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ぼそっとエッセイ
作:春晴秋明



愛は、アロハオエ?


愛おしい。


今、私の中に生まれる、その『愛おしい』は、


アロ〜ハ〜オエ〜♪


と、どこからか曲が流れて来そうな、そんなゆったり感を醸し出している。


どこからアロハオエなわけ?


と、聞かれても、それはお答えできません。


意味がないから。



昔むかーし、愛と言えば、


『サンバ』や、『ランバダ』(古すぎでしょう)のような、情熱的なそれでしょう。

ぐらい、思っていた。

情熱こそ、愛。 みたいな。


でも、それは実は愛ではなく、そのまま情熱。 恋。 乞い。


恋は乞うことと、昔聞いた。


なんたること!


なんて、思った若い頃。


今は、その言葉も納得できるんだよね。


行き着く先は、結局破滅。 だからと言って、何も残らないわけではないんだよね。


その経験が無いと、その先がなかったりするから。



愛の種類は、沢山ある。

例えば、会ったこともない、どこかの貧しい国で、日々食べるものにも困っている子供達。

お腹一杯に食べさせてあげたいな。

でも、何にもしてあげられないな。


ユニセフに募金するとか、献金したりとか、そんなことしか出来ない。


だけど、そこには、小さいけど、少ないけど、確かに愛がある。


例えば、残虐な事件の被害者になってしまった方々。 言葉なんて、出ないぐらい想像を絶する。

その反面、その犯罪を犯してしまった人。

罪を犯す前に、なんとか出来なかったのだろうか?

誰か、手を差し伸べられなかったのだろうか?


と、どうにもならない感情を覚える。 それも、ほんのちょっぴりの愛。



その愛は、きっと、自分自身をこれでもかと愛せたときに、与えられるのかもしれない。



飛躍しているかもしれないけど、そう思うんだ。


愛は、自己の中で満たされたときに、初めて他に余力を与えられるんじゃないかな?って。


じゃないと、乞うだけになってしまうんじゃないかな?って。



みんな、この地球上に、もっとデカイ話しで言うと、宇宙全体に、必要なものなんだもの。

自分ぐらいは、目一杯愛してあげて欲しいな。って、そんなこと、ぼそっと思うよ。

それに値する、生き物なんだもん。




・・・・・それが、なかなか難しいんですな。












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