ファンタジーに挑戦してみました。
ベタな異世界記ですが、よろしければお付き合いください。
第一話「平凡な毎日よ、さようなら。」
突然だがお聞きしたい。
アニメでもマンガでも小説でもなんでもいい。
皆さんは『物語』はお好きだろうか?
ちなみに俺は大好きである。
RPGは勿論、格ゲーやシュミーレーション、マンガなら
J系や有名所、はたまた隠れた名作等。
まぁ俗に言うオタクです。はい、ちょっとだけどな。
まだ、「萌え~~!」とか言うレベルではない。
人よりアニメ好きってだけだ。
まぁ、これは明らかな偏見だが、別に太ってはないしメガネもかけてない。
顔だってイケメンとは言わないが、中の上くらいだろう。
それなりに女子に人気はあるし、2回くらい告白されたこともある。
あ、申し遅れた。
俺の名前は神坂 信二。
現在高校1年生である。
昼は普通に授業を受け、友達と雑談し、健全な片思いをし、
夜は家族と団らんする。そんな高校生だ。
さて、俺が何故冒頭でこんなことを聞いたかと言うと、
現在俺の頭を悩ませている………………………
「で?マジで何者なんだお前」
「だーかーらーー!!神様だって言ってるでしょうが!!」
……………………コイツのせいである。
何故こんな状況になったのか、説明しよう。
はい、回想スタート。
☆☆☆☆☆
時刻は午後5時。
俺は学校の授業を終え、早く宿題を済ませてしまおうと家路を急ぐ途中、
ふと、妙な物を見つけてしまった。
「……………?何だアレ?」
歩道を遮るように落ちていたもの。
それは人だった。
いや、人と言っても、人形くらいの大きさしかない女の子で
それは人形と言うにはあまりにリアルなので
俺は自然に『人』と認識してしまった。
「……………いや、無いな。とうとう俺もネトゲ廃人か?
いや、でも俺ネトゲやってないしな……とにかくアレは無いな」
自分でも、本当に疲れてるんだと思った。
けどなんだろうな?別に部活があったわけでも、テストがあった訳でもないのに。
そう思いながら、その人形の横を通りすぎようとした。
「無くは無いんだよ」
ん?今誰が喋った?何か俺の心の声と会話が成立してた気がしたんだが。
「だから無くは無いんだよ」
ふと、足下の人形に目を向ける。
その声は、俺の目の前に落ちてる人形から発せられた様に思えた。
そして、
「よいしょっと」
その人形は、ピョンとかわいらしい擬音を付けて起きあがった。
「……………はい?」
「よかった~~。やっと僕が見える人に会えた~」
「………………」
「それに歳もぴったりだね。うんうん。顔も申し分ないし、君でいいかもね」
俺は、目の前で起きてることについていけなかった。
いやだって考えてみろよ。
自分の膝ぐらいしか身長のない人形が、初対面の俺に向かって自分の理解の範囲超えた事をしゃべられてもリアクションできないだろ?
「ねぇ、ちょっと。何か言ったらどうなのさ」
「ちょっと待て、一体何の話…」
「あ、自己紹介が遅れたね」
そいつは屈託の無い笑顔で言った。
「僕は神様。ちょっと君に頼みたい事があるんだ」
☆☆☆☆☆
はい、回想終わり。
そんなこんなで、俺は今自称・神と対面してます。
「自称じゃないんだよ」
地の文にまで入って来るな。
神様だから何でもありか。
「はいはい、じゃあ君は神様なんだね、解りました」
「………なんかその態度気にくわないんだけど」
「神様の身分証明書なんてこの現代で発行されてないんだから仕方ないだろ」
「むぅ、それはそうだけど」
「で?自称神様は俺にそんな事を話に来たのか?」
「あ、そうそう。そこ大事なとこだよ」
そう言って自称・神は一息つくと、告げた。
「君に世界を旅して欲しいんだ。ここじゃない色んな世界を」
第一話終了です。
感想があれば、是非お願いします。
※2011.3.15 加筆・修正しました。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。