どうも、初めましてからお久しぶりまで。こんにちは、黒鉄大和です。
ついに始まりました新たな艦魂年代史シリーズ、《新艦魂年代史 〜輝く龍の絆†永遠の愛を誓いし蒼海の戦姫〜》。実に三ヶ月ぶりの艦魂年代史です。
僕の本業は元々こっちこと艦魂でしたが、様々な理由から今の今までずっとモンハンの方で全力疾走してました。
しかし今回ついに艦魂の方に戻って来れました。
艦魂よ、私は帰って来たぁッ!
しかも今作は今までの外伝とは違い、前作《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》以来七ヶ月ぶりの新シリーズ。それも黒鉄大和が挑む初めての架空戦記です。
至らない所はあるとは思いますが、よろしくお願いします。
今回は主人公艦である護衛巡洋艦『輝龍』の生誕までの流れとその性能表が書かれた作品で、本編は次回からとなっています。
さらにあとがきでは豪華新企画。艦魂年代史シリーズの懐かしきキャラ達が大集合ッ!
という訳で、これからいつまで続くかは全く不明ですが、《新艦魂年代史 〜輝く龍の絆†永遠の愛を誓いし蒼海の戦姫〜》、これからよろしくお願いします!
序章 護衛巡洋艦『輝龍』爆誕
一九四四年八月十五日、広島県の呉軍港に一隻の軍艦が姿を現した。呉海軍工廠の船渠から現れたその艦はまだ真新しい鈍い銀色の艦体を輝く夏の日差しの下に晒し、美しく輝いていた。
周りに浮かぶのは主に駆逐艦や海防艦、その他小型艇などで戦艦ほどではないが十分大きな艦体を持つその艦は周りの艦群からかなり目立っている――ただ、目立っている原因はそれだけではなかった。
その艦は今までの軍艦とは似ても似つかない奇怪な形をしていた。
艦体の三分の二を空母のような小さな飛行甲板が占め、残った三分の一の前部には重巡洋艦の主砲が二基構えられている。
まるで空母と重巡洋艦を混ぜたようなその艦は日本海軍の実験艦であると同時に、即席の航空戦力増強の一隻でもあった。
この頃、日本の空母不足はすでに致命傷となっていた。
一九四二年六月に行われた日本海軍の決戦作戦であるミッドウェー攻略作戦は作戦の要である機動部隊が参加空母全四隻沈没という大敗北で終わり、日本は主力空母の大多数を一瞬にして失ってしまった。
ミッドウェー海戦の敗北から日本海軍は空母増産計画を立てて雲龍型航空母艦全十五隻、既存艦艇の空母転用化計画などの対策が考え出されたが、悪化する戦況によってそのほとんどが幻と消えてしまった。
雲龍型空母全十五隻のうち実際建造されたのはその半分にも満たない六隻、さらに戦争終了までに完成したのはわずかに三隻に過ぎなかった。既存艦艇の空母転用化は千歳型水上機母艦二隻を軽空母へ改装、伊勢型戦艦の航空戦艦への改装など、当初の計画とはあまりにもかけ離れた小規模なものに終わっていた。
そんな中、すでに建造中の新たな巡洋艦なども空母改造化が叫ばれ、幾つかの艦が建造途中に空母へ変更された。しかし、悪化する戦況によって物資が不足し修理で手一杯という状況では新型艦への人手や資材はとても回らず、そのほとんどが計画倒れ、もしくは改造途中で建造中止などに追い込まれてしまった。
そんな中、比較的建造が進んでいた一隻の巡洋艦は空母としての建造を続けていた。しかしこれまた戦況の悪化から純粋空母にしている時間も資材も残されてはおらず、軍令部は航空戦艦となった伊勢型の経験から同艦を航空巡洋艦に変更した。その概要は主に船団護衛の為に特化した小型空母並みの航空機搭載力と巡洋艦並みの砲雷撃力を持つ事とされ、計画が二転三転したその艦は航空巡洋艦を目指して建造が急がれた。
度重なる計画変更、戦況の悪化、資材や人手の不足など絶望的な状況の中、日本を救う新たな戦力としてその巡洋艦は完成し、今日この夏の日、《護衛巡洋艦》という唯一無二の艦種に分類され、新しく大日本帝国海軍の仲間入りを果たしたのであった。
護衛巡洋艦『輝龍』。
元重巡洋艦ながら山の名前ではなく空を意識した造語で名づけられたのはこの艦の役目が巡洋艦よりも空母を優先しているからに他ならない。
