ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
  王たちの宴 作者:スギ花粉
え~~スギ花粉です。楽しんでいただけてるでしょうか?
シリアスはまだかと声が聞こえます・・・え~~ちゃんとあります
けどまだまだ時間かかるかも、急ぐんで堪忍して下さい
対価

「・・・・・・・・・・」

今、カイは二つの墓の前で手を合わせている。

それを赤毛は少し後ろで立ったまま、見つめている。

カイは立ち上がり、振り向くと相対する。

「改めてありがとう。一緒に墓を作ってくれて」

「・・・・・気にするな」

「俺は、リョウザン・カイ。カイの方が名前だ・・・それで・・赤き狼さんは」

「・・・・・・・・・・レンだ」

「え?」

「・・・・俺の名前はレンだと言っている」

「へぇーーレンって呼んでいいの?」

「・・・好きにしろ。俺は認めた奴にしか名前を呼ばせないが・・・まぁ・・その腕は認めてもいい」

「ありがとう・・・それで、レンって何者なの?」

「・・・・・・・・さっきも思ったが・・・赤き狼を・・・・知らないのか?」

「すまんね・・・俺は異世界人だからな」

「・・・・・・・・・・異世界人?」

「ああ・・・・実は・・・」

=================  ================

「・・・・・なるほど・・神聖帝国の勇者の噂は本当だったというわけだ」

「だから、この世界の当たり前な事でも・・俺は分からないんだ。許してくれ」

「・・・・・・・・・・・赤き狼とは、俺の別の呼び名だ。つまり・・・・傭兵だ」

「傭兵・・・」ふむと、考え込むカイ。

「・・・・そんなことより、墓は掘ったんだから・・・・」

と、槍を少し傾けるレンだったが、それをカイの大声がさえぎる

「レン!!傭兵なんだよな?お前を雇いたい!!」

「・・・・・何だと?」

「俺は魔物退治をしなくちゃいけなかったんだ。だが、道案内もいなくなってしまったんだ」

「・・・・・いや、だから」

「もちろん、神聖帝国に戻るという選択肢もあるけど、時間がかかるし、何より・・・謎の集団に俺は命を狙われている。あいつらに負けないだけの実力がほしい」

「・・・・・おい・・話を・・・」

と、レンが話しかけるが、カイはまったく聞いていない。

「報酬は今は・・・・そんなにお金があるわけじゃない・・・だが、神聖帝国で事情を話せば、いくらか出してくれるはずだ!!」

「・・・・・き、貴様・・だから・・俺の・・話を・・・・」

度重なる無視、というかスルーに額に青筋を浮かべ始めるレン

「頼む!!レン、俺に力を貸してくれ!!」

といって、レンの左手を瞬時に両手で握るカイ

「!!・・・さ、触るな!!」
と槍をブンっと、振り回すレン

「ああ、ごめん」
と、パッと手を離して、飛び退り攻撃をよけてしまうカイ

「・・・・・・いいだろう・・・雇われてやる」

しばらく考えた後、レンはそういった

「本当か?」
(やった!!魔物退治にもいけるし・・・暗殺集団に襲われても・・この傭兵さんがやっつけてくれる)

ラッキーっと、心の中でガッツポーズ!!

「・・・・・ああ、だが報酬はしっかり頂こう」

「もちろんだ。だが・・今はお金も・・・」

「・・・・・報酬は金じゃない」

「??お金じゃない?え?じゃあ・・・何を?」

「・・・・貴様との・・・・決着だ!!!」


(・・・・・ア・・アンラッキーだった)

誤字・脱字
アドバイス待ってます。励みになります
王たちの宴・アンケート!!
王たちの宴アンケート


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。