挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
異世界のんびり農家 作者:内藤騎之介
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

64/324

キノコと畑拡張



 マイケルさんが帰り、その送迎でラスティが数日居なかった。

 ご苦労様です。

 ラスティが帰って来る時、ドライムがついて来た。

 魚料理を所望のようだ。

 フライ系が評判良かった。

 干しているイカに興味を示していたが、まだ乾いていないので触らせない。

 同じく干した小さい系の魚で、ダシを取ってみたが……

 悪くなかった。

 うん、美味しい。


 そう言えば川の魚は泥臭いのに、どうして海の魚は普通なのだろうか?

 推測的には泥臭い川の魚は、エサを川底の土や石と一緒に食べるからだそうだ。

 泥臭くない川魚も居る場所には居るらしい。

 この辺りには居ないだけで。


 海の魚はクロ達にも評判が良い。

 そのままでも食べていたのだが、ハラワタを抜いた魚を食べさせた後は、ハラワタを抜いた魚しか食べないようになってしまった。

 うーむ。

 上の味を教えてしまった。

 反省。



 赤ちゃんにハチミツは駄目。

 理由は知らないが、なんかそんな事をTVかなんかで言ってた気がするから食べさせない。

 間違って食べないように、出来るだけハチミツは使わない甘味を考える。

 ……

 素直にサツマイモとクリを楽しむ。

 サイマイモの焼き方は知っていたが、クリの焼き方は知らなかったので苦労した。

 クリは焼く前に切れ込みを入れておかないと弾ける。

 大変だった。

 後、甘味に関しては果実系が優秀なので手を出す必要が無い気がする。

 前にプリンを作ったのは失敗だった。

 今でも時々、作っては数が用意出来ずに争いが起きている。

 ……

 アイスクリームとか作らない方が良いかな。

 まだ作ってないのに、なぜか催促された。

 完成。

 プリンに似た争いが起きた。

 評判は良しっと。



 キノコを収穫している時、不意に気になって地面を掘ってみた。

 トリュフをゲットした。

【万能農具】でキノコを育てる時、トリュフは木の根に出来るキノコというフワっとした知識で出来るかなとやってみた場所だ。

 出来たら良いな的な感じだったので、収穫は大きめの黒トリュフが十個ほど。

 前の世界では高級食材だけど、こっちではどうだろう?

 個人的には、それほど美味しい物とは思っていない。

 シイタケの方が好きだ。

 まあ、前の世界でちゃんとしたトリュフを食べていないだけかもしれないが……

 みんなの前に出したら驚かれた。

 こっちの世界にもトリュフはあるらしい。

 ただ、滅多に見つからず、見つかってもお金持ちしか口に出来ない事から黒い宝石と呼ばれているらしい。

 なるほど。

「なら、増産は止めた方が良いだろうか?」

 村人総出で増産を進められた。

 相場とか崩れないか?

