13日目 第一回クラス裁判 上
「時に義妹よ。」
「なに?」
「なぜお前は昼休みに俺のクラスにいるのだ?しかも、その二人も。」
そう、昼休みになると、どこからともなく義妹と二人の妹たちが現れた
「ん?なんか最近会ってないとか言うから連れてきた。」
「いや〜リカがケイ兄に会いたいとか言い出したからさ〜」
「えっ!わ、私言ってないよう。お兄ちゃん、本当だよ?」
う、う〜ん・・・・
三人が来たのはいいとしても
周りからの視線が痛い
こんな時はいつものパターンでいけば・・・
「「ケイターーーー!!!」」
ほらやっぱり
「まあまあ落ち着け二人とも。」
ハルカとタクヤが現れた
「「この二人はだれ!そしてなに!」」
「あ、どうも〜。私1年のアリサって言います。」
「わ、私はリカです・・・1年です・・・」
「まあ、そういうことだから。」
「で、この二人が兄と呼んでいるのはなぜ?また義妹?」
それをどう説明すればいいのか・・・
下手な説明は誤解を招く危険がある
「あ、それは義兄さんが呼んでくれって必死に頼み込んで。はい、それはもう獣のごとく。」
「おい!」
義妹よ、俺をまた陥れるつもりか
「そ、そんなケイタ・・・不潔よ。」
「ああ、俺もまさかお前がそんなやつだとは・・・・」
「あ〜違うからね。ね、アリサちゃん?」
「ケイ兄が嫌がる私たちを無理矢理・・・うぅ・・・」
ちょっと!なに泣きまねまでしてるの!
うわっ二人の視線がさらに冷たく
「ち、違うよねえリカちゃん?」
「・・・・・・(ポッ)・・・・」
ちょっと顔赤らめてうつむかないでよ!
ううっ視線が冷たくいたく・・・・
「「じぃ〜〜〜〜」」
ううっ誰か味方はいないのか・・・
救援を!救援を頼む!!
「まあまあ義兄さん。そんな義兄さんの性癖はおいといて、はいお弁当。」
「おいとくなよ!誤解を解けよ!」
「まあまあケイ兄。気にしたら負けだよ。」
ううっいじめられてるよ
でも親父、俺負けないよ
「あ、そういえば義兄さん。明日お母さん達来るらしいから。」
「なにぃ!やつらが来るのか・・・・そういえば、俺義母さんに会ったことないな。」
「そういえばそうだね。」
「ていうか、なんで急に来ることになったんだ?」
「ん?なんか私と義兄さんがうまくやってるのか気になったからだって。」
ああ、神の救いか・・・この義妹の虐待を義母に訴えるチャンスがこうも早く来ようとは・・・
「別にうまくやってるのにねぇ・・・・・・ナニからナニまで・・・・」
「おい、それは誤解を招く危険がある。」
しかも、ご丁寧にぼそっと顔を赤らめて言いやがって
「「「「じぃ〜〜〜」」」」
あれ?なんか視線が二つ増えてるんですけど
リカちゃん、アリサちゃん・・・君たちまで・・・・
「ケイ兄・・・・」
「お兄ちゃん・・・」
「「ケイタ」」
いやいや違うからね
そろそろ気づこうよ君たち
「違うって!アヤナの嘘だって!」
「あっ!忘れてた!そういう設定だったね。ごめん義兄さん・・・」
お、お前は本当に・・・・・
あ、あれ?みんなの視線が増えに増えて
クラス中が見てるんですけど・・・
みんな・・・信じてるの?
「や、やだなぁみんな。こんなのアヤナの嘘じゃないか。」
「本当ですか?」
「本当だよリカちゃん。」
「アヤナちゃん、嘘だったの?嘘よね?」
「あ、ハルカさん・・・私は嘘ってことでいいと思います。」
お前はなぜ誤解を招く言い方をするのだ!!
あ、ハルカが怒ってる
ぷるぷるしてる
「委員長として、第一回クラス裁判の開廷を宣言します!!!」
「「「「「「うおぉぉぉぉ!!!」」」」」」
な、なぜこうなるの?
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