改鈴谷型重巡洋艦二番艦として建造を開始した『輝龍』(この当時はまだ第三〇一号艦という名称で、重巡洋艦として完成していれば《鞍馬》という名前が名づけられる予定だった)は一番艦である『伊吹』と共に建造途中で空母へ変更され、再建造される事となった。しかし両艦共にその時にはすでに重巡洋艦としてかなり建造が進んでおり、空母へ改装するのはかなり苦労する事となった。
途中戦況の悪化から何度も建造が止まったりしながらも、二隻は軽空母を目指して建造が急がれた。
しかし軍令部は早急に空母戦力の投入を願い、建造中であった『伊吹』と『第三〇一号艦』に新たなる指示を加えた。それはすでに軽空母として十分に改装されていた『伊吹』はそのまま軽空母への建造を続け、『第三〇一号艦』は半空母半巡洋艦という奇妙な艦種への変更というものだった。これは工期短縮だけではなく『第三〇一号艦』の資材を節約し『伊吹』へ回す為でもあった。
こうして一番艦『伊吹』は軽空母への道を。
二番艦『第三〇一号艦』は特型巡洋艦(後の護衛巡洋艦)への道を歩んだのであった。
その後『第三〇一号艦』は《輝く龍のように勇ましく勇猛果敢に戦ってほしい》という願いを込めて《輝龍》と命名され、特型巡洋艦も護衛巡洋艦という唯一無二の新艦種となったのであった。
そして一九四四年八月十五日、改装を減らされて工期を短縮された『輝龍』は『伊吹』よりも先に竣工する事となった。
――護衛巡洋艦『輝龍』――
全長:二二〇メートル
全幅:二二.四メートル
飛行甲板長:一五六.五メートル
飛行甲板幅:二八.二メートル
基準排水量:一万三五〇〇トン
喫水線:六.八メートル
主缶:ロ号艦本式缶八基
機関:艦本式タービン四基四軸
機関出力:十五万二〇〇〇馬力
最大速力:三六.二ノット
航続距離:十八ノットで七八〇〇海里
乗員:一一九二名
兵装:五〇口径三年式二〇.三cm連装砲塔二基
六五口径九八式十cm連装高角砲六基(防盾付)
九六式二五mm三連装機銃二八基(露天二五基+防盾付三基)
九六式二五mm単装機銃二八挺(移動式銃座)
五式四〇mm連装機関砲一基(露天)
十二cm二八連装噴射砲八基
九〇式六一cm三連装魚雷発射管四基
搭載機:零式艦上戦闘機二四機
その他:航空機運用エレベーター一基
着水機回収クレーン一基
各種電探多数
大小照射灯多数
油圧式射出機一基
スキージャンプ甲板
同型艦:なし
戦争後期という事もあって艦を生き残らせる事、それも数少ない空母(一応空母にも分類される)という事もあって小型軽空母並みの艦載機搭載力と大型空母以上に強力な対空兵装が施された『輝龍』は戦艦とはまた違った浮かべる城であった。
護衛巡洋艦と類別された『輝龍』の主任務は船団護衛にある。当時の日本海軍は連合国に比べて輸送船の護衛に対して甘く、その結果多くの輸送船を沈められて輸送船不足に陥っていた。同時になけなしながら護衛を務める駆逐艦も長い戦争の激戦の中で激減し、もはや輸送船を守る力は日本にはほとんど残っていなかった。
そこで生まれたのが護衛巡洋艦、そして『輝龍』であった。
一隻で駆逐艦数隻分の護衛能力を持つ為に搭載機は専守防衛の為に戦闘機のみ、数個駆逐隊並みの強力な対空兵装、水上戦での強力な砲雷撃能力、早期警戒の為の最新電探など当時の日本海軍の持てる技術の全てが『輝龍』には注ぎ込まれていた。
特に米海軍ではすでに小型の護衛空母などに搭載されている油圧式射出機を日本海軍もようやく開発に成功し、『輝龍』には逸早くそれが搭載された結果短い飛行甲板でも十分に航空機の運用が可能となった。
しかし、戦況の悪化と後の特攻作戦化による空母の存在意義が落ちた事によって射出機が搭載されたのは『輝龍』だけだった。
文字通り日本海軍の技術の結晶とも言うべき『輝龍』は、失われつつあるシーレーンの確保及びそこを通る輸送船の護衛を目的に造られ、そして完成した。
日本海軍の小さくも大切な希望の光。それが護衛巡洋艦『輝龍』であった。
これはそんな護衛巡洋艦『輝龍』を舞台に、様々な艦の魂である少女達と一人の少年飛行兵が厳しい太平洋戦争という戦乱の時を戦い抜く、波乱に満ちた愛と勇気の物語である……
戦艦大和「艦魂年代史 on the radioォ〜ッ!」
挿入歌:《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》イメージソング、『flower of bravery』
