第3話 拓也と孝典の災難
−日曜日−
「ふぁ〜〜〜あ・・・・・・・頭痛い・・・」
「よっ・・そりゃそうだろ・・・」
「しかし・・・・凄い寝癖だな・・・」
朝起きた詩織はライオンの鬣見たいにぼっさぼさの髪の毛をしていた。
「お風呂入ってくる・・・・・」
「ああ・・・俺は片付けしとく」
と詩織はシャワーを浴びに・拓也は後片付けをしていた。
「おいこら孝典起きろ・・・」
「んーん・・・」
「・・・・起きろって言ってるだろ」
ニャッ
と拓也は猫の手で孝典の顔を叩いた。
「んー・・・クラクラする・・・」
「今日は俺からだからな」
「ああ・・・あんまり大きな声は出さないでくれれば光栄だ・・・」
「分かった分かった・・・」
と拓也は孝典をほって片付けを始めた。
キュルルルルルッ
詩織はシャワーを終えた様だ。
「ちょっと顔洗ってくる・・・」
「あ・・ちょ・・まだ」
ガチャッ
「・・・・・・・・・・・・」
と詩織と孝典は目があったまま硬直した。
「・・・!!!!!!!」
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
と詩織は大声で叫んだ。
「あごめん!!!」
バタンッ!
と慌てて孝典はドアを閉めた。
(カァーーーーー)
二人共顔を真っ赤にさせていた。
「何で言ってくれなかった拓也・・・」
「言おうとしたが、お前が開けちまったんだから仕方ないだろ」
「見ちゃったじゃないか!」
「ほほう・・・見ちゃったのか・・・」
「・・・・・・・・・」
ガチャッ
詩織が出てきた。
「・・・・・・・」
空気が重くなった。
「詩織、風呂から出て早々すまないが、片付け手伝ってくれないか」
と拓也が気まずい空気をどうにかしようと言った。
「う・・うん」
「じゃ・・・じゃあ俺は顔洗ってくるよ・・・」
と孝典は顔を洗いに行った。
「まあ、気にするな(微笑み)お前の体見られたってどって事ないだろb」
と拓也は微笑みながら言った。
「・・・・・・・・・・・・・ウゥ・・・(泣)」
詩織は泣き初めてしまった。
「え・・・俺何か不味い事言ったか・・・」
と事の重大さに気づいてない拓也だった。
(そんな事も知らずに孝典はドキドキしながら顔を洗っていた)
ガチャンッ
「ふ・・・ふう、スッキリした・・・」
と孝典は顔を洗って出てきた。
「おい、拓也何で詩織さん泣いてるんだ?」
「いや・・・俺何か不味い事言ったのかな・・・」
「何て言ったんだ?」
「いやさ・・ お前の体見られたってどって事ないだろb って言ったら・・」
「お前馬鹿か・・・大抵見られたら心に傷負うだろ・・・」
「そうなのか!?」
「当たり前だ!馬鹿!」
と拓也と孝典が話してると・・。
ウゥッ・・・
バタンッ
詩織は自分の部屋へ篭ってしまった。
「ほら・・」
「・・・すまん・・・あの件は引き伸ばしでいいか・・・」
「ああ・・・」
「ちょっと謝ってくるわ・・・」
「そうしろ・・・」
と今までまともに謝るという事を知らない拓也が謝るという事を覚えた。
トントン・・・
拓也が詩織の部屋のドアをノックした。
「詩織・・・ごめん・・・」
「・・・・・・・・・」
「詩織・・・?」
「Zzz」
(寝た振り寝た振り・・・)
と詩織は寝た振りをし続けた
「って寝たんかい!」
「はーぁ・・・」
と拓也はため息を吐きながら孝典の元へ戻って行った。
カチャッ・・・・
詩織は孝典と拓也の話を盗み聞きしようとしていた。
「なあ、いつ詩織さんに告白する・・・」
「告白!?・・・」
「ッ・・・!」
「ん・・し・・・詩織?」
カチャッ・・・
(寝た振りしないと・・・ドキドキドキドキ・・・でも告白って・・・どっちが!?・・・・)
「猫かな?」
「だろうな・・・あの猫結構詩織さんに芸覚えさせられてたから懐いたんじゃないか?」
「かもな」
「ハハハハハ(笑)」
拓也・孝典は詩織が話しを聞いてる事を知る訳わ無かった。
「なあ孝典、外でもブラブラしないか?」
「しようか、でも詩織さんに言っておかないと」
「詩織さん、拓也とちょっと外ブラブラしてきますね」
「・・・・・」
「寝てるのかな」
ガチャッ バタンッ
孝典と拓也は外へ行った。
「行っちゃった・・・・告・・白・・・どっちが・・・・」
詩織はどっちが告白するのかを考えていた。
「はははは(笑)」
「なあ、今日の夜にしないか?告白・・・」
「何言ってるんだよ・・・」
「おらワクワクすっぞ」
「だから馬鹿かって(笑)」
「お前もだろーが(笑)」
(いつもここの電信柱邪魔だな・・・)
ドンッ
ドゴオオオオオオオオンッ!!!! キィィィィィィィィィィィィィィ!!!・・・・・
ガチャッバタンッ!
「だ・・・大丈夫ですか!?」
トラックの運転手は駆け寄った。
「た・・・拓也・・・・・・?」
ちょうど狭い道で電信柱を避ける為、孝典は拓也を押してしまった。
拓也は走行中のトラックのサイドミラーに頭をぶつけ数m飛ばされた。
「おい!拓也!・・・拓也!・・・・・拓也!」
孝典は拓也を抱え何回も叫んだ。
その場に警察・救急車が来た・・・・。
孝典は尋問に答えた。
「あなたは?」
と警察の人が聞いてきた。
「友達です・・・・・・・・」
孝典は頭が真っ白になっていた。
「何か知ってる事あったら教えてくれないか?」
と警察の人は血相を変えて聞いてきた。
「電信柱を避ける為避けたら拓也を押してしまって・・・」
と孝典は正直に言った。
「警察に来てもらいましょうか」
と孝典は真っ青な顔をしてパトカーに乗った瞬間腰を抜かした。
色々な尋問を受け・・懲役3年と決まった。