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(小説というか・・・ 見る価値も無い物ですけど・・・最後まで見てくださると嬉しゅうございます。)
詩織との出会い
ある日、拓也はまた授業を抜け出していつもの体育館の倉庫で寝ていた。
まだ誰にもこの場所で安らいで居る事を知られては無かった。
すると次が体育の授業の生徒達がぞろぞろと体育館へ入って来た。
またいつもの様に女子達の喋り声・男子達がはしゃぎまわってる声が聞えて来た。
最初はうざいと思った拓也だがもう慣れてしまった。

「あ、道具準備するの忘れてた(笑)」

と女子の体育係だろうか走って来るのが分かった。

ギィィィィィッ

倉庫のドアが開く音が響いた。

「えっと・・・あれって何処だったかな〜・・・」

「あれ・・・何探してるんだっけ・・・あっ・・そうだ!ボールとかだったかな」

と何が必要なのか忘れてるその女子がこっちへ歩いてきた・・・。

(今思えば俺の後ろにあるのって・・・ボールじゃ・・)

と一瞬思ったが、まあ見つからないだろうと安心していた拓也であった。

「あ、ボールあっ・・・」

とまあまあ美形の肌は狐色の小柄な女子が見つめたまま硬直している。

「何、何か用?」

と拓也はめんどくさ・・と思いながら言った。

「あなた・・・不審者!?」

とその女子は言った。

「俺の制服見て分からないって、君頭大丈夫?(笑)」

と拓也は馬鹿にした様に言った。

「こう見えても私は頭は良いのよ」

と威張った様に女子は言った。

「へ〜、ボールだっけ?さっさと取って行ってくれないか」

と早く寝たい拓也であった。

「あ、そうだボールボール・・・」

ガチャンッ

「あーあ・・・籠倒れたじゃ〜ん」

とその女子はわざとらしく拓也に言って来た

「俺がやったんじゃないから、さっさと片付けて行ってくれめんどくせえ・・」

「さっさと行ってほしいならさ、手伝ってよ (笑)」

と笑いながらその女子は言った。

「しょうがねえ・・・手伝ってやるからもう関わらないでくれ」

とだるそうに拓也は言った。

「今思ったけど何であなたここで寝てるの?」

とその女子は聞いてきた。

「お前には関係ない、さっさと片付けろ」

と拓也はちょっとキレ気味に言った。

「はいは〜い」

とその女子は返事をした。

「よかった、片付いたね〜」

「いい迷惑だよ、じゃあ俺は寝る」

「私は1年○組の南原詩織って言うの、後でまたここに来てあげようっ」

と詩織は偉そうに言った。

ギィィィィガチャンッ

ドアを閉める時の詩織は笑っていた。
ボールを叩く音、床を踏む音、担任の笛の音、男女のはしゃぎ声が響いている。

キーンコーンカーンコーンッ

授業が終わったみたいだ・・・。
(そういえば後片付けに詩織が来るのか・・・だるいな・・・)
と拓也は詩織が来る事を忘れてはいなかった。

ギィィィィィッ

とドアが開く音がした。

カラカラカラガチャッカラカラ

「来たよー、ちゃんと良い子に待ってたかな」

とボールを入れた籠を押して詩織がやってきた。

「・・・・・・・・・・・」

俺はなぜか寝た振りをした。

「寝てるのかな・・・蹴ってみよう(笑)」

と詩織は笑いながら、拓也の頭を蹴ってきた。