大和「初めましてからお久しぶりまで、こんちにちは。本編が終わって以来すっかり皆さんの記憶から消えていた悲しき恋姫、《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》ヒロインの戦艦『大和』艦魂、大和です」
戦艦武蔵「……《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》の真のヒロイン、戦艦『武蔵』艦魂、武蔵」
大和「ほぉ、番組が始まってまだ間もないというのにいきなり宣戦布告するつもり?」
武蔵「……人気がない影薄キャラのくせに」
大和「な、何ですってぇッ!」
戦艦長門「はいそこまでにしてねぇ」
大和「長門さん……」
長門「どうもぉ、みんなの心のお姉さん。戦艦『長門』の艦魂、長門ちゃんよ〜」
戦艦伊勢「えらいご機嫌やなぁ長門ぉ〜」
長門「そりゃあ四ヶ月ぶりの登場だもの。嬉しいに決まってるじゃない」
伊勢「せやなぁ。うちもずいぶん久しぶりな気がするでぇ。おっと、自己紹介が遅れてもうたな。うちの名前は伊勢。戦艦『伊勢』の艦魂や。名前だけでも覚えとってぇな」
長門「違うでしょ伊勢。バスト・ウエスト・ヒップも覚えてもらわないと」
伊勢「アホかッ! そんな事をこないな所で言うかボケッ!」
長門「じゃあ私が言ってあげようか?」
伊勢「な、何であんたがうちのスリーサイズを知ってるんやッ!? っていうか、そのノートは何やッ!?」
長門「この前の定期健康診断で計ったじゃない。その時の記録をちょっと裏ルートで手に入れただけよぉ」
大和「な、何してるんですかあなたはッ!」
長門「うーん、大和は去年に比べて少し胸が大きくなったみたいね」
大和「なぁッ!? 乙女の秘密をそんな簡単に暴露する人がいますかッ!」
長門「ちなみに榛名のバストは――」
戦艦榛名「ちょっと待てやゴラッ! 俺のもあんのかよッ!?」
長門「そりゃそうよ。この本には黒鉄艦魂世界の全艦魂、下は補助艦から上は戦艦までの女の子のスリーサイズが記されてるのよ」
榛名「エロい意味でのデスノートかよッ!」
戦艦陸奥「……あの、お姉様。この前滝川さんが金剛さんにボコボコに竹刀で殴られていたのと関係があるのでは?」
長門「あぁ、そういえば滝川君にこのコピーを売ってあげたのよね。そしたらすぐに金剛にバレて没収。その後ボコボコにされたってボヤいてたわね」
榛名「っていうか男に売ったのかそれッ!」
長門「まさか。いくら私でも男に乙女の秘密を教えるほどバカじゃないわよ。あれは適当な数字を書いたニセモノよ。まぁ、彼ならすぐに気づいたかもしれないけどね」
陸奥「……さすが艦魂年代史最強の変態。見ただけで数値と実際のスリーサイズが違うのがわかるんですね」
大和「陸奥さん。そこは感心する所じゃないと思いますよ」
空母翔鶴「……さっきから黙って聞いていれば、一体貴様らは何をやっているのだ。これでは先に進まないではないか」
長門「翔鶴は、来年に期待ね」
翔鶴「――殺されたいのかこの万年小春日和」
長門「お姉さんが豊胸マッサージをしてあげようか?」
翔鶴「殺すッ!」
大和「ちょ、ちょっと翔鶴さんッ! 落ち着いてくださいッ!」
翔鶴「黙れッ! 私は貴様だけでなく瑞鶴にも負けておるのだぞッ! 中途半端な貴様にまな板と陰で呼ばれる私の気持ちがわかるかッ!」
榛名「……俺、なんか知らねぇけど涙出て来た」
伊勢「せ、せやなぁ。翔鶴、ファイトやでぇ〜」
陸奥「あ、あの。そろそろ本気で始めないと番組が全然進みませんよ。ほら、作者兼監督が怒鳴ってるよ」
武蔵「……黙れ下郎。貴様程度の人間がこの私に歯向かうとは笑止」
大和「ちょっと黙っててください裏切り者。死にたいんですか?」
ガコン……(←四五口径四六cm三連装砲×六基計十八門が作者に向く)
陸奥「……あぁ、作者さんが泣きながら命乞いをしてる」
大和「あんな非国民は一生地面と抱き合っていればいいんです」
武蔵「……っていうか死ね」
長門「――何でこういう時に限って見事な連携を見せるのかしらこの二人は。それ程作者君に恨みがあるのねぇ」
