大日本帝国VS先進国達〜マジでありえねぇよ、この戦い!〜(5/5)縦書き表示RDF


最後は…渡部の雄志が描かれていると思います…ではどうぞ。
大日本帝国VS先進国達〜マジでありえねぇよ、この戦い!〜
作:りす君



battle-end&just-a-little-epilogue:日本の救世主…渡部 慎一


調布飛行場を飛び立って約1時間。敵の艦隊は未だに見えて来ない。
俺は、ホバリングしながら待ち続けていた。いわゆる“待ち伏せ作戦”だ。
最初は、特攻で行こうかなと思ったが、待っても中々敵が出てこないので待ち伏せに変更したのだ。

それから数時間経った時、前方からいきなりアメリカの艦隊が数体、一直線にやってきた。俺はバルカン砲を数百発乱射した。

(ダダダダダダ…)
(チュドッ!!チュドッ!!チュドッ!!…)
百発百中…までとはいかないが、かなりの数の相手の艦隊を撃破した。

続いてロシア軍もやって来た。それらもバルカン砲でかなりの数を返り射ちにしてやった。

(これは…勝機があるかもしれない。)

俺がそう思ったその時…

(グウォウォウォウォ…)
と、けたたましい爆音と共に、とてつもなくデかい(アメリカ)(ロシア)タッグ艦隊が目の前に現れた。デかい艦隊はいきなり俺を攻撃してきた。

(ババババババババ…)

ガトリング(連射銃)だった。バルカン砲より、遥かにレベルが高いガトリング。神風の機体は言うまでもなくダメージを受けた。

(くっ!…こりゃ、相手にならん!どうすれば…うんっ?!)

俺が苦し紛れに見たオペレートシステムの中に、見慣れないボタンがあった。それは…
“自爆ボタン”
と、書かれてあった。多分、これは“これ以上、何も出来なくなったらこれで自滅しろという暗示だろう。

(これ以上、コイツと戦っても勝てない。なら、この艦隊と一緒に…)

俺は、決心してそのボタンに指を近付ける。

(ゴメンな…もう二度と帰ってこれないや…さよなら、元気でな。)

妻と息子に届かない気持ちを胸に抱きつつ、俺は目を閉じてボタンをゆっきりと押した…














(チュドーーーーーーーーーーーン!!!)




















(渡部の墓の前に総理と渡部の妻が拝んでいる)
「渡部君…よくやったよ…」
「あなた…命がけで日本を守り抜いてくれて…本当にありがとう…」

(渡部の墓石に切り刻まれた文字)
“神風が運んでくれた大日本帝国の救世主”

(おわり)


最後は何となく微妙な終わり方だったと思います。
でも、こういう風な終わり方がこの小説が唯一のSF系と言えたのかもしれないですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!













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