「・・・・・・」

拓也 は対応がめんどくさいから出て行くまで寝た振りをしてみた。

「本当に寝てるのかな・・・じゃあ私がその唇貰ってあげよう フフフ(微笑み)」

と詩織の髪の毛が拓也の顔に掛かった。
拓也は本当にされるんじゃないかと薄目でちょっと見た。

「あ、やっぱり起きてる」

「本当にやられると思ったの?(笑)」

と薄目を開けた時に目の前に詩織の顔があった。

「別に・・・されるとかどっちでもいいけどね・・・」

と残念そうに拓也は言った。

「でさ〜、何で授業出ないの?」

と詩織は微笑みながら聞いてきた。

「別に・・・気分次第だし・・・てか俺が決める事だから口出すなよ」

「は〜あ・・・どうでもいいじゃん」

と拓也は少しイライラしつつ横を向いた。

「ふ〜ん・・・そっか・・・」

「私もね、時々めんどくさい時あるからさっ その時ここに来ていい?」

と詩織は言ってきた。

「勝手にすればいい・・・」

拓也は嫌な顔をせず、むしろ嬉しそうに言った。

「ふ〜ん、じゃあ明日めんどくさかったら来るね(笑)」

「じゃあね〜 フフ(笑)」

ギィィィィードンッ

と詩織は笑いながらドアを閉めた。

(この後もう何も面白い授業無いから、帰るか・・・)

と拓也は自転車に乗って家へ帰った。

−次の日−

拓也は朝来るなり体育館の倉庫にまた行った。

ギィィィィィィガチャンッ

するとそこに詩織が座って居た。

「やあやあ・・・」

と詩織はしょんぼりした顔でこっちを向いた。

「何で朝早くから居るの?」

と拓也は不思議そうに聞いてみた。

「何と・・・なくかな・・・」

と詩織は俯いたままだった。

「ふ〜ん・・・」

と言いながら拓也は詩織の隣へ座った。

「何かあったのか?」

と拓也は聞いてみた。

「別に・・・」

と半泣状態で詩織は言った。

「ちょっと・・・俺の親友連れてきていいか?」

と拓也は詩織以外知らない場所へ親友を連れて来てどうにかしてもらうか・・・と考えていた。

「別にいいよ・・・」

と詩織は言った。

「じゃあ・・・行ってくる」

「行ってらっしゃい・・・」

ギィィィィィガチャ

「・・・グスン(泣)」

拓也は急いで階段を上がって親友の元へ行った。

「ハァハァ・・・孝典〜・・・」

と拓也は息切れしながら同級生(親友)の孝典を呼んだ。

「何だよ・・・眠いんだぞ」

「・・・ッ・・いやいや俺もだよ・・・ハァハァ・・・ちょ・・・ちょっと来てくれ」

「まあいいけど・・・」

と孝典と拓也は倉庫に向かった。

「何だよ何かあるのか?」

と孝典は言った。

「ちょっと・・・どうにかしてくれないか・・・」

「おいおい何をだよ・・・まさか・・・!?そっちに目覚めたのかお前・・・!?」

「馬鹿・・お前って馬鹿・・・」

ギィィィィィガチャン

と言いつつ倉庫を開け・閉めた。

「ん・・・あれ誰・・・まさか!?監禁・・・!?」

「馬鹿としか思えないな・・」

と孝典と拓也は漫才風にいつもながら話していた。

「お帰り・・・」

と詩織は言った。
拓也は泣いた後と分かったがあえて口に出さなかった。

「ただいま」

「で、俺にどうしろって言うんだ・・・」

「いや・・その・・・んー・・・」

(説明がめんどくさいので全部今までの事を話した)

