27:そしてふたりは手を取った
そこは、殺風景という言葉がとても似合ってしまうところだった。
壁から床、物の配置まで、すべてにおいて人の住居になっているとは思えないほど生活臭が感じられない。まるでホームドラマのセットのようだ。
いや、そもそも配置された家具がテレビと時計、ベッド、簡素なクローゼット。同室のキッチンにある冷蔵庫くらい。後はヤカンとドラマのセットと言うにもあまりに味気なさすぎる。
だが、実際にこの部屋には年頃の少女が住んでいて、その娘は目の前に座っていた。ムスッと機嫌を損ねたように。
熊柄プリントのファンシーな少しサイズの大きい寝間着を着て、大きなデフォルメされた熊のぬいぐるみを両腕で抱いてむくれた顔を埋めていた。いつもは纏めている黒髪は肩に流れて窓から入る陽光を受けてしっとり濡れた髪が光っている。
小学生が着ているようなファンシーな寝間着──しかもオーバーサイズでそのくせ髪の毛や雰囲気は成熟しかけた少女のそれで、アンバランスな組み合わせがなんだか酷く可愛かった。
「……なに笑ってるの」
「いや、なんでもない」
無意識に緩んでいたらしい表情を普通に直そうとする。だけど頬は緩んだままだ。
「……えっち」
ジト目で軽蔑したように睨まれた。
「いや待て誤解だ。あれはボタン留めないで出てきた優希の責任で──」
「えっち」
「いやだから! 誤解だって。見るなら普通、相手に教えないだろっ」
「発想がえっち」
「でぇいっ、堂々巡りだ! 第一、なんでお前こんな冬場にボタン留めないんだよっ!」
そう訴えると一瞬押し黙って目を逸らし、
「……暑かったから」
「んなわけあるかっ」
ツッコメば気まずそうに一瞬の沈黙。
「……防寒防音全完備」
つまり環境面は万全ということだろうか。言われてみれば暖房が入っていないのにあまり寒くはない。暑いとは思わないが。
黙して語らず。しばらく待ってみても優希は詳しいことを語らなかった。そんなに言い辛いことなのだろうか。
そんな風に考えを巡らせていたためか無遠慮に彼女を見つめていると、突然顔を赤くした優希に殴られた。ぬいぐるみで。
「あたっ、いきなり何す──あ、意外と重量が……ってか、そろそろ洒落になんねえ!」
綿とビーズが詰まってるらしきぬいぐるみで頭をぽかぽか殴られて圭が悲鳴を上げる。微笑ましい光景なのに当事者にとっては悪夢に他ならない。優希の身体となおかつ顔も半分ほど隠れるサイズでしかも意外に重量があるぬいぐるみプラス優希の怪力。首を傷めかねない威力だ。なんとか話を変えねば。
「と、ところでその一風変わった熊のぬいぐるみはなんなんだ」
今や凶器と相成っているファンシー熊さんを指差して尋ねた。
人前で胸に抱くほど好んでいるものについて聞かれたら注意が逸れる、と思って言ったのだが、予想通り優希の猛攻はそこで止まった。
ぎゅっとまたぬいぐるみを抱きなおして一言。
「……字数くまさん」
「字数くまさん?」
「顔が(x×y)になってる」
ぬいぐるみの顔を丁寧に指を指して教えてくれた。圭から見て左の目がx、右の目がyになっていて、口が×になっている。よく見てみれば顔もなんだか横長い。
──なるほど、数学の字数ね。
数学は苦手科目で小文字のアルファベットなんて見たくもないと思う圭だが、これは可愛いかもしれない。
優希がぬいぐるみに顔を埋めたまま時計を確認して、
「……今はテレビで再放送やってる」
と言うと足下に転がっていたチャンネルを操作しテレビをつけて見たいテレビ局に変える。
ブラウン管のテレビに映された平べったい実人間ではありえない映像が動いていた。まあ、つまりアニメだ。ただしこのぬいぐるみの。
「……は?」
ポカーンと口を開けてテレビを凝視する。間違いなくこのぬいぐるみと思われる絵が動いていた。あまつさえ喋っていた。なんかピンクのうさぎっぽいキャラクターと何事か会話を交わしている。
ぼそっと優希が付け加える。
「……アニメも放映で大人気。お昼に再放送で奥様にも人気」
……こんなことまで把握しているあたり、優希はかなりこの字数くまさんとやらお気に入りの様子だった。言われてみれば寝間着の柄の熊も字数くまさんがプリントされている。
流行り、と言うやつなんだろう。
てっきり世間知らずと思っていた優希より世間の流れを知らずに軽くショックを受ける。流行ファッションとかそうゆうのに興味なんてないが、なんとなく恥ずかしかった。安物のテレビくらいそろそろ買うべきかもしれない。
しばらく優希とテレビでちまちま動く字数くまさんを眺めている。なんだか終始弛緩した空気で話が淡々と進んで、肩の力が抜けていくような話だった。すごく和む。こたつとみかんが欲しい。誰か持ってきてくれないだろうか。
たまに横目で字数くまさんを抱く彼女を見て、なんだか優希も抱いたらふわふわしてそうだなぁ、とか無意識に思いながら過ごしていると、やがて字数くまさんのエンディングクレジットが流れ始めた。
