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セブンス 作者:わい/三嶋 与夢

元麒麟児の九代目

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聖騎士団

 屋敷の広い玄関を利用した結成式には、百名以上の冒険者たちが集まっていた。

 皆が話をしながら緊張した様子で待っている。

 俺はテーブルから離れ、壁際でその様子を見ていた。参加する側ではなく、もてなす側だからだ。

 モニカが忙しく動き回っており、巫女さんたちがメイド服を着せられて手伝っていた。

 俺の隣にモニカが来ると。

「やはり巫女服の方が良かったですかね? 流石に場違いすぎると思いましたが、彼女たちの個性が死んでしまいました」

「何を言っているんだ、お前は? それより、料理と酒は足りるのか?」

 俺が確認をすると、モニカは頷く。

「手抜かりはなく。ただ、少々問題があります」

「あぁ、それは理解している。この戦いが終わるまでは大丈夫だろ?」

「はい」

 俺たちが抱えている問題に気が付いていた。モニカはソレを確認すると、また仕事へと戻っていく。

 俺は、会場を見た。クレートさんも参加しており、一際気合いの入った恰好をしている。

(騙しているわけじゃないが、利用しているようで気分はよくないな)

 夢見がちな冒険者たち。

 一攫千金よりも、こんな生活から抜け出そうと思っている者たち。

 そう、俺が集めたのは、仕官先を求める者たちだ。中でも騎士を目指している連中をクレートさんに集めて貰った。

(類は友を呼ぶ、か)

 中には元は騎士の家系、という冒険者もいた。アリアも元は武門の子爵家の出だ。同じような冒険者も多い。

 かつての栄光を取り戻すため、今回の話に乗る事を決意した連中だった。

 宝玉内からは、少し呆れたような五代目の声がする。

『いつの時代にも、損得勘定が出来ない輩はいるもんだな。ま、覚悟を持っているだけマシなんだろうが』

 六代目も。

『ですな。しかし、今は頼りになります。加えて今後を考えれば、聖女には自分の手足として動く者たちが必要ですからな』

 俺は階段へと視線を向けた。

(時間だな)

 多少の酒も入り、そして少し緊張が和らいでいる場を作ってから登場して貰ったのだ。

 巫女さんたち――メイド服を着ないで、モニカが作った衣装を着た人たちが出てくると、会場が急にザワザワと話し声がしてきた。

 それは、本命の登場にピタリと止む。

(うん、黙っていれば聖女様だな)

 白く、肌に張り付くようなドレスを着たアウラさんが登場し、その後ろには元聖女のセルマさんと、元大神官のガストーネさんが続いた。

 俺はエヴァに視線を向けると、エヴァが頷いた。

 エヴァにもスキルがある。戦闘ではあまり使わず、本人もあまり気に入っていないスキルだ。

 それは【ボイス】――声をより大きく、そして多くの人に聞いて貰うスキル。

 そして、これが今回の目玉【バックミュージック】である。エヴァは、楽器がなくともスキルで演奏を行えるのだ。

 会場に(おごそ)かな音楽が流れ始めた。エヴァには変わった様子がなく、どこから音が聞こえてくるのか不思議でしょうがない。

(本人が嫌がるスキルも珍しいな。いや、欲しがらないから発現したのか? スキルも色々と謎が多い)

 エヴァがこれらのスキルを使用しないのには訳がある。嫌いだからだ。

 声は自分で届けたい。スキルに頼りたくない。

 音楽は楽器を使い、大勢で演奏してこそ。スキルでは味気ない。

 そう言っていた。

 今回は、楽団を雇っている暇も余裕もないので、エヴァに頼んだのだ。

 雰囲気や音楽、そして本物の聖女様――いや、元聖女候補様の登場に会場は静かだが興奮していた。

 階段の途中でアウラさんが立ち止まると、会場を見渡して言うのだ。

「よく集まってくださいました。このアウラ、皆様に感謝しております」

 やる気無し、暴力的――俺の中のイメージと、今のアウラさんのイメージが違いすぎて笑いそうになる。

 我慢して話を聞いているが、内容を簡単に言えば――一緒にザインの神聖騎士団をボコボコにしようぜ。成功したら仕官で、騎士団に取り立てるから。

 という事である。

 そう、仕官を餌に今回は集まって貰った。報酬など支払えない。ただし、こちらで必要な食糧などは準備することが決まっていた。

 そして、アウラさんが俺に視線を向けた。

「ザインを取り戻すため、ここで騎士団を結成します。団長は私を救って頂いたライエル殿にお任せします」

 俺は一歩前に出ると、集まった冒険者たちの視線が集まった。

「臨時ですが、団長を引き受けさせて頂きます」

 そして、アウラさんは。

「副団長はクレート・ベニーニ殿にお願いいたします」

 クレートさんは、感動して涙ぐみながら。

「……は、はい!」

 返事をする声が、少し震えているようだった。

 アウラさんが両手を広げてから、小さな胸の前で両手を組んで祈るようなポーズを取った。

「ここに騎士団――【聖騎士団】を結成します。勇気ある者たちに、女神の加護があらんことを」

 神聖騎士団に対抗して、こちらは聖騎士団を設立して対抗する事になった。もっとも、名前など適当だ。

 一文字違いでしかない。

(まぁ、馴染みがなくてもアレだし……聖女の騎士団というか、武力は聖騎士みたいな国柄だしな。臨時だし、後で誰かが改名するだろ)

