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最期が
近づいてきましたね〜、
する予定なかったのに。

ここからは
1人1話構成で
やっていきますね。
15-我諭ス故ニ我在リ
直弥:
「暗い気分なんて
ぶっ飛ばせ!!
毎日恒例の《あの》
時間がやってきたぜ!
やっほっ〜〜い!!」

理人:
「……いいの、それで」

こんな遊びしながら
世界の崩壊を
待てっていうのか?

直弥:
「まあまあ…
最近遊べてなかったしな
気分転換にいいだろ?」

理人:
「それもそうかも
しれないけどさ‥‥」

今回ばかりは
呆れてきたぞ。

直弥:
「だが今回は
チャレンジモードだ。
理人、お前はここの
3階から順に
要、雅紀、俺と
闘っていくんだ。
‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ‖
炎にはまた別の
チャレンジがある。
この学校の敷地内に
故時、舞風、黒輝、
ヴェル、流麗、白石が
いるから、捜し出せ」

炎:
「拒否る」

あっさり拒否したぁぁ!
まあいつものことだけど

でも、今回は‥

理人:
「炎、僕からも
やってほしいんだ」

炎:
「ん、急展開だな。
まあ、理人がいうなら」

なんとかやる気に
なってくれたみたい。
…これで、いいのかな。

直弥:
「ありがとよ、理人…
さあ、
《ウワッ!
男だらけで
きしょいんじゃー(by炎)
マウンテン》と、

《ウワッ!
女だらけで
まだ良かったね(by理人)
かくれんぼ》
始まり始まりぃぃ‥」


《我諭ス故ニ我在リ》


とまあ、3階に
来たはいいけど…

理人:
「要どこ?」

ひとつひとつ
教室の中を
確認していく。
廊下を端まで見渡す。
天井の抜け道を
探してみる。
エスケープホールを
覗いてみる。

理人:
「やっぱりいないや‥」

いや、いてもらっても
リアクションに
困るのは僕だけど…
ツッコミが出来ない。

やばい、ついに僕も
目覚めてきたか!
[水無月理人は
ツッコミにかける情熱を
会得した!!]

……
[忘却の念で
ツッコミにかける情熱を
消し去った!!]

これ以上無駄に僕の
ステータスを
上げないでほしいよね。

?:
「…ようやく
ご登場というわけか」

非常階段に
さしかかったところで、
要は仁王立ちで
構えていた。

理人:
「かな‥」

要:
「理人、闘いとは
いつでも真剣勝負。
これまで見せたことの
ないような力を
全力でぶつけてこい!!」

要はいつにない
迫力を出していた。
要をウィアスターズに
引き戻したときよりも。

理人:
「…もし僕が勝ったら、
話を聞かせてほしい」

要:
「もちろんだ
(いや、お前は
俺たちに勝たなければ
いけないんだ)」

[ワカメより昆布派]
宮島要
VS
[直弥お兄ちゃん!]
水無月理人

FIGHT!

?:
「武器は私が
ランダムチョイス
してあげよう!」

理人:
「あんた誰!?」

要:
「ムッシュ佐藤さんだ。
気にするな」

理人:
「名前の由来に
余計気になるよ!」


…[ベストセラー小説]

理人
…[竹刀]

要:
「ふむ。
完結まで読めれば
俺の勝ちか」

理人:
「この竹刀って…」

前に要が専用武器で
忍ばせたやつだ。
なのになんで
それが僕の手に?