そのまま呆けたように見ていたテレビ画面から目を離して、ふいに部屋を見渡した。普通女性の部屋をいきなり見回すなんて失礼だと怒られるだろうが、生憎とこの部屋には見るような物がなかった。
一〇畳ほどのキッチン付きの居間兼寝室。
しかしここは何度見ても物寂しかった。貧乏で同じく物がない圭の部屋の方がよっぽど過ごしやすい。
生活臭の欠場した家。しかし寝間着姿の優希がいる以上ここに優希が住んでいるのは間違いない。なら、何故こんな気持ちにさせられるのかと言えば──
「……このダンボールだよな」
部屋には、未開封のダンボールが数個散乱していた。
「なあ優希……これって引っ越し前の家具かなんかだろ? なんで開けないんだよ」
この状況を疑問に思って圭は優希に尋ねた。
ぼへーっと、楽しさの余韻に浸るようにテレビの通販CMを眺めていた優希が視線を圭に移す。しばらく質問の意味を吟味するみたく唸っていると、少し遅れて言葉を発した。
「あー、私みたいな剣神は各地のセーフハウスを転々としてたから、荷解きめんどくさくて……。そのままにしてたの」
一瞬喉が詰まった。優希が置かれている現状を本人に突きつけられた。まともな少女としての生活も送れず、ただ夜魔を倒すために繰り返す移転。夜魔の出現率が高い地域には現地のセーフハウスで止まり、夜見回りをする。
ここのセーフハウスに住んでいるのだって、圭を監視するため学校に潜り込むためだ。住所を得るだけのため。
もしかしたら、優希はしばらくするとそんな生活に戻ってしまうのかもしれない。夜な夜な異形を相手に身体を酷使する優希を想像して、虚しさに似た言いようのない感情が湧いた。
しかし圭の思考とは逆に、でも、と続けて、
「荷解き……しようかな」
そう、言った。
まるで圭にとっては魔法の言葉。魔法使いに呪文も囁かれた動物のように、胸の中ほどから力が滲み出てきた。
それが自分の思い違いでないと確認するために、さり気なく彼女に聞き返した。
「……なんでだ?」
言葉は素っ気なく、しかし緊張のあまりこれしか口には出せなかった。
優希は言葉に籠もった緊張に気付かず、問いに答える。
「なんか、しばらくはここに居ていいみたい。夜魔も最近ここ周辺に多くいるみたいだし、……それに、司令は学校に通えって」
本人から肯定する言葉が出て、胸の奥から指先までじんわりと暖まる感じがした。なんだろう、これは、嬉しいということだろうか?
圭は自分自身の感情がなんなのか検討が付かなかったが、別に今は気にすることもない。気にもならない。今、正体不明の感情に首を傾げているほど圭の頭は器用に出来ていなかった。
フローリングの床に足をついて立ち上がり、宣言する。
「なら──今からやろう」
「えっ?」
唖然といきなりの圭の突発的な言葉に目を丸くする。
「だから今からするんだよ、荷解き」
今度は聞き逃さないよう、もう一回はっきりと声を出した。
圭の提案に優希は驚いたように口を開けている。いったい何を、と思っているのは容易に想像できた。
「で、でも……」
「荷解きしてもいい、って言ったのは麻生だろ?」
「そうだけど……今すぐって……」
己で決めたことはいやに積極的なのに、自分より先に考えていたことを誰かに提案されると戸惑ってしまうらしい。優希はごにょこにょと字数くまさんに顔をうずめて言葉にならない言葉を吐いた。
せっかく自分は四肢から何まで不思議な力で漲っているのだ。このまま居間を空虚な雰囲気で放置するのは忍びないにもほどがある。
何としてでもこの惨状をどうにかしたい圭は、尋ねるようなニュアンスで優希に語りかけた。
「一人より二人の方が楽だし早く終わるだろ。それとも……迷惑だったか?」
すると字数くまさんに埋もれていた頭が跳ね上がり、ポニーテールを振り回しながら頭を振った。
少し頬を紅潮させたまま、優希が声を上げる。
「め、迷惑なんかじゃない! 圭がいると……その……助かる、から」
後半へ行くと恥ずかしそうに言葉が萎み、独り言のようになっていたが圭には確かに届いた。
よしっ、と手を鳴らすと、ひときわ楽しそうな声が響く。
「なら決まりだな。──とっとと、荷解き済まそうか」
*
無数のダンボールを開封して荷物を整理するという作業は意外に難解で、終了した時は優に一時間以上が経過していた。
とりあえず何が難しいかと言えば物の配置とかもあるが、一番厄介なのは仕舞われていて引っ越し後はまだ使っていないらしいショーツの詰まったものを開けた時だろう。これまたファンシーなものだらけで、思春期な少年には刺激が強すぎた。飛んできた鉄拳による刺激も半端なかった。
そんなこんなの一時間。
部屋の中は今や立派に人間の生活空間を作り出していた。