 安易な考えだったが、奇抜すぎてもどうだろう? という事で、騎士団の名前は聖騎士団になったのだった。

 会場が盛り上がる中で、俺だけは名前のことをグチグチと考えていた。そして、この次の行動――。

(さて、明日はアルバーノさんたちに会わないと)





 次の日、俺はミランダと共にアルバーノさんと酒場で話をしていた。

 路地の入り組んだ場所にあり、柄が悪い。ただ、出された料理の質は高く、美味しかった。

 酒を飲みながら、アルバーノさんは俺たちを見て。

「ザイン側で協力しろ? 嫌だね。俺は勝ち馬にしか乗らないんだ」

 堂々とそんなことを言うアルバーノさんに、苦笑いをする俺は頷きつつ。

「それで構いませんよ。ただ、別に武器を手にとって戦うだけが戦争でもありませんよね?」

 周囲では柄の悪い連中が酒を飲み、そして騒いでいた。

 娼婦たちが酒場で客に声をかけているが、ミランダのいる俺たちのテーブルには近寄ってこない。

 アルバーノさんは、コップを口につけたままこちらを見ていた。

 ミランダは、料理に手を伸ばしながら。

「頼みたいのはザインで噂を流して欲しい、って事よ。元聖女候補が立ち上がった、そしてザインに戦争を仕掛ける、ってね」

 アルバーノさんが思案していた。迷っていると言うよりも、理解出来ていないようだ。

「……お前らが派手に動いているのは知っている。クレートの石頭を利用する気だろうが、自分から噂を流すのか?」

 俺は頷いて。

「勝つためです。負けるつもりもない。もっとも、負ける戦いはしない主義です」

 そう、うちの歴代は、負ける戦をしない。三代目だけが、時間稼ぎのために命を落としたが、それも必要があったからだ。

 負けるためではなく、勝つために命を投げ出した。

 アルバーノさんが笑った。

「いいね! そういう奴は好きだぜ。だが、噂を流してどうするんだ? それだけなら、確かに俺たちにはデメリットはないが」

 罠ではないかと思っているようだ。

「噂を流すだけで結構です。後は尾ひれが勝手につくでしょうし。それと、流して欲しい噂はいくつかあります。順番に噂を流してください。あ、ザインで飲み食いするための資金は俺の方から出しますよ。ま、噂を流し終われば戻ってきて貰えれば良いので」

 俺もミランダも、アルバーノさんがしっかり仕事をするとは思っていない。だが、動いてくれると言うよりも、依頼した事実の方が欲しかった。

 派手に動いている俺たちを、見ている者がいると信じて。

「……ふ~ん、まぁそれだけならいいぜ。けど、こっちも頼みがある」

「なんですか?」

 俺が言うと、アルバーノさんは真剣な表情で。

「俺たちも今回の一件、噛ませろ」

 ミランダが少し警戒して、テーブルの下で組んでいた足を正して動けるようにしていた。

 そして笑顔のままで。

「それはどういう意味かしら? 参加したいとでも? クレートさんと上手くやれるようには見えないけど?」

 アルバーノさんは椅子の背もたれに腕を置き、俺たちに体を斜めに向け。

「なに、別に騎士団とか関係ない。ただ、俺はこの底辺の暮らしから抜け出したいのさ。いや、俺たち、だな。どうしようもない屑の集まりだ。だけどな……上り詰める訳でもないが、真っ当な人生が欲しいのさ。その機会が転がり込んできたなら、掴むのが人間だろ?」

 俺は溜息を吐いて。

「何を協力してくれるんですか?」

「依頼は受ける。ついでだ、向こうでやって欲しいことを聞いておこうじゃねーか」

 宝玉から三代目の声がした。

『まぁ、僕たちが動いているのを相手側に知って欲しいからやるんだけどね。裏切られても問題はないとは思うけど……』

 スキル、サーチで相手の反応を見た。アルバーノさんは青い反応を示していた。そして、酒場の中で赤い反応を示している一団もいる。

 俺がそちらを気にしたような視線を送ると、ミランダがソレを見て気が付いたようだ。

 アルバーノさんが。

「ここにもどちらかで参加する冒険者がいる。あいつらはザイン側だな。俺たちの情報を売りに行くかも知れないぜ。ついでだ、そういった連中の相手は俺たちがしてやる。お前ら、不得手そうだし」

