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ぼそっとエッセイ
作:春晴秋明



四股のように、踏ん張ろう!


「人との付き合いが苦手」


そんな相談を受けた。


「もし、生まれ変わるならば、今の自分じゃない自分に生まれたい」と。


すごく、わかるよ。


だって、そう思ったこと、ないことないもん。




その子は、今、人との接点が、ない。


そういう状況のときは、悪循環をぐるぐる回ることが多い。

私だって、誰とも会いたくないってこと、あったもん。



さて・・・

私に何ができるのか?


実際には、何もできない。 が、正解だと思う。


人は、人に、何も出来ないことのほうが、遥かに多いのだ。



だけど、もし出来ることがあるとするならば、


「うん、うん。」

と、共感できることを共感し、そして、『とーん』と、背中を軽く押してあげることだけ。


だから、私は、その子に、


『とーん』

ではなく、まずは、


『さわさわ〜』

っと、恐る恐る触れることにした。


いきなり、『とーん』と押してしまっては・・・

今はまだ早いような気がしたから。


でもね。

人には、本当に、平等に自然治癒力を与えられているんだよ。

その使い方や、もっと言うと、使い方がわからないこともあるけど、でもね、本当は、平等なの。


それを、いつ、どういうとき、どんな風に使うかによって、抜け出す差ができるだけ。



だってさ、みんな大小の差があっても、悩みながら生きると思うんだよね。


それがあるから、人は生きていけるんだと思うんだ。




ストレスフリーになったら。


それはそれで、幸せそうに見えるけど、いつか、


『退屈』というストレスが押し寄せてくるかもしれないし。



生きている間は、きっと、ストレスが付きまとう。


そのストレスを、上手に、いや、下手でもいい。

なんとか付き合っていくことが生きていくことなのかな? なんて、思ったりするよ。



彼女が、一歩じゃなくってもいい。

半歩、いや、足踏みでもいいから、動くといいな。


時には、せっかく2歩まで行ったのに、また1歩下がっちゃったよ〜ってことになったとして、それでも1歩前進。


そんな感じで、いいと思うんだよね。




頑張れ〜。 いや、頑張るな〜。

頑張んなくってもいいからさ、今の状況を、腰をちょっと落として、踏ん張れ〜〜。

四股のように、踏ん張れ〜。



そうしていたら、何かが見えてくるよ。

ちょっと、彼女よりも長く生きてる私は、そう言えるかもしれないな・・・・・




世の中の、全ての人・・・

踏ん張れ〜〜〜!! 踏ん張ろう〜〜〜!!












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