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ぼそっとエッセイ
作:春晴秋明



英語は案外通じるのだ!


英会話、また再開しようかな〜なんて、ふと思ったら、思い出したことがあったので、こうして、書いている。


『英語は、それほど話せなくても通じる!』


そうだった。


忘れていたけど、案外英語は通じる。


無理矢理にも思えるような伝え方でも、通じる。



ほんの少しの期間だけ、英会話を習ったことがあった。

元々、学生の頃英語だけは何故か好きで、好きだと「がー」集中できる私は、先生に、


「お前が、英検2級を取ったか・・・」


と、がっかりされたぐらいだ。

それぐらい、不真面目な学生時代だったとも言える。



ある時、それほど大きくないライブハウスに、インディーズのライブを観に(聴きにかな)行ったときのことだ。

ライブハウスの中の熱気にやられ、私は途中外に出た。


『快適〜。 このまま帰ろうかな〜。』

そんなことを、星を眺めながら考えていると、


「Hi! ○×△※・・・・・」


笑顔で、外人さんが近づいてきた。


『異人さんだ。』


異人さんなんて、普通言わないでしょう〜。 でも、咄嗟のときは、案外変なことを頭に浮かべてしまう。


そう言えば、『赤いくつ〜履いてた〜女の子〜』の歌。

私は、長いこと、


『いいじーさんに、連れられて〜い〜っちゃ〜った。』

だと思っていた。

勿論、合唱するときは、『いいじーさん』で唄っていましたとも。



当たり前のように脱線から軌道修正。


英語は、ゆっくりだったらある程度わかることもあるし、棒読みのような英語を話すこともできる。

でも、その外人さん(私は勝手にアメリカ人と決めた)は、とにかく、ベラベ〜ラ、ペラペ〜ラと話すもんだから、何を言ってるのかさっぱりわからない。


で、え〜い!と思い、


「モア、スローリー! アイ キャン スピーク イングリッシュ! バッド ベリベリ ア リトル !!」


この英語が合っているかなんて、まーったく必要なし! 身振り手振りを加えて、自信たっぷりにアメリカ人に言った。


(オーストラリアかも、イギリスかもしれないんだけど。)

すると、

「オ〜!」

とかって、笑顔で、ゆっくり話してくれた。

よ〜く聞いてみると、

「どこかに遊びに行かないかい?」

みたいな内容だった。


それこそ、オ〜ノ〜でしょう。

また、一本調子の英語で、

「私には、中に彼がいます! だから、あなたとどこかに行くなんて、無理!」

と、言った。 あったりまえでしょう〜。


すると、何度か、また口説くようなこと言ってたけど、ダメダメ!って、断ったら、諦めたみたい。


何故に私? もっと、グラマラスなおねえちゃんがたっくさんいるでしょうに。

と、思ったけど、まぁ、悪い気はしなかったけど。


すぐさま、その当時の彼に報告した。


悪い気どころか、嬉しかったんじゃん!












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