やたら女好きで、それ以上に酒好きの上に剣の腕前もめっぽう凄いグレンは、とある国の六十六番目の王子であった。一方、何をやらせてもうまく行かない九十九番目の魔法使いの弟子ニッカは、とうとうたった一つの火遁の術を身に付けただけで、これもまた諸国修行の旅に、ていよく追い出されてしまった。そしてそんな二人が、今度は三十三番目のお姫様であるシェリーと出会ったことから、思いもよらない面倒に巻き込まれてしまう。それが、運命的な出会いを導き、彼らが引き返せない新たなる旅路につく時、一つの伝承が始まるのだった‥‥‥。
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N3135C
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40949文字(約82分)
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通常小説[連載完結済作品(全3部分)]
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ファンタジー
姫 ドキドキ 冒険 魔法 友情 戦士 魔法使い/魔女 異世界
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カクテル ニッカ グレン シェリー あんのん
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ニッカとグレンニッカは、じっとコップの中の水面を見つめていた。酒場の主人は、そんなみすぼらしい格好のニッカに、疑惑たっぷりの視線を注いでいた。「お客さん、注文は水だけですかい?ここは酒場なんだ、水だけなら裏の井戸へ行っとくれ!」主人の言葉が終わらない内に、ニッカは片手を主人の |