ボツシナリオとかパロディモードとかです。予定していたBADENDシナリオは今後のネタとして温存しておきます。
今日で9月中毎日更新が終了ですね……あー長かった! とりあえずは目的達成したので少し休もうかなと思います。
1週間ほどで帰って来るかもしれないですが、それまでは更新無しか、番外編で埋め草するかと思われます。
それではっ
第八章 ※独占禁止法は適応されませんでした。<秋冬>
番外12話 BOTSU 1-4,2-4
BOTSU √0
1-4(通常のユウジと少々異なります。用法・容量を守って正しくお使いください)
「!?」
目が覚めるとそこは見慣れた自室で、俺はベッドに寝ていた。
汗をびっしょりとかき、目もとには涙と思われるものが線を描いていた。それはまるで悪い夢から起きた直後のような感覚。
「今のは夢……だったのか?」
あまりにもリアルで、とても恐ろしく怖い夢。記憶は鮮明に残り、今でも思い出すだけで寒気がした。
『Ruriiro Days』
そんなタイトルのソフトが落ちていた。
「(嫌な夢……だったな)」
きっとあの幼馴染キャラが出たのも夢の話なのだろう。にしても……
「これで27615回目か」
ああ……なんでこんなに鬱展開繰り返されなきゃいけないのさ。
色々頑張ったけどどうしてもな――
「回り道したら、今度は俺が死んだし」
どうなってんだよっていうね。これ以上ユキの死に際なんて見たかないのに――
「ま~だお主は進めないのかっ」
「おお、桐居たのか」
うむ、ずっとな。と桐は答えた。
「仕方ないのう……ほれ攻略本じゃ」
「あざーす! えーっとなになに……フラグ立てる為に手つなぎ登校!? え、それだけ?」
「そうじゃな」
「えー……今までおんぶしながらー、とかお姫様だっこー、とか両手繋いでクルクル回りながらいってもダメだったのに」
「そ、そんなことしておったのか……それじゃ逆にフラグが立ちそうな気もするがの」
「なんで思いつかなかったんだろうな……最近マンガばっか読んでた弊害だな(キリッ」
「昨日見たアニメの必殺技を学校に来て意気揚々と披露する小学生じゃあるまいし……王道を何故試さぬ」
「え、だってクソゲーだろ? コレ」
…………。
さて状況を説明しようか。現在俺は殺される一歩手前まで来ている。
なんかアブナイ薬とか毒を盛られてジワジワとじっくり体の中から殺されるとかではない。
喉元には鋭さを強調する、眩いほどの金属光沢を放つ小型の折りたたみ式ナイフが突きつけられている。 ようするに頸動脈がピンチ、大量出血の危機到来だ。
「殺される」という表現から分かるかと思うが、他者にナイフを付きつけられていて――
「あなたを殺せば……うふふふ」
これこそが、狂乱と言うのだろう。 狂気に蝕まれた女生徒が、ナイフを右手に持ちながら妖艶に笑う。
なぜこんな事態になったか、経緯、というかちょっとした回想を――入れようと思ったけど止めた。
「(うわー、俺ヤンデレとか無理だわあ)」
2-4(通常のユウジと多少異なります。用法・容量(ry)
「な、なんでこんなことするんだよ!? 俺が何かしたってのかっ」
「あなたは罪作りな人ですね」
「え」
やべ、会話噛みあってねえ。
「私をこんなに虜にしてしまうなんて」
……電波ちゃん?
「ええと、言いそびれていました。 ユウジ様私こと、姫城舞はあなたのことが好きです」
「えっ」
思わずドキッとしてしまう――わけねーだろ! ナイフ付きたてられている上での告白だぞ?
そんなんでドキ――言わば興奮してしまう奴は紛れもない変態だ!
