ゲームスタート
気がつけば、俺は見知らぬ部屋にいた。
これ超おもしれぇ。なんかわくわくする。
俺は今いる部屋の奥へ行ってみた。するとそこには一人の女の人。結構かわいい。
「どうもこんにちは」
俺がそう言って会釈すると、女の人はにっこりとほほ笑んで言った。
「グリードアイランドへようこそ……あなたはもしや……ジン様では?」
「えっ、いやいや、俺ハヤトですが!?」
……なんでジン?
「……ハヤト様……登録されているお名前はジン様となっておりますが、登録内容を変更されますか?」
えっ……あ~もしかして、メモリーカードのせいか?ジンの名前で登録されてたわけ?
「名前の変更できるの?」
「はい」
「じゃあ……あ、いや、でもやっぱりいいや。うん、ジンのままで」
「それではジン様、ゲームの説明は聞かれますか?」
「お願いしま~す」
この女の人って、本物か?それともゲームのキャラクター?……う~ん……わかんねぇな。ま。いいや。
彼女の説明によると……(俺って人の話聞くの苦手だから、完璧に聞けてるわけじゃないんだけど)……クリア条件は指定アイテムを全部ゲットすること。ゲットしたアイテムはすぐにカード化するから、一分以内にバインダーに収めること。バインダーは「ブック」って唱えたら指輪から出てくる。アイテムを使いたいときはそのカードをバインダーから取り出して「ゲイン」と唱える。……他になにかあったけな~?ん~、まぁ、プレイしてたらわかってくるさ。俺はもともと、ゲームは説明書を見ずにプレイする派だから。
「それではジン様、ご健闘をお祈りしております」
いってきま~す。そう呟いて、俺は階段ををおりていった。
……すっげぇ。
階段を降りた先はどこまでも続く大草原。いや~気持ちいい。……このいや~な視線さえなかったらの話だけど。
誰が見てんだか。なんかうっとうしい。ま、いいけど。
しばらくその場にとどまってヒソカを待つ。
あ~平和だなぁ。
そういえば、このゲームってどういう仕組みなんだろ?今ここにいる俺ってなに?精神体?現実世界の俺はどうなってんだ?ん?ここってゲームの世界だよな?ん~?な~んか実感わかねぇな。まぁいいけど。
「ハヤト◇」
「うおっ!!ヒソカ!!来たんだ!!」
「来たよ◆」
なんか心臓に悪いヒソカの顔。
「思ったより早かったな」
「そうかい◇」
「あっ、俺、名前をジンで登録してるんだ。一応伝えとくね」
「ジン?◆」
「俺の友達の名前」
「へぇ◆」
ヒソカがにやりと笑んだ。
「僕も、本名は登録してないから◆」
「まじで?じゃあなんて登録してんの?」
「クロロ=ルシルフル◆」
……クロロ?なんでまた?
「クックックッ、面白いじゃないか◆」
あ、そーですか。
なんやかやでGIのスタートだ。
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