そうしてようやく気がつく。ここは同い年の少女が生活している空間なのだと。初っ端から蹴られて気絶させられたうえ、生活臭の少ない家だから気がつかなかったが。
それは優希も同じのようで、顔を赤面させて背中を向けている。先程の大量にあったショーツを見てしまってから妙にギスギスした空気が流れていた。当たり前だ。恋人でもない相手を自分ひとりしかいない家の敷居をまたがせてあまつさえ自分が身につける下着類を見られしまった。正常すぎる反応だった。
気まずい。とにかく気まずい。
しかもテレビさえついておらず、時計の秒針の音さえ響き渡るほどの静寂。こんな状況になると部屋に漂う甘い残り香に気づき、ああここは優希が衣食住を過ごしている場所だと本能的に認識してしまい、心音が爆音へと変わった。心臓の爆発的とも言える鼓動に肝を冷やす。秒針の音さえ無音室内のように反響し、相手の息遣いさえ聞こえる部屋の中。優希に聞こえてしまっているかもしれない。こういうのは大抵被害妄想に他ならないが、優希みたいに訓練を積んだ者なら聞こえてもおかしくないと思えてきて、いよいよ緊張もラストスパートに突入する。
そもそも自分はなんでここにいるだろう、と現実逃避な考えをしてようやく本来の目的を思い出した。強烈な蹴りに記憶が今の今まで吹っ飛んでいた。
制服のポケットに手を差し入れると、くしゃっとした感触。ある。ここにちゃんとある。一瞬なくなってしまったかも、と言う感情が浮かんでしまったがとりあえず一安心。
さて、これからが問題だ。
目的を思い出すのはいい。しかしそれをどう実行しようか。こんな張り詰めた恥ずかし空間の中で。
だが思考を巡らせていても仕方ない。世の中なるようにしかならないのだ。後のことは後で考えよう。
「……なあ、優希」
「えっ、ああ、うん……何?」
お互い背を向けたままの会話。それでも緊張は衰えない。しかも予想以上にお互いの声が上擦っているため、変な妄想が浮かんで舌がまわりづらい。
でも一度口にしてしまった以上、最後まで言い切るしかない。師匠──赤瀬洋司もやると決めたら最後までそれを貫け、と心構えを口にしていた。この場合、夜魔と戦ってる最中に懐に入るなら躊躇うな、的なことと一緒に言っていたが、まあ今は考えないでおこう。
意を決して、圭が続きの言葉を口にした。
「あのさ、優希。……一緒に学園祭行かないか?」
「────────っ」
優希が息を詰まらせるのが気配で伝わった。楽しみにしていたはずの学園祭にここまで拒否反応を示すなんて。
理由はやはり思い浮かばない。もしかしたら、自分がいるからだろうか。
わからない。わからないが、今は自分の最善を尽くすしか手はない。
こんな背中合わせでは何も伝わらない、と圭は優希に向き直る。くま柄寝間着の背中が目の前で沈黙していた。
拒絶されるかもしれない──そう思いながら、制服からカレー券をとりだした。ポケットの中でくしゃくしゃに折れ曲がったそれら数枚を優希の背中に差し出して、
「一緒に……カレー食べないか?」
弾かれたように優希が振り返った。驚きに目を大きく見開き、視線がカレー券に縫い止められた。まるで今起こったことが真実であるか確かめるように。
怒っただろうか。数日前は自分の母親が作ってくれた大好きな料理を馬鹿にして、今は平然とこんなことを尋ねてくる圭に。
仕方ない、と思う。きっと張り手が飛んできて、握った拳で気絶するまで殴られ、罵倒を叩きつけられる。馬鹿とか死ねとかそんな低脳で浅はかな言葉ではない。それは呪詛で、圭にとっては紛れもない呪いで、彼女の胸中に溜まった思いの丈なのだ。甘んじて受け入れよう。それがただひとつの自分がしてしまった重大な何かへの償いになるのなら。
そして、今自分ができる限りの言葉を尽くそう。
「ごめん。言って済むなんて思ってないけど……ごめん。俺は馬鹿だ。麻生のことを考えもしないで、お前の大切なものを傷つけちまった。言葉とかそんなのいくら尽くしても許してくれるなんて思っちゃないけど……本当に、ごめん」
言葉を尽くしても許してはくれない。しかし言葉は人に意志を伝える大事な情報伝達。圭は、ただ自分があんなことを行ってしまったことを反省していると言うことだけは分かってもらっておきたかった。
頭を下げる。次の瞬間にくるだろう衝撃に歯を食いしばる。優希の拳は強い。これでも奥歯にひびがはいるかもしれないと覚悟しながら、目を閉じた。
──その時間が一○秒なのか一分なのか、はたまた一時間だったのか圭には分からなかった。しかし、一向に衝撃は襲ってこない事実だけが身体に染み渡っていく。
変わりにあった感触は、カレー券を突き出した手のひらを覆う柔らかいもの。追って手に暖かい液体が落ちる。
何が何だかわからず、圭は顔を上げた。目の前にあった光景に圭は目をみはる。
泣いていた。震えて泣いていた。優希が身体を震わせて、こぼれでる嗚咽を堪えるように。
「麻生……」
──なんで泣いてるんだ?
