。

「なぁ、ユウジ」

「ん?」


「姉はダークホースじゃったわ……」


「ダークホースというと?」

「変態的な意味でじゃ」

「ああ……」

 少し前の、俺なら「お前が言えた口じゃねぇだろ」と罵声を浴びせるところなのだが……
 今日の姉貴はどうもな……なんちゅーか、酷い。
 
 もう一度、思い出してみる……「お姉ちゃんは……お姉ちゃんは二番目でもい――」

 うわぁ……思い出さない方が良かったわ。 それ以降の姉貴は変態的な方面で壊れっぱなしである。
 姉貴が明らかにおかしな方向の溺愛に変わってる訳で。 それはもう俺大ピンチな訳でして。 下手したら高校生命終わるぞこれ。

「わしがその変態キャラの立ち位置だったのじゃがな……姉妹で揃ってしまうとは……」

 自覚あった上で今までやってきたのか。 しかし姉貴の変貌振りには桐でさえ驚いているようだ。 にしても、変態仕姉妹を持つ長男はどうすれば宜しいのでしょうかね。

「……あの天然姉貴の性格矯正は、かなり難しそうだしな」

 実際あの変態振りは、おそらく天然モノ。 天然を治すほど難しいものはないんだよな。 ……いや、意図はもっとタチが悪いけども。

「仕方ないな……わしがキャラを変えるか」

「え?」

 キャラ変えるとか、自分で言うのどうよ。 まぁ正直、桐の性格が俺にとって無害な方面に変わってくれればこしたことはないな。

「今無いキャラとしてツンデレはどうかのう?」

 ふーむ、確かに。 幼馴染 (ユキ)・ヤンデレ (姫城さん)・ババア喋りのロリ (桐)・黒 (チサさん)・ロリ会長 (会長)・男勝り(福島)
 王道かつテンプレ的なツンデレがないのは、逆に不自然ではあるな。 そうなると――

「いや、まだキャラが控えてたりするだろ?」

「うーむ、まぁな」

「どんな名前だったっけ?」

「それはな……って、貴様はまだ知っていないじゃろ!?」

 ちっ、さりげなく今後の攻略情報を入手するチャンスだったのに、妙なトコで気付きやがって。

「わしを騙そうとした罪じゃ……罰として、お主を襲わせてもらおう!」

 ……またかよ。

「どっちの襲うの意味なんだ?」

 まぁ一応聞いておく。 ちなみに、俺は既に逃げる準備を整え、いつでもダッシュOK状態だ。

「もちろん……な?」

 目で解れってか? ……結局変態キャラで行くのかよ……そうはさせるか、姉貴だけでも対処が大変なのに、また桐が変態キャラを通すなんて……
 ……! そうだよ。 何で俺がご丁寧にツッコミ役をやっていなければならないんだ? 俺だって、気を抜きたい時がある。 常にツッコんでる身としては、少しうんざりだ。
 今までの桐の行いと、今日の生徒会のフルボッコの腹いせに――ツッコミをせず、今度は逆に、俺がボケてやる。


「よかろう、ならこちらは鉈で応戦しよう」


 先ほど、生徒会室まで運ぼうとしてユキに抑えられた鉈を取り出す。 生徒会に行く前に鉈持ってたのに、着くと無くなってたのは、忘れてたんじゃないんだからね!
 俺が、生徒会に行こうと鉈を背負いながら、廊下を歩いていると、ユキが教室に忘れ物を取りに来て、その時止められた物だ。
 鉈は幸運にも折りたたみ式だったが為に、鞄に折りたたんでしまい。 生徒会室で素振りの練習をすることは叶わなかった。
 家に帰って、桐の来る直前にベッドの下という”男の秘密基地”に隠しておいたのさ!
 
「え? 鉈じゃと? どこにそんなものが……」

「細かいことは気にしちゃいけないぞ? ……さてと、ちょうど素振りの練習をしたかったんだよな」

「ちょっとお主、襲うの意味を一体どっちで捉えたのじゃ!?」

「もちろん……だろ?」

「目、目で伝えるな!」

「おお、ちょうど赤の絵の具が切れてるんだった」

「血は時間が経つと茶色になるんじゃぞっ! というか、お前に絵を描くような設定なぞ無かったじゃろう!」

「細かいことを気にしちゃいけないぜ」

「少し言い方変えただけで、使いまわしするでない!」

「さて、その茶色とやらをたっぷり頂こう」

「ま、まて。 落ち着け、ユウジ。 鉈の先をこちらに向けるんじゃないぞ。 や、だから、あっ、きゃあっ――」


 あはは。

 
しゅじんこう が はじめて はんげきした !
しゅじんこう の やみか が しんこうした !
へや が とまとそうすいろ に そまった !


