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ぼそっとエッセイ
作:春晴秋明



サックサクのパイシューは如何?


彼が来る!


いそいそと、私はコンビニに買い物に行く。


ここで、もう少し足を延ばして200mぐらい先の洋菓子店に行かないところがミソだ。


ミソっていうか、面倒くさがりなんでしょ。



コンビニでちょっとお菓子を買おう。


以前、シュークリームを買ったコンビニ。


きっと、あってもあのふわふわ、しっとりのシュークリームなんだろーな〜。


デザートコーナーにあった、あった。 あの例のシュークリーム。


少し丸くなった私は、『シュークリームを買おう。彼が好きだし。」

なんて思ったんだけど、その下にあるクレープがどうしても気になって仕方なかった。

そもそも、彼が好きだし、とか言いながら、案外この間食べたとき美味しかったんだけどね。


シュークリームを取るか、クレープを取るか、そこが問題だ。

・・・たいした問題じゃないな。


考えた挙句、ゼリーやプリンがあるほうへ向かった。


生クリームた〜っぷりのプリン。 生クリームとカフェムースがた〜っぷり乗ったコーヒーゼリー。 今日はこれで決まりだ!


カゴに入れようとした。

が、クレープがどうしても気になって仕方ない。


っていうか、どっちも買えばいいじゃん! 今、書いていて気付いたよ。


結局、クレープを買った。


鼻歌交じりで部屋に戻り、コーヒーをセット。


そこへ、


『ピ〜ンポ〜ン』


彼だ!


彼は、手に袋を提げている。


「はい、パイシューだよ。」


キャイーン! パイシューだ〜。 やっほー。

ふわふわ、しっとりのシュークリーム買わなくて良かった。


コーヒーを入れて、二人でおやつタイムさ。


「おいし〜。 サクサク〜。」

きっと、私の口の周りは、粉砂糖と生クリームがたっくさんついていたんだろうな。

彼は、何でも上手に食べる。 


今回は、パイシューを買ってきてくれたんだね〜。

しかも、生クリームの下には、控えめに『私もいるよ』とばかりにカスタードクリームがちょこんと顔を覗かせていた。

可愛いヤツめ。



サクサクのパイシューは、超美味しかったよ。


サクサクの中のサクサク〜って感じだった。 軽〜いサックサク。



ありがと。

今度は、お菓子屋さんの、美味しいしっとり、カスタードシュークリームを買っておくからね。












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