大和「そりゃそうですよ。艦魂を三ヶ月も放っておいてゲームの二次創作の作品に打ち込んでいた裏切り者を許すほど、私は優しくはありません」
武蔵「……私の許可もなく、勝手に極上艦魂会をやめた」
大和「まぁ、私としてはこの子が他の作者さんに迷惑を掛けてでも権力を振りかざす可能性が潰えた事だけは、評価するけど」
陸奥「……という訳で、泣き崩れる作者さんをお姉様が慰めている光景がここから見えますが、一応番組の進行の為に無視しますね」
大和「はい。では改めまして、ついに始まりました《艦魂年代史 on the radio》。この番組は作者さんのメールボックスにたくさん寄せられた私達をもう一度出してほしいという強い要望を受け、作者さんを脅迫――ではなくて説得して開始した新番組です」
伊勢「まぁ、本編の詳しい説明とかどうでもいい話とかをするだけのグダグダなラジオやけどな」
武蔵「……出番がないよりはマシ」
大和「まずは皆さんに深いお詫びをさせていただきます。うちのバカ作者が三ヶ月もの間艦魂から離れていた事、本当に申し訳ありませんでした。私達に敵対するあの作品の感想やメールボックスに艦魂復活を直訴していただいた読者の皆様、本当にありがとうございました。その一票が、私達に作者の腐った性根を叩き直す――ではなく矯正する力になりました」
陸奥「という訳で、実に三ヶ月ぶりにスタートした新たな艦魂年代史。それも本編、《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》以来、八ヶ月ぶりの新シリーズ。その名も《新艦魂年代史 〜輝く竜の絆†永遠の愛を誓いし蒼海の戦姫〜》。ついに始まりましたねお姉様」
長門「そうねぇ。作者君、今回の作品には結構入れ込んでいるみたいだし、久しぶりの傑作になるんじゃないかしら」
伊勢「しかも、作者はん初めての架空戦記やからな。苦手やとは言ってたけど、ちゃんと読者の声は忘れない所は偉いやないか」
大和「その犠牲の三ヶ月は大罪だと思いますが」
榛名「でもよ、これって架空戦記なのか? 何か大局には影響しなさそうだけど」
長門「作者君は架空戦記が苦手だって自分から公言してたものね。いざやってみようと思っても全然作戦の立案とか敵部隊の動きとかと考えれなくて、他の先生のような本格的な架空戦記は諦めたのよ。そこで思いついたのが尊敬する伊東先生の神龍編だったらしいのよね。大局には大きくは影響しない程度の架空艦を入れて、時代背景を無視しない程度の架空戦記。作者君ができる最善の策だったのよ」
大和「でもこれ、護衛巡洋艦『輝龍』って、完全に神龍のパクリじゃないですか」
長門「ほぉら、作者君に四六cm砲は向けないで。勘違いしないでほしいんだけど、この護巡『輝龍』は元々、伊東先生が神龍を書く前から作者君が唯一設定を細かく決めて作り上げた架空艦なのよ。だから、名前が被ってはいても全くの別物よ。航空巡洋艦っていうカテゴリじゃ納まらないからって護衛巡洋艦にしただけだし、輝龍っていう名前も作者が好きな某怪獣シリーズの一番好きな兵器の名前をもじったのが始まりだしね」
榛名「それにしてもよ、飛行甲板を持った巡洋艦なんて、あいつも突拍子もない艦を考えたもんだな」
翔鶴「しかも、現代空母のようなアングルドデッキではない普通の直線式飛行甲板らしいじゃないか。なぜアングルドデッキにしなかったのだ? そっちの方が有用だという事は現代空母が証明しているではないか」
大和「それはきっと、この『輝龍』が特別な艦だったから設定を変えたくなかったんですよ」
伊勢「何やそれ。どういう意味や?」
長門「この護衛巡洋艦『輝龍』は、作者君が考えた数少ない架空艦であると同時に、唯一実体を持つ艦でもあるからよ」
榛名「はぁ? どういう意味だそれ」
武蔵「……護衛巡洋艦『輝龍』は、作者が生涯で唯一プラモで製作したオリジナル艦」
陸奥「え? そ、そうなんですか?」
大和「どうやらそうみたいなんです。何でも昔の作者さんはプラモは塗装せずに作る事だけを楽しんでたみたいなんですが、今ではしっかり塗装できるくらいまで上達したそうです。その為に新しく買い直して塗装を施した艦を作っていたら、無塗装のプラモは処分するしかなかったそうなんです。その時、どうせ捨てるならと様々な艦をバラバラにして部品を集めて作ったのがこの護巡『輝龍』だそうです」
