第二話
――…どうしようかな。
私は迷っていた
あの時あの子は
「何を迷っているの?勉強、嫌いなんでしょう?」
嫌いなんだから…
でも……、学校が大好きなンだもん。
零君に、会えなくなるのが嫌。
だから――…
でも!
聞いちゃった――…
雫君が告られてるの――…
無理だよ…
やっぱ行く!
夢の世界に――…!!
☆
「あった!
昨日のサイト!クリック!」
カチャ
パアァァァ
「行くのね?
荷物…揃えて。」
「うん。」
「揃った?」
「うん、さよなら……、お母様、さよなら、雫…君。」
ふあぁぁぁぁん!
こうして
私の夢の世界での生活が始まろうとしていた――…
「貴方…名前?」
「…早苗。」
「私は、リーチェ、よろしく。夢の世界へ行く前に、少し、いいかしら?」
「は、はい?」
「もう、二度と、戻ることが出来ないとする…それでも行く?」
「行くわ!」
「早苗…、わかったわ。今、迎えの列車が来るから――…」
リーチェがそう言ってスグに、列車はやってきた。
「早苗…別れはすんだ?」
「うん。」
私が生まれた場所――…
たくさんの思い出や悲しみが詰まっている…この場所――…
「ありがとう、さよなら。」
私は、そう呟き、列車に乗った――…
「早苗、夢の世界にはね、貴方と同い年の子がいるわ。」
「へ…ぇ。
そういえば、夢の世界へWelcome!ってどういう意味?」
「Welcomeは…ようこそって意味。
まぁ、要するに、新しい未来へようこそって事…」
新しい未来か…
楽しみだな…
新しい…未来――…
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