「神様、次の願いを――――」
「おい」
「何でしょうか」
「飽きた」
「?」
「神様飽きたっ!!」
神様のアドレス帳
〜僕の友達を紹介します〜
神様控え室。
「神様!何を言ってるんですか!!?」
「疲れたんだよ!毎日毎日、地球人の願い叶えて…
僕の願いも叶えてほしいよ!!」
「神様に願いなんてあるんですか?」
「あるよ失礼なっ!こんなの…」
神様は頭にかぶっている、
木と蔓で出来た、冠を…
「やめてやる!!」
床に投げつけた
「!!…某建設CMのパクリですか!!」
「なんだよ某建設CMって!しかも、パクッてねェよ!」
「言っておきますけど、ラーメン屋はムリですよ!」
「だからしねェよ!お前、テレビ見過ぎだから!」
神様は部屋を出て、
懐から携帯を取り出す
「僕の代わりなんて、いっぱいいるんだ!」
最初に出てきたアドレスは、
「大天使…。レベル的には、僕の下か」
電話を掛ける
『もしもしぃ?』
「おぉ、大天使か?僕、神様だ」
『神ぃ?お久しじゃないのぉ♪』
地球人のギャル?みたいな大天使
苦手なタイプだが、話は合いやすい
「僕の代わりに、神様にならないか?」
『神ったらぁ♪御冗談はお好きじゃありませんよ』
「もう僕はやめたいんだ!君でいい!…やってくれないか?」
『う〜ん。私はぁ、大天使という仕事があるしぃ、
神様とか、めんどくさそうだしぃ。
ヤダァ♪』
甘えた声で答える大天使
「わかった…悪いね、いきなり電話なんかして」
『ううん♪相談なら、いつでもイイからぁ♪バイバイ」
ピッ
僕から電話を切った
そんな簡単に、神様をやってくれる奴なんか
いるわけないか…
でも、僕は諦めないぞ!
次は…貧乏神!?
ムリムリ!!地球が大変なことになるカラ!!
次は…あっ!!
め…女神様!!!
僕の親族であり、神の中で、
一番美しい…お方
僕は、緊張しながら、
発信ボタンを押した
……
『はい?』
「めっ…女神様ですか!??」
『そうですが…神、殿?』
「はははははははははは、はい!!」
『そんなに慌てて…大丈夫ですか?』
「はい!あの…お願いがあるんですが…」
『なんでしょうか?』
「僕の代わりに、神様をやっていただけないでしょうか…?」
『いいですよ』
あっさりOK
「いいいいいんですか!??」
『ええ。楽しそうですし』
電話の向こうから聞こえる、
喜ばしい声
僕は…
「今日から、私が神様です」
「女…神様。前の神様は?」
「はい。ゼウスに頼んで、存在を消しました」
「そ、そうですか…」
僕は、どこかを彷徨ってます
「ラーメン屋でも、しようかな」
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