「はぁはぁ……ま、まさか反撃されるとはな……血のり片付けておくんじゃぞ」

「はっはっは、いや、それは本物の血だぞ?」

「!?」

 なんかカッーとやったらスッキリしたぜ

「ちょっとお主、今なんと言ったのじゃ! そうすれば、この血は誰のものなのじゃ!」

 ふぁぁ……なんだか眠くなってきたな。 今日は色々あったからな。 今日の自分、よく頑張った。 明日の自分、頑張れ。

「さてと寝るか」

「待てスルーするな……いや寝るならわしも一緒に」

「出てけー」

「その適当振りはなんなんじゃ!? おい、摘みあげるでない! そして扉の外に出して高速で扉を閉めるんじゃないぞ、それで明日は――」

  バタン

 俺は、聞く耳持たず、桐を廊下へ放り出し扉を閉めた。
 
「ふぅ……」

 なんというかグダグダだな。 ボケとツッコミがワンパターンだったから、それを打破するために俺がボケに回ったというのに。

 先程、桐が置いて行った言葉『それで明日は――』……ふぅむ、もしや明日の予告をしようとしてくれたのか? ……わざわざ、また扉開けて、桐に聞くと、面倒になりそうだからなぁ。
 俺の推測だと、きっとまたイベントだろうな。

「(さてさて次はどんなイベント来るんだろうな)」

 一時は面倒だったが、一応は主人公だからな。 気にしておかないと。 そう自分に言い聞かせてる内に、ベッドに横たわって居たために、数分経たぬ間に俺は眠りについた。



四月ニ八日


 相変わらずの、春。 始業式から3週間以上経っている、暖かいというか、温い感じの日々が続く中。


「こういう春の日には、桜の奇跡を見てみたいね」

「何言ってんだ? ユイ」

 教室にて。 いつも突飛押しもないこと言いだすユイが、そう俺に呟いた。


「桜、もう咲いてないだろ」


 既に4月の最後。 桜は散り、花を失くした桜は緑色の葉を付け始めている頃だ。

「ユウジ……お前はそこまで堕ちたか」

「どこから落ちたのかを、まずは教えて欲しいな」

 少なくとも、お前は既に日本海溝の深さぐらいは落ちているだろうな。

「願いを叶える桜だよ! この世界にもあるはずだ」

「ねえよ」

 一刀両断する。 二次元と三次元を混同すんなよ。

「じゃあ、願いを叶える紅葉の木とかならいいんじゃないか!」

「今の季節をよおく見直せ」

 春だぞ? 桜が咲いてないにしても、未だ春だ。

「願いを叶える……梅の木?」

「なんで疑問形なんだよ」

 梅も、もう時期じゃないだろ。

「それじゃあ、願いを叶えるスギの木」

「……季節関係ない上地味だな」

「花粉を撒き散らしてる時点で十分派手なのだよ! 謝れっ! 全国の杉の木花粉に悩まされる人に謝れ!」

「花粉症は俺のせいじゃねえだろよ!」

 絶対、お前花粉症の怖さ知らないだろ。 俺の親が一時期大変だったぞ!
 というか、なんだこのやりとり。 どんだけネタ枯渇してんだ!

「ところで、ユイ」

「なんぞよ」

「昨日言ってた転校生とやらは、本当に来るのか?」

「ミサカネットワークを経由した、確かな情報だ」

「ソースは」

「私は目玉焼きは醤油派だ」

「ああ、俺も醤油派だな……って違うから! 情報元は、何だって聞いてんだよ!」

「そのノリツッコミGJ! さあさ、夏コミのネタにさせてもらいますよっ」

 今のネタを使うって……どんな同人誌が描けるんだよ。

「転校生は女らしいぜぇ」

 あら、キチンと答えてくれるんだ。

「ほぉ」

 これはイベント確定だな。

「あっ、そういえばユウジに伝えたいことが有るんだったぞ。 言い忘れてしまうところだった」

「ん? なんだ?」

 ユキはらしくなく、一息おいてから。 しっかりとした真面目な口調で、俺に言った。


「これからアタシら家族になるらしいからな、よろしく頼むぞ」


「へ? いま、なんて?」

「だから」

 聞き取れなかった訳ではない。 


「ウチの父が、ユウジの母と再婚するからな」


 はい? 


「アタシとユウジは、これから家族だ」

 
 え? 
 どゆことよ? 

 はい?





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