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ぼそっとエッセイ
作:春晴秋明



あのお惣菜屋さんのナポリタン再び!


「お昼食どうする?」

「食べずに行くよ。」

「じゃ、何か用意しておくね。」

「うん、軽めにお願い。」


そんなやりとりをして、彼を待つことにした。


さ〜て・・・・・

何を用意しておこうかな〜。


おにぎりとお味噌汁と・・・・軽めってことは・・・・・。


しばし考える。


そうだ! あのナポリタンを是非食してもらい、感想を聞こう。


そう考えた私は、あのお惣菜屋さんに向かった。



あった、あった。 ありましたよ。 山のように積み重なったナポリタン!

相変わらずね。

してやったり顔の私は、ナポリタンに近づいた。


すると・・・・


な、なんと! あの、大きい塊がない!!

その代わりといっちゃーなんだが、ぺらんぺらんのサラミみたいなハムが入っている!

しかも、豚コマも仲間入り!!


えぇーーー!ナポリタンだってば〜。

ベーコンとかロースハムならば、ぜーんぜん『あり』だけど、このハム何? なんだか、久しぶりに見たぞー。


豚コマって、明らかに、隣に山積みになってる焼きそばに使っているやつでしょう?!



またまた、私は衝撃を覚えた。


若干の寂しさはある。



だって・・・・・・

あの、ちくわ in ナポリタンを彼に食べさせてあげられないのだもの。


でも、今回の、サラミっぽいハムと豚コマは、それはそれで、別の意味で『あり』だ。





ピーンポーン!


彼だ!!


躊躇なく、抱きつく。



部屋に入ると、すぐ昼食にした。


「ざざーん!」

「何? おにぎり? 君が作ったの?」

「いいや、買ってきたのです。」

「まるで・・・・・そのラップ使いは、手作りだね。」

「そう。 あのお店は、まさに、THE 手作りなのだ。」


そして、次にざざーんと出したのは、ナポリタン。


「これ、これだよ〜。 前に話したナポリタン!」

「へえ。 なるほど。」


ちょっと、興味有りげに見えるな。


「でもね・・・」

「うん?」

「ちくわ in ナポリタンじゃないの。」

「お〜、本当だ。」

「その代わり、このハムと、豚コマが入ってるんだよ!レタスは、当たり前のように敷いてあるけどね。」

「本当だ〜。」



二人で食した。


「うん、まずくないよ。」

「まぁね。 給食っぽいよね。」

「そうね。 レタスは、弁当のつけ合わせのノリかもね。」



なるほど〜。 それは気付きませんでした。 見るところが違うね、さすが!

なんで?なんで? ばかりの私は、合点がいった。



取り合えず・・・・・

一緒に買ってきたポテトサラダは、美味しかった。

お母さんが作ったポテトサラダ、って感じだった。


本当はね、あなたに、ちくわ in ナポリタンを食べさせたかったんだ〜。

だって、あなたは、私が話したときに、


「ありなんじゃない?」


って言ったからさ。


残念!

もう二度と買わないだろうな〜って思ったナポリタン、3度目に挑戦してみよっかな〜。


是非に、あなたに食してもらいたいの。
















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