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ぼそっとエッセイ
作:春晴秋明



出会ってくれて、ありがと


思えば私は、自分自身を全て曝け出して生きてきたことがあっただろうか。と、ふと思った。


元々、開けっ広げな性格だし、前も書いたけど、恋愛に駆け引きなんてそれこそ出来ないし、ただ、思いのまま突き進んで来たけれど・・・・・


でも、心の奥の奥の私の核の部分を、誰にも見せたことはなかったような気がする。


だから、どこかが冷めていた。


親にも、物心ついてから、一度も見せたことなどなかった。


見せても仕方がないと思っていたし、見せたからといってどうなるものでもないし、見せられた方も大変でしょう?


ぐらい、思っていた。


だけど、案外人生を重ねてきたのに、初めて核の部分を見せることができる人に出会えた。


だから、毎日が驚くことばかり。


でも、安堵感に包まれている自分にも気付いている。




だから、思ったんだ。


決して離れないよ、って。


あなたが、「うざいからどっか行って!」


などと、言うことがない限り。


そんなこと言う人じゃないから、あなたから発する、『NO』に気付くまで。


私は、ずーっと、どんな形であってもあなたの傍にいるよ。


やっと、やっとのこと会えたんだもん。


大好きな『気体から』に書いてあったみたいに、私の肉体に終わりが訪れたら、私、あなたの中にすーっと溶け込んで行きたいよ。


どんなに幸せだろうと、想像しただけでもわくわくしちゃう。


でも、心配しないで。


あなたの感情をちゃんと感じるからね。


やになったら、すーって出て行くからね。





出会ってくれて、ありがと。












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