 確かに得意ではない。

「……報酬は?」

「金、地位、名誉……全部と言いたいが、それなりのものが欲しい。ザインで仕官出来なくても、他が認めるような勲章でもなんでもいい。元盗賊……そんな身分から抜け出せればな」

 真剣な表情に、俺は頷いた。

 そして。

「そう言えば、アルバーノさん」

「なんだ?」

「ザインの騎士団……精鋭部隊がいるのはご存じで?」

「汚い仕事する連中か? 知っているがどうした? 俺らから言わせれば、羨ましい限りだ。汚い仕事をしても騎士団で精鋭様だからな」

「その精鋭部隊、興味がありませんか?」

 アルバーノさんは、理解出来ないという顔をしていた。

 ミランダは、俺が何を考えているのか理解したようだ。アゴに手を当ててアルバーノさんを見ると、何度か頷いて。

「ま、丁度良いかもね。水と油だけど」

 そう言うのだった。





 そうこう準備を進めていた俺のところに、アレットさんが来たのは二週間後のことだった。

 屋敷を訪れたアレットさんが持っていたのは、書状であった。

 応接間でソレを受け取った俺は、アレットさんの顔を見る。

「王女殿下とお会い出来るのを楽しみにしています」

 笑顔でそう言うと、アレットさんは微妙な表情をしていた。

「調べて置いてヌケヌケと……ライエル君は良い性格をしているね」

「褒め言葉と受け取っておきます」

 アレットさんは、こうなるのが嫌だったのだろう。だが、俺が抱えている手札である三人との面会となれば、王女殿下は会うと思っていた。

 それが、誰かの入れ知恵であろうと。

 アレットさんは、俺の顔を見て。

「……前もって確認をしておくが、ロルフィスの傘下に入らないのなら支援は出来ない。協力は出来てもね」

 資金、物資、人手――それらを回している余裕は、ロルフィスにないのは知っていた。

 だから俺も頼りにはしていなかった。

「構いません。俺たちが望むのは、互いに上手く動くことです。そちらの利益にもなると思っていますからね」

 すると、アレットさんは俺に。

「こちらは……たぶんだが、元聖女候補のアウラ殿を引き渡すように言うと思う。そういった動きがあるそうだ」

 忌々しそうに呟くアレットさんを見て、俺は頷いた。

「あぁ、婚約者の王子殿下が滞在していましたね。戦争間近に迷惑な事で」

 同じ意見なのだろうが、アレットさんは同調しない。

「ライエル君が思っているような結果にはならないと思うけどね」

 俺が笑顔でいると、宝玉内からは声が聞こえてきた。

 七代目の声だ。

『結果? それはつかみ取るものだ。それに、もう我々の準備は次の段階に進んでいる。もう止まることなどできないのだよ』

 四代目も。

『ここで止まると大きな痛手だからね。……はぁ』

 落ち込んでいる四代目は無視して、俺はアレットさんに言うのだ。

「ま、なんとかして見せますよ」

「そうかい。それにしても、今日はあのメイドはいないんだね」

 部屋の中を見回したアレットさんに、俺は笑顔で頷くのだった。





 ――そこはザインの辺境にある砦だった。

 かつては使用されていたが、今は派遣された騎士が詰めているだけ。兵士も周囲の村から男手をかき集めている状態だ。

 ロルフィスとの国境があったために建造されたのだが、今ではロルフィスが押し込まれて役目がなくなってしまっていた。

 それでも、五十名近くの人員が詰めており、維持だけをしていた。広さの割に人が少ないのは、重要度が低いからだ。

 見張りの兵士が、そんな砦の塀の上で欠伸をする。同じ村出身の兵士が。

「なんだ、昨日も遅くまで賭け事か?」

 欠伸をした兵士は、嫌そうに。

「それしかないだろうが。金を貰っても使う場所がない。騎士はやる気がない。訓練をしても意味がない。こんな砦、破壊すれば良いのに」

 若い兵士たちがそういうのも無理はなかった。

 意味のなくなってしまった【ノイニール砦】では、左遷された騎士たちがやる気もなく朝から酒の臭いをさせている。

 部下である兵士たちも、士気は限りなく低かった。

「はぁ、ロルフィスと戦争がある、っていうのに……ここは平和だよな」

 兵士が遠くを見てそんな事を呟くと。

「あれ、なんか空に馬が……おい! あれって麒麟じゃないか!」

「嘘だろ! どこだ! ……本当に飛んでやがる。翼もないのに」

 珍しいものを見たと興奮する兵士たち。そして、それは砦にいる兵士たちも同じだった。話題もなく、つまらない砦では、麒麟の発見ですぐに盛り上がった。

