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遅れてる割に文章量少ねェ……

番外編挿入ミスったあああああああああああ
第八章 ※独占禁止法は適応されませんでした。<寒空>
第180話 √1-85 ※独占禁止法は適応されませんでした。
 なんでこんなことになったんだろう、と改めて思う。
 俺がいけなかった。俺に全て非が有った。でも、それでも……

「こんな別れは――」

 無理だ。こんな最後は悲しすぎる、切なすぎる。
 それに俺は伝えなければならないことがある。
 俺が拒絶されていても、それでも声を大にして一つだけ伝えたいことがあるんだ。

「俺は……俺はっ」

 マイが好きだ、と。 
 届かなくてもいい、その言葉で終わってもいい……でも、言わないと気が済まないから。
 俺は駆けて、駆け抜いて。彼女の元へとスニーカーで地面を蹴飛ばしながら走って行く――




1月12日

 正月が明け冬休みも明け。少し休みボケの残ったまま始まる三学期、そんな始業日から4日経った12日のこと。
 いつも通りのワイワイガヤと喧騒にまみれた昼休みに、いつものメンバーで机をくっつけてランチタイムを展開していた。

「おおー、ユウジ、今日の弁当は、うまそうだな」

 ユイは同じ家なのになぜにそんなことを棒声よろしく聞くのか。……いや、ユイが住んでいるのがバレちゃいけないからだけどさ。
 あー……ここで、説明しておこう。
 
 メイドインオレデイ。
 俺が朝早くか、前日に予めつくって置いた……まあ俺が作った弁当の日だ。
 ユイが同居し始める以前、桐が来るまでも「姉貴の負担軽減」理由として勝手に俺が姉貴の反対を押し切って設定した。
 まあ食事当番の弁当版と言ったところ。それまでは姉貴の絶品弁当か俺の普通弁当と学食or購買のローテーションだった。
 ユイも引っ越してきた当初は展開にあったように食堂や購買、又は予め買い溜めしたパン、おにぎりで回していたのだが――
 
『栄養不足するからダメー』

 と、姉貴がすぐさま異議を唱えた。じゃあどうする? 俺とユイの弁当が被ってたら少なからずバレるぞ?
 と考えた結果。

『日によって弁当作り主を変えればいい』

 ということだ。え、どういうことなんだって?
 つまりは「俺のつくった弁当」と「姉貴のつくった弁当」をユイと俺は違えて持ってくるということ。
 俺自らがつくった弁当を自分が食べることもあれば、俺の弁当がユイに食べられることもある。
 そんなものをスケジュール管理をしっかりした後、ユイは水曜は弁当無し、俺は木曜弁当無しと負担を軽減している。
 いつかそんなものバレるだろと言われようが、とりあえずはこの体勢で行く予定。
 ユイはどうやら料理だけは苦手らしく、殺人料理こそ生み出さないがよく炭を顕現させる……消臭用に使えそう?
 そんなこんなで一応食べられるものは作れる俺と、絶品星三つな料理を生み出す姉貴で回しているという訳。
 
 いや……マイに秘密にするのは正直心苦しいけども。そのうち、機会に……ね?

 既に出来上がり巾着に入れた状態で皆に弁当は渡すこともあって、そんな訳でユイは俺の弁当を知らないのだ。
 例えユイ担当の声優が某演技でも、それはスタッフの文章の稚拙さが原因であることを明記しておく。

「ああ、これか? ベーコンサラダ。ごま油とベーコンって合うな~」

「ユウジ様がおつくりになったのですか?」

「ああ、うん。数日に一回は俺がつくってる……まあネットで見つけたレシピで簡単につくってるだけだけども」

「す、すごいですね!」

「いやー、姉貴にはかなわない」

「でも色どりも綺麗で……ユウジ様もすごいですって」

「ああ、ありがとな。そう言ってくれると嬉しいもんだ」

 そんな会話に目を光らせたユイが居た。そうだ、これだ――と。

「(こちらユイ応答せよ)」

「あー、でも今日のは上手く出来たかもしれない。良ければマイも」

「いいのですか?」

「(おーいユウジ)」

「じゃあ、どうする? 弁当のふたに――」

「あーんで」

「(ユ~ウ~ジ)」

「……大胆ですね、マイさん」

「チャンスは逃しません」

「(おっと、空気読むか)」

「じゃ、じゃあ行くぞ?」

「はっ、はい!」

「(リア充してるなあ……てめ、このっ!)」

「どう?」

「合いますね!」

「だろ?」

「(ユウジさんの女たらしー)」

「(誰がたらしだ)」

 >ユウジが入室しました。

「(聞こえてるなら反応してくれよー、放置プレイとか……興奮しちゃうだろ?)」

 >ユウジが退室しました。

「(ごめん、聞いて……というかユウジ、これは貴様にとって利のあることだぞう?)」

 >ユウジがこちらの様子を伺っています。

「(いや、入ろうよ)」

「(はいはい……で、なんでこんな精神サーバーまでテレパシー飛ばしてなんの用事でしょうか?)」

「(いやー、アタシ思いついちゃったんだよ)」

「(何を)」

「(ユウジサン? 好きな彼女を家に呼びたいとか思わないかい?)」

「(いや、まあ……いや! イカガワシイことは絶対にしないけどっ)」

「(エロは置いておいて、純粋に好きなあの娘をヘッドハンティングしたいと思わないかい?)」

「(引き抜いてどうすんだよ……まあ、呼びたいとは思うよ?)」

「(さらに出来ればユイやマサヒロみたいなお邪魔虫は居ない方がいいと)」

「(うん)」

「(あ、そこは即肯定するのね……で、アタシの言いたいのは何気ない彼女の誘い方なんだよ!)」


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