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  王たちの宴 作者:スギ花粉
え~~楽しんでいただけてるでしょうか?
明日休みなので、多めに投稿です
ではどうぞ
どんでん返し
白猿という魔獣は、体長3メートルはあり、長い爪・牙・角を持つ、敏捷性に優れた猿の化け物だった。

なぜ、討伐に40人以上必要なのかよく理解できた。

だが、そこで俺が思い知らされたのは白猿の強さではなく・・・・・

レンの強さだった。

俺も確かに、魔力を込めた鉄針や体術で対抗していたが・・・・

止めを刺したのは、ほとんどレンだと言っていい

あまりに巨大すぎて運べなさそうだったので、森においたまま村に帰ることにした


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「白猿は倒しました。森の中にいるはずので、ご確認ください」

そのカイの言葉に対して、村長は涙を流して喜んでいた。

「ありがとうございます。これで村も救われます」

「・・・・・」

だが、カイはどうしても・・・あの姿が脳裏に焼きついて離れない。

「・・・・・行こうか」「ああ」

と立ち上がる俺達。

村長は、本当にありがとうございますと何度も頭を下げていた。


カイとレンが村を出ようとすると

そこに小さな女の子が寄ってきた。

「・・はい。これお礼」

といって、自分に木の実を渡してくれた。

「えっと?これは、何て木の実?」

「えっとね・・トチの実といってね・・・食べられるんだ・・」

「・・・・ありがとう。大事に食べるよ」

といって女の子の頭に手を置いた。

女の子は嬉しそうに笑う

カイは小さな幸福に包まれる。

この仕事をして本当によかったと感じた。

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「そうだ!!少し、茶葉を分けてもらうはずだったのに!!」

「・・・・・そんなものいらない」

「いや、でも食事の後には欠かせないよ。ちょっと戻ってもらってくるね」

「・・・・・いや・・・だから・・・」

「じゃあ、先歩いてて!!すぐに追いつくから!!」

と話をまったく聞かずに踵を返してしまうカイ。

「おい!!・・・・まったく」

ハァ、とため息を吐いてゆっくりと進むレン。

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(お、見えてきたぞ)

だんだんと、村の入り口が近付いてくる。

だが、そこには何やら異様な雰囲気が漂っていた。

村人が集まって、手には武器らしきものを持っている。

村長が、何かを必死に叫んでいる。

「・・・・・よいか!!白猿の毛は高く売れる!!一本たりとも無駄にしてはならんぞ!!」

「おお!!」

「爪・牙・角は武器の材料として高く売れる!!」

「おお!!」

「毛を剃り、必要な物引き抜いたら、血を抜いて・・・食糧にするのじゃ!!白猿の肉は中央の美食家に高く売れるのだ!!」

「おお!!」

「よいか!!この世は金じゃ!!金がすべてじゃ!!行け、者ども!!荒稼ぎじゃーー!!」

「おお!!」
といって、森へと入っていく大量の・・・金の亡者ども。

「・・・・・・・・・・」

すべてが・・・・・・・・・・・・

台無しだった。
誤字・脱字あったら
アドバイス・感想待ってます。励みになるので
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