いや、こんな美少女に殺されるなら別にいっかな~、とも思ったけど。
ヤンデレだからな。ヤンデレ。言●様みたいに盗んだ~ボートで~夕日に向かう~……●の首を持って。
道端で首スパアとか、空の鍋をかき混ぜて音楽奏でたりとか、ヤンデレな妹のせいで今日も眠れないとか。
とーにーかーく……トラウマなんだよ、うん。
「なんで……虜にされたのが俺を殺すに理由に繋がるんだよ……」
あー、カンペ持ってきといて良かったわあ。
「それは簡単なことです。私はあなたに一目惚れして胸が切なくて切り裂かれるほど(ry」
一呼吸おいてから、彼女は言う
「ユウジ様の彼女かと思われるものが現れたのです」
「えっ。俺に彼女なんて居たの? それは驚きだなぁ」
「……あのユウジ様、そこは地文で」
「ええと……ああっ、そうだった悪い悪い」
気を取り直して――
「それは……誰?」
「……しらばっくれても無駄です。篠文由紀さんのことですよ」
あー、あの可愛い幼馴染か。大体あの立ち位置は恵まれないヒロイン枠だよなあ、うんうん。
初っ端交通事故に会うとか、もうね。色々と不幸だよね。でも、そんなとこにそそられるぅ!
「いや、まて! 俺は付き合っていない!」
「嘘です、私はあなたをずっと見ていました。そうですね……表現するとしたら。ねっとり熱い視線で舐めまわすようにじわじわと確実に、かつ繊細にそれでいて春風のような(ry』
今は黙ってればいいのか。声優のギャラとかって一部は拘束時間らしいね、ってことはラッキー!
「そして今日の美術の授業帰りには……お互い抱きしめ合って……ッ! なんて羨ましい! 妬ましい! 素晴らしい! ああ、なんで私じゃないのですか……ユウジ様」
なんだかんだ姫城さんも変えてんな……アドリブって奴か?
「いや誤解なんだよ、あれはユキが階段で躓いて――」
いや、実はピアノ線が(ry
「ゆ、ユキ!? ……うふふふ、あなたと篠文さんは名前で呼ぶ仲なのですね。篠文さんもあなたを呼び捨てで呼んでいましたし……マイと呼んでくださいぃ! 一度でいいですからぁ!」
「でも、それが何故俺を殺す理由になるんだ?」
「なります。本当なら篠文さんを闇討ちすればよいのですが――末には刃物で原型を留めないまでに」
わー、姫城さん。アドリブ入れるのはいいけど、なにその鬼気迫る表情。演技としては最上級だなあ。
「でもユウジ様はとても魅力的です。まずは、その優しさと(ry」
以下略。
「なら虜にさせないように、私のものにしてしまえばいいと私は考えました。殺して愛しいユウジ様の生首だけを持って、私は生きて行くのです。決して邪魔されることのない、永遠の二人の時間が続くのです!」
防腐剤とか使うんだっけ? もしかして剥製?
「俺は、そんな事の為に死にたくはないな」
うん。出来れば腹上――
「そうですか……なら方法を変えましょう」
あれま、意外とあっさり変えるんだな。
「私が自殺しますから、私の生首を持ってユウジ様と共に生きさせてください」
「だから、なんで結局どちらかの生首しか残らないんだよ!」
何故に生首オンリーなんだ……オンリーイベント開く気なのか?
「それがいいですね! そうすれば私の生首を気味悪がって他の女は寄り付かないでしょうし。それを構わない、という方がいたら呪い殺します」
というより直ぐに捕まるだろう常考。
「では、ちゃんと事後処理を……あ」
「姫城さん?」
「刺しちゃいました……ああ、なんか力が――」
「え、え……マジモンの血? たかその小刀本物だったのか! おいスタッフ何渡してるんだよ! え? 個人の持ち物には干渉しない? んなこと言ってる場合か!」
「……ユウジ様、血が、血が止まりません」
「ちょ、まってろ……今シャツを破いて――スタッフ! 早く救急車呼べや! おいっ、モタモタしてんじゃねえ!」
「なん……ですか? ユウ……ジ様が……死を選ぶの……ですか?」
「いや、姫城さん! この状況で演技なんかしたら、うわっ、出血量が半端じゃ――」
「ユウジ様の腕の中で死ねるなら――本望で……す(ガクリ)」
「姫城ォォォォォォォォォォォォォ」
『ハーイカット』
「おつでーす」
「お疲れ様でーす」
「おー、姫城迫真の演技だったな」
「いえいえ、ユウジ様の毒舌たっぷり皮肉増量メタ成分大目な地文も良かったですよ?」
「えー、そうかなあ」
「そうですよー」
「え、次の現場? ああ、わかった。じゃ、後でな姫城」
「はい、それではユウジ様っ」
※これらのシナリオはカットされました。
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