「ふむ・・・」

と困った顔で孝典は返事した。

「詩織さんはあれか!彼氏に捨てられたとか」

と孝典は率直に聞いてみた。

「違うよ・・・そんな事じゃないよ」

「じゃあ何」

「お父さんとお母さんが離婚する事になって私がどっちに着いて行くか喧嘩の毎日でもう嫌だよ・・・」

「ってそんな事じゃない気がするが・・・重大じゃないか」

孝典と詩織は話しをしているが拓也は何の言葉もかけてあげれなかった。

「どうせなら拓也の家にお世話になればいいさ」

「え?」

「だってどっちみち拓也一人暮らしだし」

「・・・」

「大丈夫さ、襲われたりしないさ多分」

「多分っておい・・・」

「クスクス」

孝典、拓也、詩織は楽しそうに話していた。

「てかさ、俺一人暮らしじゃないぞ?」

「あれ、違ったっけ」

「猫いるし」

「猫かよ」

まさに仲良しという関係だった。
そして詩織は一人残って両親と別れた後、拓也の家にお世話になる事になった。

−拓也の家に着いたのは夜であった−

ガチャッ

「失礼します・・・」

と詩織はゆっくりドアを開けて入って行った。

「あっ!猫だ〜」

「お手って出来るの?」

「いや芸は1個も・・・」

「ほらほら〜お手っ!」

と詩織は拓也そっちのけで猫にお手を覚えさせようとしていた。

「じゃあ荷物ここ置いとくから、後部屋はここ以外・・・何処でもいいから」

と拓也は荷物を置き、詩織は猫と遊んでいるから静かに家を出て買い物に行った。

「あれ・・・拓也さんが居ない・・・」

「猫ちゃ〜ん・・・お手、おかわり〜」

何処行ったんだろうと思いつつ、猫に今度はおかわりを覚えさせようとしていた。

−その時拓也は−

「詩織何食べるんだ・・・まあ・・・適当に買えばいいか・・・何でも食べるだろ」

「あ・・・そうそう猫の餌、猫の餌・・・」

ガチャッ バタンッ カチャッ

「ただいま、適当に買ったが文句は言うなよ」

と拓也は荷物片手に恥ずかしさを隠す為か頭をかいていた。

「おかえり〜、ねえねえ見てみてお手覚えたよ」

「え・・・人の猫に芸教えるなよな・・・お前」

「あ、お前この中から好きなの取って食べていいから」

カチッ

「ここの段はお前の食べ物・飲み物入ってるから適当に飲み食いしてくれ」

と拓也は冷蔵庫に買った物を入れた。

「お風呂・トイレって何処?」

「お風呂はあっち、トイレはこっち」

「後分からない事あったら俺の部屋に来てくれればいいから」

「じゃあ、今日は遅いから寝るね」

「お休み〜」

「ああお休み」

と言って二人共自分の部屋へ戻って寝た・・・。

−朝−

(シャワーの音がする・・・詩織か・・・そういえば・・・)

と拓也はシャワーの音で目覚めた。

「おはよー朝のシャワーはいいね〜」

詩織はすっきりした顔で言った。

「ああ・・あのさ・・・とりあえず・・・さ・・・まず床拭けよ・・・」

「分かった分かった〜 ほらほら拭き拭きしようね〜」

と言いつつ詩織は猫の手で床を拭きだした。

「猫の手で拭くのかよ・・・」

「案外拭けないね・・・」

(可愛いな・・・馬鹿だけど・・・馬鹿なんだけど・・)

と朝から思っている拓也、朝から馬鹿っぽい詩織だった。

ピンポーン

「は〜い」

と詩織が鍵を開け、ドアを開いた。

「おはよ〜す、拓也は?」

「上がっていい?」

孝典が拓也に会いに来たのであった。

「おお、孝典 よっ」

「元気か〜」

と拓也を無視して猫の方へ向かった。

「っておい 無視かよ」

「ニャ?」

「いやニャじゃないだろ・・・で用何?」

「いや、二人があんな関係になってるんじゃないかと様子見だよ」

「そんな訳ないって(笑)」

声を揃えて拓也と詩織が言った。

「・・・・・・・・・・・・・」

気まずくなってしまった拓也・詩織・孝典であった。

「でさ、今日は三人で・・そう!パーティーでもしないか」

「詩織さんの新たな一日という事で ほら猫も手上げてる」

「いやいやお前が無理矢理してんだろ・・俺はいいが・・・あいつがどう言うか・・・」

「私は・・・いいよ〜」

と言いながら猫をおもちゃの様に孝典は遊んでいた。

「それじゃ、俺と孝典は買い物行って来るから留守番頼んだぞ」

「うん」

そう言い残して家を出て行った孝典と拓也だった。



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