 出荷しなければ大丈夫かな。

 ともかく、今回の収穫分を食べてみる。

 トリュフの処理方法は鬼人族が知っていたので任せた。

 粉にして料理の上に振り掛ける。

 スライスして料理と一緒に食べる。

 そんな感じだった。

 やっぱり、それほど美味しいとは思わない。

 シイタケの方が好きだな。

 しかし、そんな冷めた反応は俺だけだったようだ。

 ルーやティア、ラスティにフラウなどはジックリと味わうように食べ、他の者達も恐る恐るもしっかりと食べていた。

 獣人族は歓喜に涙しているぐらいだ。

 クロ達も欲しがったが……量が無いのでクロとユキだけに……うん、尻尾の振り方が激しい。

 そして食べられなかったクロの子供達の視線が怖い。

 はい、急ぎ増産します。



 小型ワイバーンによる通信で、マイケルさんから連絡が来た。

 山羊と馬、干した昆布が用意できたようだ。

 さらに俺が頼んだエビやカニもそれなりの量を集めてくれた。

 驚いた事に、こっちの世界ではエビは食べてもカニはあまり食べないらしい。

 味に問題があるのかと思ったが、話を聞くに普通に食材として見ていないとの事だ。

 勿体無い。

 あ、いや、慌てるな。

 味を見てからにしよう。

 食材として見られないのにはそれなりの理由があるのだろう。

 それはさておき、用意できたとの事らしいので取りに行きたい。

 が、俺が行くのはまた却下された。

 そりゃ、畑を放置していくワケにはいかないが……


 で、結局は顔見知りのフラウを代表に、ラスティが取りに行く事になった。

 数日掛けて戻って来た時、驚いた。

 ドラゴンの姿のラスティに、気絶した山羊や馬が括りつけられていたからだ。

「暴れるから、こうするしかなくて」

「まあ、ドラゴンに乗せて大人しくしている方が変か。
 怪我は?」

「大丈夫みたいだし、してても回復魔法を使うから」

 なるほど。

 ともかく、山羊と馬が手に入った。

 新たな仲間だ。

 ……

 牛と一緒に飼おうと思っていたが、分けたほうが良いのかな?

 ともかく牛エリアを拡張。

 現在の畑八×八面サイズから、北東方向に広げて畑十二面×十二面に。

 同時に名前を牧場エリアに変更。

 そこに新しく、山羊の雄が二頭に、雌が八頭。

 馬の雄雌が一頭づつ放たれた。

 元気に育って欲しいと思っていたが、山羊達が脱走を何度か試みた。

 クロ達の警備を掻い潜って一頭は果敢にも森の中にまで逃げ込んだが、牙の生えた兎に襲われて逃げ帰ってきた。

 以後、脱走は無くなった。

 馬は最初っから従順だった。


 縦長になってしまうが、牧場エリアとバランスを取る為、犬エリアを東に拡張。

 日除けの為の木や芝を植える。

 名前を狼エリアかクロエリアに変更すべきだろうか?

 それとも番犬エリア?

 ……

 どれもしっくりこなかったので、犬エリアで継続。



 海産物を楽しむ。

 干した昆布でダシを取り、スープを作ってみた。

 驚かれた。

 エビをハイエルフや獣人達は食べた事がないらしいが、特に問題無く食べていた。

 しかし、カニは駄目なようだ。

 なぜだろう?

 カニに抵抗が無かったのは、俺と鬼人族、ラスティだけだった。

 ルーやティアも駄目とは意外だった。

 ……

 カニの姿は、俺の知っている毛蟹っぽい。

 ……

 あれ?

 この姿って……ザブトンの子供?

 いやいや、種類が違うし……

 ザブトンに一応、確認。

 食べても良いだろうか?

 返事はOK。

 無関係らしい。

 良かった。

 食べてみた。

 味は良い。

 いや、かなり良い。

 そうか。

 食べる人が少ないのか。

 食べる組は顔を見合わせた。

 無理に周囲に広める必要は無いだろう。

 うん。

 生、煮る、焼く。

 美味い。

 後日、ドライムが来てカニ料理を所望したが、その時にはカニは残っていなかった。

 カニ臭くなるのだけが弱点だな。

 レモン汁を入れた水で手を洗う。

 マイケルさんにまた頼もう。




 一文字 50×50メートルぐらいの大きさ。

□□□□□□□□□□□□□□□□◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□□□□□□□□□◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□□□□□□□□□◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□□□□□□□□□◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆牧場◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□果実果実果実果実◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
□□□□□□□□□□□□畑畑鶏畑○○○○○○○○○○○○
━上水路━━━━━池池□畑◇◇畑○犬○○○○○○○○○○
━下水路━━━━━池池□畑◇◇畑○○○○○○○○○○○○
□□□□□□□□□□□□畑家家寮○○○○○○○○○○○○
□□□□▼風呂▼▼▼▼▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼居住▼△新畑△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼▼▼▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼▼▼▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼▼▼▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼▼▼▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼▼▼▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□▼▼▼▼▼▼宿▼△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△
□□□□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△△

←五キロぐらい向こうに川。

 ワサビ水田は、規模が小さいので描いてません。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