翔鶴「という事は、実際にそのプラモを公開する可能性もあるのか?」
武蔵「……現在はその予定で、より強化改造している」
大和「まったく、その情熱をもう少し私達の時に注いで欲しかったです」
榛名「まったくだぜ」
翔鶴「しかし、この『輝龍』の性能表は作者の努力を感じるな」
長門「まぁ、この設定表だけでも三日間苦闘したそうだからね。無理のない程度の性能を目指して色々な艦の性能をウィキペディアで調べては参考にして、ようやく完成したんだから」
陸奥「でも、何はともあれ新連載が始まって何よりね」
長門「そうね。あ、でもその前に読者のみんなに言っておく事があるの」
榛名「あ? 何だそれ」
長門「誤解しないで聞いて頂戴ね。この《新艦魂年代史 〜輝く竜の絆†永遠の愛を誓いし蒼海の戦姫〜》は私達の物語である《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》とは関係のない別の世界でのお話なのよ。間違わないでね」
大和「え? それってどういう意味ですか?」
長門「言葉通りの意味よ。この物語は私達の物語とは違うお話なのよ」
伊勢「何やそれ。じゃあ違う《伊勢》ってキャラが登場するって事なんか?」
長門「ううん。あなたはあなたよ。っていうか、この物語と私達の物語は平行世界。『輝龍』を取り囲む物語以外は私達の物語とほとんど変わらないわよ」
翔鶴「どういう意味だ?」
榛名「俺も全然わかんねぇんだけど」
武蔵「……《新艦魂年代史 〜輝く竜の絆†永遠の愛を誓いし蒼海の戦姫〜》と《艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜》は似て非なる世界。私達のは架空艦なんて登場しない史実の世界。こっちは架空艦『輝龍』が登場する架空戦記の世界。決して交わらない世界」
長門「でもまぁ、別に違う世界だからと言っていきなり私こと《長門》が妹キャラになるみたいな事はないわよ。キャラ設定は同じなの。つまり、もう一人の私達の世界って訳」
榛名「ややこしいなぁ……」
陸奥「頭が痛くなって来た……」
大和「じゃあ私達がこんな所でラジオなんてやってるのはマズイんじゃ……」
長門「いいのよ。このコーナーは私達の存在を読者の皆さんに思い出す、もしくは知ってもらう為のコーナーなんだから。気にしない気にしない」
伊勢「まぁ、気楽にやって行こうや」
長門「――っと、そろそろ時間ね。自由にはやって行きたいけど、一応これはラジオ番組って看板があるからね。時間だけは守らないと」
大和「そ、そうですね」
陸奥「作者さんの話によると、モンハンの方と五対五くらいの割合を目指して書いているので、更新は遅めになるそうです」
榛名「いっそやめちまえよそんな作品」
伊勢「あかんで榛名。向こうはうちらの何十倍の読者がバックにいるんや。ヘタな事言えばこっちに飛び火して来るで?」
翔鶴「まぁ、作者の好きにやればいいさ――どうせ私は死んでいるんだからな」
大和「ちょ、ちょっと翔鶴さんッ! ネタバレはダメですってばッ!」
長門「まぁ、どうせ次の話でわかる事だし気にしない気にしない」
陸奥「お姉様ったら……」
伊勢「作者はんの話やと、次回の更新は明日か明後日くらいを考えてるらしいで」
武蔵「……次回も必ず読め。これは命令」
大和「コラ武蔵ッ! 大切な読者の皆さんに何て事を言うのよッ!」
長門「まぁ、終わり良ければ全て良しって事ね」
陸奥「全然良くないよぉ〜」
大和「あぁもうッ! 私が司会の番組なのに初っ端からグダグダになっちゃったぁ〜ッ! んもう、次回こそは主導権は私が握ってみせるッ!」
武蔵「……無理だな」
大和「後で覚えておきなさいよ――では皆さん。これからどれだけ続くかはわかりませんが、新シリーズ《新艦魂年代史 〜輝く竜の絆†永遠の愛を誓いし蒼海の戦姫〜》とそのあとがきに放送されるこの《艦魂年代史 on the radio》をよろしくお願いします。ではまた次回お会いしましょうッ! さようなら〜ッ!」
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