お前が泣く必要なんてない。なのにお前はなんで頬を濡らす。圭には現状が理解できなかった。本来許しを請うように泣くのは圭のはずだ。間違っても優希ではない。
それなのに、これではまったく立場が逆じゃないか。
「……ごめん」
また、優希が声を絞り出す。
「……ごめん」
「なんで、お前が謝るんだよ」
「私、圭の気持ちに気付かなかった」
「俺の、気持ち──?」
何が何だかわからずに狼狽する圭の手を優しく包み込みなから、優希は言葉を紡いでいく。
「圭は……悔やんでた。自分のしたことを充分悔やんでた。なのに、私は気づかないで……その気持ちに全部気づけなくて、圭を苦しめてた。いっぱい心配させた。……だから、ごめん」
最後の言葉は、お腹の底から絞り出すように苦しげな声。
優希は、身勝手なことをして逆鱗に触れた圭に、心の底から謝っていた。情けなくて泣きたくなる。同時に不甲斐ない自分に怒りがこみ上げた。こんな自分の怒りの対象になった相手に罪悪感を抱いてしまうような、優しすぎる彼女を苦しめてしまった自分に。
こんな優しい女の子を──泣かせちゃ、駄目だ。
頭をよぎったのは、前に誓った決意よりもさらに強固な意志を形造る、そんな言葉。
それは既に使命感のような、圭の心を形成する基盤に芽生えた新たらしい想い。
心に湧いた感情に従って、圭は人差し指で優希の目尻から流れ落ちる水滴を拭っていた。
驚いて顔を上げた優希に、圭は情けなく、それでいて力強く微笑んだ。
「泣くなよ──今から、目一杯楽しむんだからさ。昨日の分まで。……最後まで、俺がつきあうから」
慣れない言葉に慣れない笑い。不恰好で、似合わなくて、思わず吹き出しそうなもののはずなのに、優希は今まで見たこともないような顔中──いや、心にまで響くような眩しい笑顔で、
「ありがとう──圭っ」
愚かな男に、眩しく微笑んでくれた。
*
ああ──と彼女は内心で声を上げた。こんなことがあるのだろうか、と。
あまりに予想外の言葉、想像以上に苦悩していた彼の意志。そのすべてを知って、優希は泣いてしまった。それでまた彼を心配させて気を使わせてしまった。
凄いな、と思う。
圭は凄い。なんといっても逃げ出さなかった。自分は怖いと、恐ろしいと、得体の知れない感情を沸き上がらせ逃げ出したのに。圭は悩んで、悩んで、それを無駄にしないように悔いのない風に行動した。
それは凄く強くて、格好良くてテレビに出てくるヒーローみたい。でも、故に弱い。自分の意志を貫いて、しかし思いが間違いと思ってしまった時、すべてが砕け散ってしまう。今の圭は、一歩下がると大海へ落下してしまうような、酷く脆く儚い存在だった。
でも、本人は気づいていない。鈍感な自分ですら気づいているのに、彼は自分の精神構造を理解できていないでいる。
だから──せめて、私が近くにいる限りは、圭を支えてあげようと思った。うしろに一歩下がりそうになってしまったら、自分の方へ手繰り寄せよう。落ちてしまったら、どんなことになったとしても引き上げてあげよう。
それくらいなら、自分にだって出きるんだから。朝倉深雪のように長年連れ添った絆みたいなものはないけれど──だからこそ、支えて上げられると思ったから。
体中を絡めとり、拘束していた柵を吹っ切った優希の笑顔は、とても輝いていた。まるで無垢な子供のように。
得意気に学校までの最短距離を圭に教えつつ、ハードな訓練でボロボロになった彼の手を少し照れながらとって、一歩踏み出す。肉体的にも、精神的にも一歩進むための。
お互い照れながら中学生のように笑って、ふたりは早足に歩き出した。
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