 二日酔いの騎士たちも外に出て、空を見上げて麒麟を見るのにそんなに時間はかからない。

「麒麟は幸運を運ぶんだよな? なら、俺たちにも良いことが……」

 だが、一人が大声を上げた。

「て、敵襲! 敵襲ぅぅぅ!!」

 急いで鐘を鳴らし、砦にいる騎士や兵士に知らせるが、皆が武具も着けずに驚いて砦の外を見た。

 そこには、鉄で出来た大きな箱に丸い筒が横に取り付けられた物が、馬もいないのに動いていた。

「な、なんだ、アレは! おい、なんでここまで接近を許した!」

 二日酔いの騎士が、目が覚めて兵士の胸倉を掴み上げた。だが、騎士の恰好はズボンにシャツ……武器も持っていなかった。

「き、麒麟に気を取られて」

 すると、兵士の一人が叫ぶ。

「おい、あれ!」

「嘘だろ……」

 金属の箱の上には、白いドレスを着た少女がいた。布で顔は見えない。ウェーブした茶髪が見えてはいた。

「聖女様なのか?」

 砦の兵士たちは、本物の聖女を見たことがなかった。何しろ、元聖女のセルマでさえ、彼らは数回しか見ていない。

 騎士たちは違うとすぐに判断できた。衣装が違う、だが雰囲気はあった。

 そうなると、噂を思い出したのだ。

 一人の騎士が。

「……アウラ様か!」

 ザインから逃れ、ベイムで決起するために兵士を集めているという噂があったのだ。だが、辺境に来るとは騎士も思っていなかった。

「なんでこんな何もない場所に……」

 兵士が。

「どうするんですか! 俺たち、矢を射ってもいいんですか!」

 混乱する兵士たちに指示を出せないまま、金属の大きな箱が聖女を乗せて門の前に来た。閉められた門の前で、大きな筒が門の中央に向けられていた。

「何をするつもりだ。くっ! すぐに武具を着用! 奴らは偽物だ! ここで奴らを――」

 騎士がそこまで言うと、激しい爆発音と衝撃で砦が揺れた。兵士の何名かはその場に倒れ、そして門の辺りからは煙が出ていた。

 騎士がすぐに外を見ると、百名近い人間が砦に流れ込んできていた。完全武装の兵士たちが流れ込むと、騎士は慌てて自分が丸腰なのを思い出し砦の中へと行こうとした。

 すると、肩、腹、太ももを露出させ、腕にゆったりとした感じとは別に、胸部や腰回りがピッタリとした服を着た少女が降り立った。

「だ、誰だ、貴様!」

 腰に手を回すが、剣は置いてきていた。クスクスと笑う少女に、騎士の一人が兵士から奪った槍で突きを繰り出してきた。

 それを少女が避けると、そのまま回し蹴りで騎士を蹴り飛ばす。

 蹴り飛ばされた騎士は、地面を転がり壁に激突して気を失った。

「つ、強い」

 騎士がそう言うと、塀の上に集まっていた全員が階段を駆け上がってくる敵に囲まれた。

 数、そして装備でも負けると判断し、騎士は。

「……投降する」

 そう言うのだった。それは、もしも聖女を名乗るアウラなら、自分たちに酷いことはしないという打算もあった。

 少女は言う。

「急いで拘束して。アウラ様が来るからね。それから、このまま周囲に食糧調達の兵を出すよ。兵士も集めるんだ。敵が来る前に準備を整えるまでが勝負だよ」

 騎士はそれを聞いて、やはりと確信した。

(くそっ、戦わずに負けるとは……)

 そうして拘束された騎士だが、自分を拘束する者の手際が甘いのに気が付いた。武装を解除され、次々に兵士たちが拘束される中で、騎士たちは移動させられる。

 階段を降りている途中、拘束した敵兵士に声がかかった。

「おい、こっちも手伝ってくれ」

「いや、こいつを牢屋に連れて行かないと……」

 困っている敵兵士に、騎士は。

「投降したんだ。逃げはしない。それに、縛られているから逃げられん」

 すると、敵兵士は迷ったフリをしながら階段を上って行く。

 騎士は、ニヤリとすると拘束されたまま階段を降りて縄を解いた。

「素人が。冒険者をかき集めたようだが、逆に言えば百名程度しか集められなかったな。物資も足りないみたいだ」

 見つからないように隠れながら砦の中を進み、騎士は自分の馬が繋がれている場所へと向かった。

 そして、鞍をつけて跨がると、そのまま破壊された門を目指して馬を走らせた。

 敵がこちらを見て何かを叫んでいたが、騎士は無視をした。

(この情報を持ち帰れば、俺は助かる。敵と戦い、善戦したが敗れた事にしよう。それで、情報だけを持ち帰った事に……)

 ザインの首都を目指し、騎士は馬を走らせた――。
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