?:
「今回は完全ランダム。
専用とかは関係ない!」

あー…
名前出たのに
使いたくないんだ。
表記したくないんだ。

要:
「第1章〜別れ〜…
何ィ!?
展開が読めんぞぉ!!」

要の読書スピードが
速くなった。

理人:
「この竹刀で…
要をガツン、と?
そんなこと
僕にはできない!」

要:
「第2章〜迷宮〜…
しまったぁ…
そういう解釈を
するべきだったかぁ‥
なんて思うと思ったら
大間違いだぞ著者ぁ!!」

要の読書スピードが
さらに速くなった。

理人:
「…やるしかないのか」

要:
「最終章〜決意〜…
ふっ、予想通りだ。
……何ィ!?
主人公は
こっちだったのかぁ!?」

要の読書スピードが
遅くなった。

理人:
「(ごめん、要!)」

竹刀に力を溜めている。

要:
「《完》…
なんだと!?
7巻まであるのか!!
くっ、計画が‥」

理人:
「すぅー…
メェーーーンッ!!!」

要:「ぐはっ!」

?:
「面あり!!
…時間か、止め!
水無月理人の勝利!!」

[宮島要の敗因]
・時間の
読みを間違えた。

・ベストセラーなのに
知識不足。

・まず馬鹿だ。

・存在感が人生の敗因。

要:
「何故俺はここまで
ギャラリーに
ことごとく言われんと
駄目なのだ‥」

ちょっと同情するよ‥

理人:
「約束だよ、要。
この世界について
話してほしいんだ」

しばらく間、
要は黙想の構えに入り、
気持ちを落ち着かせた。

要:
「俺が知りえる…
限りのことは話そう」

理人:
「ありがとう要」
Ι
Ι
日はまだ学校の真上を
過ぎたばかりで、
日暮れには程遠かった。

理人:
「まず、
ここはどこなの?」

要:
「それなら直弥から
答えてもらったはずだ」

理人:
「要の口から、
《わかりやすく》」

要は、んー…と
考えこんでしまった。

要:
「そうだな…
直弥が創り出した世界、
いや、正確にいえば
直弥と北神が
創り出した世界だ」

ヴェル…!?

理人:
「ちょっと待って!
何でヴェルなの?
要や雅紀の方が
直弥と過ごした時間が
長いじゃないか」

要:
「ああ、たしかに。
もし直弥に
選べる権利があったなら
俺と雅紀を
選んだかもしれないな」

理人:
「権利?」

要:
「…ここからは
直弥が俺たちに
言ったことだから
信憑性は低いが……
…あの夜、
修学旅行先での火事、
生還したのは
ウィアスターズでは
直弥と北神だけ
だったらしい」

理人:
「修学、旅行?」

何でまだ行ってもない
修学旅行の話なんだ?

要:
「そうか、
お前と炎にはまだ記憶を
戻してないんだったな」

理人:
「待った、
話がまったく読めない」

要:
「つまりだ、
この世界が
夢想であるということは
現実ももちろんのこと
あるわけで、
そこで俺たちは
旅館の火事によって
気を失った」

理人:
「……」

そんな話を信じろと?
…でも信じなかったら
矛盾してしまうか。

要:
「そこで俺たちは
北神を先に行かせ、
直弥は運良く
倒れてきた柱が
つっかえになって
抜け出せたらしい」

…つまり僕たちは
助からずに死んだ?

要:
「だが俺たちは
死んだという
わけじゃない。
すぐさま近くの
緊急病院に搬送されて
まだ眠っている」

理人:
「…それだとこんな世界
要らないんじゃないの?
時間が経てば
僕たちは意識が
回復するだろうし」

要:「…」

要の目から光が消えた。
重苦しい雰囲気、
嫌な予感がした。

要:
「…だが、お前と炎は
集中治療室に移動、
生死の境を
さまよってるらしい‥」

理人:
「そ、そんな…
炎も一緒に?」

ここである疑問が
頭に浮かぶ。
矛盾しまくってる。

理人:
「何で修学旅行に
直弥がいるの?」

要:
「それだ、記憶は
書き換えられてる」

記憶が書き換え
られてるだって?

要:
「現実の世界では
直弥が俺たちと同学年、
炎が1つ下だ」

理人:
「何でそんな
ややこしい真似を?」

要は答えるのに
一間おいて答えた。

要:
「直弥はな、
理人、お前と炎を
一緒にしたかったんだ」

!!
今全てが理解できた…
いや、まだひとつある。

理人:
「でも
こんなことしたって、
ただ僕たちの命を
延々と延ばしてる
だけじゃないか!」

要:
「それは直弥に
直接聞いてくれ。
俺も知らない」

理人:
「……」

要:
「じゃあ先に
行ってるぞ、理人」

要はその言葉だけを
残して去ろうとした。

理人:
「あ…待って!
まだ行かないで!!」

要:
「ん?
はっはっは!
違う違う、単に
下に降りるだけだ」


Mission of Kaname.
Complete!!


炎:
「あいつら
どこにいるんだ?」

炎はまだ捜していた。

そして
向かった先は音楽室。
中からなんとも
良いリズムで
曲がきこえてくる。

炎:
「邪魔する」

?:
「おや、いきなり
私のところに来たか」

炎:「〜〜」

炎のテンション
真っ逆さまに急降下。
お茶の間だったら
味噌汁に顔を
突っ込む勢いだ。

舞風:
「緊張しているのか?
ならこっちに
来るといい。
手解きしてあげよう」

止めろ、
同性に下心丸出しだ。




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