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召喚されたら神様の助手ーリゾート開発冒険物語ー 作者:ハチマキ

第二章 アラビアンナイト・アウラード

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第18話「絶体絶命、のち親子」

 無駄にデカイなこの木偶の坊。
 僕は肩に見えていた頭領の元に今向かっているが思ったより着かない。ようやく着いたところで落胆した

「うぇ、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」

 考えてみれば無理もないか。高所から落ちて巨人に押し潰されるんだから。酷い最期だったな。でも主を失ったいま、ランプによってもたらされた力は止まるだろう。……と思ってきたのだが巨人は地に手をつき立ち上がろうとする

「まだ動くのか!? となれば何か動かす原動力……もしかしてランプか?」

 そう思い辺りを見渡すが見つからない。一か八か音で探してみると

「見つけたぞ! 胸のあたりか。立ち上がる前にケリをつける」

 いまもなお立ち上がろうとしている巨人の心臓へむかいビームセイバーを突き立てると心臓たるランプが見えた

「これでラスト!」

 ランプを破壊しようとしたその時見えない壁に阻まれた。何度も試すが同じ結果に終わる、時間だけが過ぎてゆく。次第に焦りも出て冷静さを奪ってゆく
 ついにビームセイバーが活動限界を迎えエネルギー切れをおこしてしまった。巨人の足もすっかり再生が終わり立ち上がる寸前だ

「クソ! このままじゃ町に甚大な被害が……とりあえずアンカーを打ち込んでまだ行動を出来るようにしないとな」

 そう自分に言い聞かせ深呼吸をする。よく観察すればまだランプのまわりは再生が始まっていなかった。チャンスはまだある。

「届け! もう少し。よし!」

 ランプに手を伸ばし掴みとった。しかし巨人は町へ歩きだす、どんどん町が近くなる
 どうすれば止まる? なにかランプに仕掛けはないのか……これはボタン?
 ええぃ! 緊急事態だしなるようになれ!
 ポチッとな。すると巨人の歩みが止まったが岩の鎧にヒビが拡がっていく…………これはマズイよね。逃げようにも逃げ場がなく飛び降りは高すぎるし絶体絶命だ。どうする……………………賭けにでるか

 僕はありったけの力で巨人を蹴り、飛び出すとハンググライダーを創り離脱を試みる。
 目を開けると……飛んでいた。運任せにもほどがあるが飛べていた。イメージは某怪盗キャラで見よう見まねだ。だが現実は甘くはなくキレイに墜落した

「なんとか生きてるな。生きてるっていいな……」

 後ろでは轟音を立てて巨人が崩れていくまさに危機一髪だった
 僕はランプを手に大の字に倒れた。その時ランプの蓋が外れて読めない時で何かが書いてあった
 みんなの声が近くなってくるけど疲れたからもう少しこのままでもいいか

「来人さん! 無事でしたね」
「生きてるな。早く起きろよ」
『主、ご無事でしたか!』

 同時にしゃべるんじゃない! 僕は聖徳太子じゃないだからわからん!

「心配ありがとうな。ところで、サラかアヌビスこの蓋の裏の文字読めないか?」
「読めないぜこれ」
『こ、これは……』
「アヌビス読めるのか?」
『はい…………ハデスと彫られています』

 よし! 戻ったら絶対一発やってやろう! そうでなきゃ割には合わないからな
 それはそれとして、この場を逃すと多分ずっと言えなくなる事がある人物がいる

「サラ、この場でお母さんと話をすべきだと思うだけど、どうだろうか」
「それは……………………話すよ」
「頑張って」

 サラが一緒に近くに来ていた母親へ歩いていった

「母さん話さなきゃいけないことが山ほどあるんだ。あの日、本当は自分が娘だって明かしたかった。でも言えなかった。襲撃があったあの日から生きていくために盗賊になったんだ。盗賊の母親と周りに拡まれば迷惑がかかるから、だから……だから」

 サラのお母さんは黙って娘を抱きしめた。アラジン親子はその後しばらく再会の喜びを噛みしめていた。
短くなってしまいすみません。このあとだらだら続けるのも後味悪くなるので区切りました
次話で第2章大団円です
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