夢をみた4
「夢をみた3」の続き。
結局850円のランチを食べたかどうかもわからないまま、私達はスーパー銭湯に行く。
・・・のはずなのに、何故か私は、スポーツクラブで入会の手続きをしている。
『あー、面倒くさい。なんでこんなに手続きがかかるんだろう?』
そう、普段それほどイライラしないのに、イライラしている。
早く、スタジオに行きたい。
スタジオ?
そのときは、何の違和感もなかったけど、何で私、彼とスーパー銭湯に行ったはずなのに、一人でスポーツジムにいるの?
しかも、入会するつもりなんてなかったのに、大量の書類は何?
それは、起きてから思ったことなんだけどね。
夢の中では、仕事でもこなすかのごとく、書類に文字書き続けている。
『一体、いつなの? スタジオに行けるのは?』
そう思いながら。
さすがに、もう疲れてきた私は、受付の人に、
「まだ、入会できないんですか?もう、入会しなくてもいいかな?って思ってきたんですけど・・・」
「あと1枚ですよ。 これが終われば、この先がラクですから。ね。」
言いくるめられた気がしたけど、『そんなものなのか』と、納得することにし、最後の一枚を書き終えた。
「ね? ラクでしょう?」
は?
何もまだしていないけど・・・
ただ疲れただけなんだけど・・・・
「じゃ、この鍵を使ってくださいね。」
そして、ロッカールームまで進むと、鍵なんていらないような、昔の銭湯のように扉のない棚がびっしりある。
靴箱か?!ここは!ってぐらいの、小さい棚。
『ここに、どうやってバッグとか着替えを入れるんだ?』
ふと、周りを見回すと、ギチギチに詰め込んでいる。
『やだ・・・・こんなにギチギチに入れるの。』
でも、せっかくだし、着替えよう。そう思い、着替えを始めると、
私を呼ぶ声。
遠くに住む友人だ。
「久しぶり!元気?」
「うん、元気よ。今日はプールに入ろうかと思って。」
「あ、ほんと?私はスタジオに行こうかと・・・」
「じゃぁ、いいよ。 私もスタジオにするから。」
『え〜〜?別に一緒じゃなくてもいいじゃん。 あなたプールに入ろうと思ったんでしょ?しかも、ちょっと怒ってる?』
「え、いいんじゃない?プールに入れば・・・」
「いいってば。」
なんだか、その友人は少々キレモードだ。
だから、私は妥協することにした。
「あ、じゃ、私がプールにするよ。ね、それだったらいいでしょう?」
何がいいんだろう。私は、スタジオに行こうと思ったのに。
「そうね、じゃ、一緒に行きましょう。」
友人は気をよくしたようで、レオタードから水着に着替えた。
え?何でレオタード?
ひっ! 私もレオタードを着てる!!
さっさと脱いで、水着に着替える。
ひっ!!
アンダーパンツがない!
でもって、超〜ハイレグ!
大変だよ。 こりゃ大変だ!
おろおろ、ロッカールームをうろついていると、
「そのままでいいんじゃない? アンダーなんて、穿かなくても大丈夫よ。」
そんな〜、人事みたいに。 ・・・人事だけど。
「無理だよ〜。 ちょっといろいろと、ね。 私、ショップで買ってくるから。」
また、着替え・・・
もう嫌だ・・・
帰りたい・・・
面倒くさいよ・・・
そこで目が覚めた。
物凄い疲労感と、物凄い安堵感だった。
よかった。
いや、あまりよくなかった?
とにかく、夢で良かった。 彼は・・・スーパー銭湯に入ったのだろうか?
いや、いや、だから夢だから。
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