サボテンの花
俺とサボテン。
俺は人間、サボテンは植物。だから似てないと思うだろ?
でも俺とサボテンは、『心』の部分がとても良く似てるんだ。
サボテンの葉っぱがトゲなのは、水分を逃がさないため。
そして身を守るためでもある。
俺が心をトゲにするのは、人を避けるため。
好きな人に傷つけられるのが怖くて、自分の殻に閉じこもっている。
俺とサボテン。
サボテンは広大な砂漠でポツンと生えてる。
砂漠にサボテンはたくさんあるが、離れて生えている。
俺は大きな世界でポツンと生きてる。
周りに人はたくさんいるが、距離を置いて生きている。
俺が人を避けるのは、傷つかないため。そして傷つけないため・・・・。
俺とサボテン。
サボテンに花が咲いた。赤くてとても綺麗な花だった。
・・・俺にもこんな綺麗な花を咲かせることができるのか?
俺とサボテン。
『俺はサボテンでサボテンは俺なんだ』って今までそう思ってきた。
だからきっとできる。俺にも、綺麗な花が咲かせられる。
なぜなら俺達は良く似ているのだから・・・・。
サボテンの花。綺麗な赤い花。
俺も花を咲かせたい。
そうだ! 俺の悩みの種で綺麗な花を咲かせてやろう!!
できなかったこと。やりたいけど怖くてできないことがたくさんあるんだ!
それを一度やってみよう。今なら中途半端では終わらないと思う。
それができれば、きっとコイツのように綺麗な花を咲かせられる。
人間だから花なんて咲かせられない・・・・。
そんなことじゃない。俺の『心』に花が咲くんだ!
俺とサボテン。
サボテンの花言葉は知らないが、
勝手につけてもいいのかな。
『孤独』と『成功』なんてどうだろう。
うん。コイツにぴったりだ。それに、俺にもぴったりだ・・・・。
〜おしまい〜
サボテンに勇気付けられた男のお話です。才悩人・・・なんちってね。
ちなみに、サボテンの花言葉は『偉大』『温情』『内気な乙女』らしいです。
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。
ついったーで読了宣言!
― お薦めレビューを書く ―
※は必須項目です。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。