挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
異世界のんびり農家 作者:内藤騎之介
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

17/324

冬到来


 本格的な冬が来た。

 雪が降り積もる事はまだ無いが、かなり冷たい風が吹きまくっている。

 ザブトンは木の上に篭って滅多に姿を見せなくなり、クロ達は基本的に犬小屋の中か、俺が付けた火の回りに控える事が多くなった。

 準備しておいた為、特に苦労は無い。

 強いて言えば、トイレに行くのが面倒臭いぐらいだろうか。

 寝床とは別の場所にトイレがあるから、一日に何回かは寝床から出ないといけない。

 移動中がかなり寒い。


 寝床に篭り始めて三十日ぐらい経過した頃、うっすらと雪が積もり始めた。

 今ぐらいなら大丈夫だろうが、もっと積もったら雪掻きをしないといけないだろう。


 さらに十日。

 雪は頑張っても一センチか二センチぐらいしか積もらない。

 すぐに溶けて消える。

 少し安心した。

 とりあえず、石臼らしき物を作ってみたが、実際に動かしてみないと完成かどうかわからない。

 慌てず、少しづつやっていこう。


 さらに三十日。

 風がなくなりヒンヤリとはするものの、良い感じの天気にそろそろ春かなと思う。


 二日後。

 猛吹雪でビックリした。

 雪も結構積もった。

 春は遠そうだ。


 十日後。

 気温の上昇を体感できるようになった。

 日陰に解け残った雪があるが、春は近いと思う。


 五日後。

 うん、良い感じに暖かくなり、クロ達が森に出掛けるようになった。

 獲物は見つけられなかったようだが、そろそろ春と言っても良いだろう。


 三日後。

 ズッと姿を見せなかったザブトンが、久しぶりに姿を見せた。

 久しぶりと思って近付いて驚いた。

 ザブトンの周囲に、拳ぐらいの大きさの小さなクモが結構な数居た。

 ……えっと、子供を産んだのかな?

 メスだったの?

 あと、オスはどこ?

 良くわからないが、子クモ達はザブトンと同じようにジャガイモを食べていた。

 同居人が増えた。


 ……うん。

 春だな。


+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