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夜、月、カップラーメン。

作者:セル

金も無ければ、愛もない。
1人の夜って寂しいもんだ。
友達はお祭りみたいなもの。
頻繁にはやってこない。

月に不似合いなカップラーメンを食らう。
電車のレールの上に小石を置いてやるようなもんだ。
心暖める相手がいないのなら、体を暖めるしかないからね。

朝になるとみんな急ぎ足で動物園に向かう。
缶詰めにされてクタクタになって、またぞろぞろと帰ってくる。
何が真実で、何が嘘なのだろう。
何が正義で、何が悪なのだろう。
僕らは理由付けして、なんとか線路からはみ出ないように無理してる。

今日もカップラーメンを食らう。
月は出てないが、みんなの姿くらいは見える。
もう人といったらいいか、獣といったらいいか。
気性の荒い動物が最近増えている。

黙々と歩いていく動物達。
皆振り向かず、前を向き歩く。
振り返ったら最後、もう前を向けやしない。

月が照る夜には池にでも行ってみるといい。
自分の顔が見えるだろう、そしてあなたは泣いている。
落ちた雫があなたの顔をゆらゆら歪める。

明日もカップラーメンを食らう。
凄い早さで産み落とされて、美味しい時に亡くなっていく。
みんなカップラーメンみたいなものだ。

夜、月、カップラーメン。

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